【東京・浅草橋】地域と世界をつなぐ！愛されカフェバー『Little Japan』で異文化交流を楽しもう！

　浅草橋駅から徒歩5分。ガラス張りのお洒落なお店が2018年5月24日にオープンしました。ゲストハウスが併設されたカフェバー『Little Japan』です。ゲストハウスには海外からのお客さまも多く、地域の方たちとの交流の場として連日賑わっています。毎日来店される常連さんもいるほどの愛されカフェバー『Little Japan』。その魅力について、店長の櫻井さんにお話を伺いました。

“地域と世界をつなぐ”をコンセプトに立ち上げ！

　同店の運営元の社長は過去に行政に携わっていた経験をお持ちで、地方の過疎化や空き家問題などに関心があったそうです。しかし、思うように動けない現実にもどかしさを感じ、自ら行動を起こすべく会社を立ち上げました。その事業の一環として、今回空き家となっていた物件をリフォームし『Little Japan』をオープンしたのです。

　内装は、仲間で作り上げたこだわり仕様。 手伝ってくれた仲間の数は、総勢300名以上です。「自分たちでやりたい！」というわがままを聞いてくれたプロの業者さんとは、今ではすっかり友人に。ゲストハウスのベッドも一緒に手作りで完成させたそうです。木の温もりを感じられる、お洒落な空間ですね。

元気いっぱいのスタッフがお出迎え

　まず店内へ入ると「いらっしゃいませ！」という元気な声と共に、スタッフが笑顔でお出迎えしてくれます。同店はスタッフの“人間力”が最大の売り。お客さま同士はもちろん、スタッフとの交流も楽しみながら美味しいお酒や食事を味わえるのです。そんな温かい雰囲気がやみつきとなり、リピーターがとても多いそうです。
　ゲストハウスを利用するお客さまは、台湾や韓国などのアジア系、そのほかヨーロッパ系やオーストラリア系など、世界各国から訪れています。海外のお客さまが多い同店では、言語でのコミュニケーションも大切なおもてなしのひとつです。スタッフは全員英語が話せて、中には中国語や韓国語、スペイン語まで話せる方もいるそうです。スタッフもお客さまも一緒になって、素敵な時間が過ごせますね。

人とのつながりが温かい

　毎日来られる常連さんもいるほど地域から愛されている同店。その中にはスタッフの体調を気遣いご飯を作って持ってきてくれる“お母さん的存在”の方もいるのだとか。「常連さんが来てくれる、その毎日が嬉しいんです。“ここは温かい風が流れてるね”って言ってもらたことがあって、それもスタッフが一生懸命働いてくれるからこそですよね。」と櫻井さん。お客さまの顔をきちんと覚えて名前で呼ぶなどの同店ならではのおもてなしが、人気店へと成長させたのです。

赤ワインでじっくり煮込んだカレー

　同店のおすすめメニューは、赤ワインでじっくり煮込んだ“カレーライス”です。開店当時から、変わらぬ人気を誇る看板メニューです。また、管理栄養士の資格を持ったスタッフによるワンプレートランチも人気です。そのほか、季節に合わせた料理も提供しており、いつ訪れても楽しめるラインナップとなっています。

　そして、お客さまに好評の日本酒は47都道府県からさまざまな種類を取り揃えています。日本酒の飲み放題は2,000円と格安なので、ぜひ料理と一緒に楽しんでみてください。

「ただいま！」と帰りたくなる空間

　「お越しくださった皆さまが温かい気持ちになれるカフェです。初めての方でも、家族や友達のようにお迎えできるカフェですので、いつでも“ただいま”って気持ちで来ていただけると嬉しいです。」と櫻井さん。スタッフたちは、飲食店の経営は未経験の方がほとんどです。ある意味では色が出る部分もあるし、一方では未経験だから難しいことも多々あると言います。「知ってることならば一歩まっすぐに進めることも、知らないから三歩かかって違う方向に進んでみたら、結果それがうまくいくこともある。毎日が面白いです。」とのこと。そんなスタッフたちのチャレンジ精神と、人間力が『Little Japan』を支えています。海外からのお客さまとの交流を通して、地域のつながりを生んでいる同店で、新しい出会いと美味しい食事やお酒を楽しんでみてはいかがでしょうか。