【沖縄・諸見百軒通り】牛タンの柔らか煮とスペアリブがSNSでも話題に！諸見百軒横丁に行ったら訪れたいお店『Cafe&bal Passo』

　沖縄市園田に、新たな食の穴場スポットとして盛り上がっているエリアがあります。それが、国道330号諸見里交差点の裏側にある「諸見百軒通り」。たくさんの飲食店をはしごしたり、楽しんでもらうために、若き店主たちがタッグを組んで「諸見百軒横丁」と名付けました。
　今回は、そんな新しい風が吹く諸見百軒横丁にお店を構える『Cafe&bal Passo』をご紹介します。

おいしいご飯とお酒を楽しめる小さなレストラン

　『Cafe&bal Passo』は、おいしいご飯とお酒を楽しめる小さなレストラン。友利さんご夫婦が二人三脚で営業しています。
　17歳の頃から飲食業に携わってきたという店主の友利さん。いつかは自分のお店を持ちたいという夢を抱いてきました。そして、散髪屋を営んでいた友利さんのお父さまが、現役を引退したのをきっかけに自分の店をオープンしようと決意。以前まで散髪屋として営業していた店舗をリフォームし、『Cafe&bal Passo』として営業を開始しました。

　ご夫婦で名付けた店名の『Passo』には、イタリア語で「歩み・足跡・一歩」という意味があります。お父さまから受け継いだこの場所で歩み続けるという覚悟が込められているのだそう。

カウンターとテーブルでシーンにあわせた利用もOK

　小さい頃から慣れ親しんだこの場所は、友利さんにとって“いつでも家族と一緒に居られる場所”という存在になっていたようです。
　店内には、しっぽりとお酒を楽しめるカウンター席と、ゆっくりと食事ができるテーブル席があります。

　街を盛り上げる諸見百軒横丁の取り組みによって飲食店をはしごする人が増えたということもあり、バー利用で立ち寄るお客さまも多いのだそう。レストランではありますが、軽く飲みたいな…というサク飲みを楽しみたい方も歓迎しています。

超絶品!同店自慢の２品は必ず頼んで

▲牛タンの柔らか煮

　常連のお客さまから絶大な人気を誇るメニューがあります。
　それが、“牛タンの柔らか煮”と“スペアリブ”。オープン当時は、メニュー表が無く、店内の壁にメニューが貼ってあったそう。

　「当初はメニュー表を作らずに、壁に貼っていて。自分がその料理を作るのに飽きたと感じたら、剥がして消していたんです。でも、常連さんたちからこの２つのメニューだけは残してほしいと言われて、今ではレギュラーメニューになっていますね。」とにこやかな笑顔で話す友利さん。SNSで話題となっていることもあり、初めて来店するお客さまも必ずオーダーするほどの人気なのだそうです。

▲スペアリブ

　牛タンのやわらか煮は、じっくりと何時間もかけてトロトロになるまで煮込んでいるため、一口食べればホロッととろけるほどの柔らかさ。
　スペアリブも骨からスルッとほどけるほど柔らかく調理されていて、ジューシーな味わいが自慢です。
　 　 　

　黒板メニューは要チェック。期間限定のメニューや友利さんの気まぐれメニューに出会えるかもしれません。

　お酒に合うせんべろメニューもたくさんあり、おいしいお酒と絶品料理で心もお腹も大満足になること間違いなしです。
　

オードブルのテイクアウト・ケータリングも

　オードブルのテイクアウトやケータリングもおこなっています。
　料金は２～３人前3,500円からとリーズナブル。家族の集まりや会社の催しでの利用にもおすすめです。アレルギーがある場合などは相談次第でメニューを変更してくれるのだそう。気になる方は、お店にお問い合わせをしてみてくださいね。

おいしいお酒と料理で、たのしいひと時を

　オープンして４年目となる同店。
　「開店当初は、料理の音でお客さまの声にも気づけなかったです。今では、お客さまとのコミュニケーションを通じて、周りに目を向けることが出来るようになりました。」と友利さん。

　お店とともに友利さんご自身も、日々成長を続けているようです。

　沖縄市百軒通りに訪れた際には、諸見百軒横丁にある『Cafe&bal Passo』へ訪れてみてください。おいしいお酒と料理で、たのしいひと時を過ごせるお店です。