【沖縄・那覇】国籍ごちゃ混ぜミックスの“無国籍”料理!?『MéliMélo Café』の料理にあなたもハマっちゃう!
※2024年11月現在「MéliMélo Café」は沖縄県那覇市三原1-14-3から長野県千曲市若宮1305-215に移転しています。
こちらの記事は移転前の情報を元に作成を行っております。
近年人気の多国籍料理ならぬ“無国籍料理”を楽しめるお店がオープンしたと聞いて、さっそく伺ってきました!那覇市三原に2018年10月23日にオープンした『MéliMélo Café』(メリメロカフェ)です。
日本語で“ごちゃ混ぜ”、沖縄では“チャンプルー”という意味であるフランス語の“MéliMélo”の通りに、さまざまな国の調理方法やスパイスを組み合わせた料理を味わうことができます。
「今まで食べたことのないような、不思議な料理を食べていただけますよ。」と話すオーナーの奥さま・ミキさんに、詳しいお話をお聞きしました。
無国籍料理を生み出すシェフ・Kamさん
『MéliMélo Café』の料理のルーツは、同店のシェフであるKamさんの生い立ちまで遡ります。香港で生まれたKamさんは、幼少期にカナダのモントリオールへ引っ越しました。
「フランス語圏なのでフランス語は自然に話せるようになりましたし、両親が香港人なので広東語も話します。英語も使いますし、現在は日本に住んでいるので日本語も話せます。僕自身、さまざまな言語の“メリメロ”ですね(笑)。」とKamさん。
モントリオールはほかの国からの移民が多いため、さまざまな国の現地さながらの本格的な料理を食べていたのだとか。そのような背景から、それぞれの国の味付けやスパイスの良さを掛け合わせて、よりおいしいものを提供したいという想いを抱いたそうです。
未知の味に出会える!?
さまざまな国の料理の良いところを取り入れた『MéliMélo Café』では、普通のカフェメニューにもちょっと変わったスパイスをプラスすることで、独自の一皿を作り出しています。ヨーロッパやアジアなど世界各国の本格スパイスを取り扱っているので、Kamさんの手にかかるとそれらのスパイスがうまく調和して新しい味が生み出されるのだとか。
「今まで味わったことのない料理に出会えると思います!“このスパイスって、この料理との相性が良いのか!”という新たな発見もありますよ。」とミキさんは言います。
そんな同店の看板メニューは、鶏スープをベースにした“まぜ麺”(780円)。さまざまなスパイスやドライベジタブルなどがミックスされており、ぐるぐるとかき混ぜていただきます。不思議な組み合わせに虜になる人が続出なのだそうです!
夜はお酒に合うメニューが登場!
パスタやカレーなどを食べられるランチタイムが終わり、日替わりタルトなどとお茶を楽しめるティータイムが終わると、お酒が飲めるTipsy(ほろ酔い) Timeが18:00からスタート。もともと寿司職人だったとは思えないほど、おつまみメニューも得意なKamさん。カルパッチョやアクアパッツァなどの魚介類のメニューは、沖縄で獲れた魚を使っているそうです。なんと、シメに嬉しいお茶漬けもあるのだとか。
「どんなに酔っぱらっていても、他のお客さまに迷惑を掛けなければ大丈夫です!二軒目でも三軒目でもいらしてください。」とミキさん。あたたかく迎えてくれるので、お酒がもっと楽しくなりそうですね。
自分たちの“好き”を形に
『MéliMélo Café』は、お二人の“好き”や“やりたい”を形にしたお店とも言えます。内装も自分たちで作り上げており、ペンキ塗りや黒板アートも自作。
「壁のペンキはKamが塗ったもので、グラデーションを意識して塗りました!この壁はとても好評で、たくさんのお客さまに“良いね”と言っていただいています。作り上げたものを評価していただけるのは嬉しいですね!」
バランスや相性を考え抜かれて作られた“メリメロ”な料理を、落ち着いたおしゃれな雰囲気の中で味わえる『MéliMélo Café』。ゆったりと過ごしたり、お喋りをしたり、思いのままに過ごすことができます。
あなたも『MéliMélo Café』で、自分なりの過ごし方を見つけてみてはいかがでしょうか。