開店情報

【東京・巣鴨】台湾仕込みの餡とふわふわ生地の肉まんがおいしいテイクアウト肉まん専門店『ブタまんズ』

 JR山手線・巣鴨駅から徒歩6分のところに、おいしい香りがふわりとただよう豚まんのお店があります。それが、2019年10月にオープンした『ブタまんズ』。肉まん好きのオーナー・高井さんが台湾のお店を食べ歩き、研究を重ねて完成した肉まんが自慢です。

 ジューシーな肉餡と、しっとりふわふわ感がたまらない『ブタまんズ』の肉まん。台湾出身のお客さまをも唸らせる、本場のおいしさの秘密に迫りました。

路地裏にあるテイクアウト肉まん専門店『ブタまんズ』

 テイクアウト肉まん専門店『ブタまんズ』は、巣鴨地蔵通り商店街から路地裏に入ったところにあります。ブタのヒーローが描かれた、黄色ののれんがかわいいですね。

「幼稚園の年長から小学3年生までくらいかな?子どものころ、中国に住んでたことがあって。昔から触れてきた中国の蒸しパン文化が、ずっと心に残っていたんです。」

 そんな高井オーナーは、幼いころから肉まんが大好き。そんな肉まん好きが高じてオープンしたお店が、『ブタまんズ』です。「肉まんで日本を、世界を元気にしたい」との情熱を胸に、毎日コツコツと仕込みをしています。

 「このブタさんたちは、僕が自分で描いたんですよ。最初は落書きからはじまって。デザイン関係の仕事をしていたとかではまったくないです(笑)。絵は好きですけどね。」

 高井オーナーにとって肉まんは、食べるたびに元気をくれるヒーローのような存在。ブタのヒーローをお店のマスコットにしたのも、そんな理由があるからだそうです。

肉まんの発祥地「台湾の味」にこだわるワケ

 高井オーナーは『ブタまんズ』をオープンする前、台湾でいろいろなお店の肉まんを食べ歩き、味の研究を重ねてきました。

 「肉まんって、地域によって生地が違ったり、餡も醤油ベースだったり味噌ベースだったりするんですよ。その中でも、台湾は肉まんの発祥地と言われてて。僕が食べた中では、台湾の肉まんが一番おいしかったですね。」

 そうして完成した『ブタまんズ』の肉まんは、台湾の味にとことんこだわった自信作。コシのある生地で、一つひとつ心をこめて餡を包みます。台湾出身のお客さまにも、「昔を思い出すよ」とうれしい言葉をいただけるのだとか。


▲油葱

 「肉まんはコンビニでも気軽に食べられますけど、台湾出身の方だと“あまり好みじゃない”って言う人が多くて。日本の肉まんには、たけのことか玉ねぎとか、野菜が多く入るんですよね。でも中国や台湾の人にとっては、肉まんといえば肉がメインなんです。」

 『ブタまんズ』の肉まんには、台湾から取り寄せた「油葱」が使われています。油葱とは、ネギを加工した食品。麺にトッピングするなどして食べる、エスニック料理ではおなじみの食材なのだとか。日本にも油葱はありますが、味や香り、作り方などが本場の油葱とは異なるそうですよ。

生地にも餡にもこだわりアリ!ほかほかの『ブタまんズ』の絶品豚まん


▲豚まん

 『ブタまんズ』の看板メニューは、こちらの“豚まん”(190円)です。ジューシーな豚バラ肉、味のアクセントとなる塩麴、油葱を混ぜ込んだ餡をふんわり包んでいます。

 お肉は指定農場で育てた国産豚肉なので、臭みがなく、透き通った肉汁には旨味がたっぷり。生地は、きめ細かくもっちりとした食感になっています。塩分と甘さを抑えたやさしい味なので、毎日でも食べられるおいしさです。


▲まんとう

 “まんとう”(100円)は、中身の入っていない中華蒸しパンです。中国では主食として食べられており、好きなおかずと一緒にいろいろな楽しみ方ができます。

 「そのまま食べても、フライパンで焼いてもおいしいですよ。チーズを挟んでもいいし、ジャムやピーナツバターをつけておやつ感覚で食べるのもおすすめです。」

 特殊な製法で気泡の発生を抑えた、きめ細かいふわふわの食感をお楽しみください。


▲黒ごまあんまん

 もうひとつの人気メニューが、“黒ごまあんまん”(170円)。からだに優しい黒ごまの風味に、ほっと癒やされますよ。老舗のあんこ屋さんから仕入れた甘さ控えめのあんこを使っているので、甘いものが苦手な方にもぜひ食べてほしい一品です。

 そのほか、デリバリーアプリ限定でカレー豚まんと香味豚まんがあります。

台湾ビールを片手に、蒸したての肉まんにかぶりつこう!

 『ブタまんズ』では肉まんのほかに、無添加オーガニックのレモンソーダやオレンジソーダなどのおしゃれなドリンクも提供しています。

 「僕、ビールを片手に肉まんを食べるのが好きなんです(笑)。台湾ビールや青島ビールも用意しているので、ぜひ肉まんと一緒に楽しんでいただけたらなと。」と、高井オーナー。

 お酒を飲みながら食べたり、食べ歩きをしたりするような、気軽な肉まん。それが、開業当時に思い描いていたイメージだそうです。

 「今はテイクアウトのほかに配送もやっていますが、今後はケータリングとか移動販売とか、ほかにもいろいろ展開していけたらうれしいです。」

 「肉まんは世界を救う」。そんなキャッチコピーが光る『ブタまんズ』は今日も巣鴨の街角で、あつあつの肉まんを蒸してお客さまを待っています。

店舗名 ブタまんズ
住所 東京都豊島区巣鴨3-17-13 カナールメゾン1F
電話番号 03-5961-1383
アクセス 都営三田線・巣鴨駅 A3出口から徒歩4分、JR山手線・巣鴨駅から徒歩6分
営業時間 8:00~20:00 ※売り切れ次第終了
定休日 不定休
ホームページ https://r.goope.jp/butamans
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