【大阪・天満】大阪名物キャベツ焼きのバル『キャベツ食堂』がオープン！女性に人気の新店！

※現在は閉業しています（2020年6月）

　大阪人なら誰でも知っているであろうキャベツ焼き。現在、キャベツ焼きを扱うお店は難波や鶴橋などを中心にどんどん増えてきています。もはや関西の顔のひとつといっても過言ではありません。
　今回は、そんなキャベツ焼きの専門店『キャベツ焼』を展開する”株式会社キャベツ焼”の新店『キャベツ食堂』が、天満にオープンしたのでうかがってきました！

『キャベツ焼』初のイートイン、おしゃれなバルのような空間

　キャベツ焼きとは、モチモチの生地にキャベツをのせて、天かすや卵などをトッピングした洋食焼きです。140円ほどと、安いけれどボリュームのある昔ながらの食べ物で、ご年配の方たちはきっと懐かしく感じる一品ではないでしょうか。
　お手頃な値段なので学生や若者にも大人気。また、低カロリーで女性の方にも人気の商品です。

　今までの店舗は店頭販売のみだったそうですが、今回オープンした『キャベツ食堂』では、初のイートイン形式です。店内は1階がカウンター、2階が15席ほどのテーブル中心のスペースとなっていて、オシャレなバルのような空間となっています。

　ランチもやっており、メニューは現在5種類。どれもキャベツがふんだんに使われているため、ヘルシーで健康にも良さそうです。しかも500～1,000円ほどとどれも安く、男性の私でも満足するボリュームでした。
　さらに生ビールとキャベツ焼きで500円という嬉しいセットも。キャベツ焼きはお好み焼きの味わいに近いので、ビールとの相性もバツグンです。

　そんなキャベツ焼きの新店『キャベツ食堂』、なぜイートインのある店舗をオープンしたのか。社長の山本さんにお話をおうかがいしました！

――『キャベツ食堂』のオープンおめでとうございます！今回初となるイートインのお店だそうですが、何かきっかけがあったのでしょうか？

「ありがとうございます！実は、天満という街にそもそも縁があります。JR天満駅を出てすぐのところで、13年間キャベツ焼きの店舗を営業していたんです。商店街の通りだったので、地元の方や観光で来られる方からもとても愛されていました。
　三年前にその店舗は閉めることになってしまいましたが、それ以来、天満という場所にも人にも愛してもらっていたので、もう一度この場所でやりたいとずっと物件を探していたんです。そしたら、ようやくこの場所が空いたのですぐに物件を押さえました（笑）」

―――天満にもともと所縁があったんですね。今回は初となるイートイン形式の店舗ですが、どういったお店になりますか？

　「『キャベツ焼』としては店頭販売しかしてこなかったんですけど、社員たちから新しいことに挑戦したいという声もあり、今回のような形でお店を作ることになりました。実はこれ、内装のデザインを社員が2ヶ月かけて考え、ほとんど手作りで進めていったものなんです。流行りのDIYってやつですね（笑）
　お店としては、キャベツ焼きを楽しめるのはもちろん、カクテルやワインなどのお酒も揃えているのでバル的な使い方をしてもらうのもいいかなと思います。綺麗なデザインだし、ヘルシーなメニューが多いので女子会なんかにはピッタリかと！
　1階はカウンターがメインですが、2階には15席ほどのスペースがあるので貸切やイベントで使うこともできます。お客さまの予算に合わせてコースを用意するのも可能なので、好きな使い方をしてもらえたらと思っています。」

　懐かしのキャベツ焼きはもちろん、一緒にお酒を楽しむバルのような使い方をしたり、イベントスペースとして活用したり、貸切でコースを用意してもらったりなど、さまざまな楽しみ方が可能な『キャベツ食堂』。

　ヘルシーなメニューに、マニアックなワインもあったりとお酒も豊富なので、女性を中心に早くも人気を集めています。天満駅からすぐ、大阪駅からも少し歩けば到着するアクセスの良さ。
　大阪名物のキャベツ焼きを、ちょっとオシャレに堪能してみてはいかがでしょう？

■文、写真・白川 烈