開店情報

【東京・赤羽】値段以上の味わいに驚き!味の追求に余念のない店主が営む『赤羽らーめん粋』

 “らーめん1杯500円”と、今どき珍しい安さの『赤羽らーめん粋』。しかし、本当に驚くのは、そのラーメンを食べた瞬間です!しっかりした旨味が広がるスープ、柔らかいチャーシュー…、価格以上の美味しさに“本当にこの値段でいいの?”と感じてしまうほど。さらに、麺の太さや茹で具合、味の濃淡、油の量を選べ、自分好みの一杯が堪能できます。味の追求に余念がない店主の中村さんに、“らーめん1杯”に込めた想いを伺ってきました。

念願だったご自身のラーメン店

 JR赤羽駅からおよそ徒歩5分の場所に佇む『赤羽らーめん粋』は、店主の中村さんが開店したお店です。中村さんは、もともと運送の仕事で日本全国をトラックで周っており、仕事の合間で各地のラーメン店に立ち寄るのが楽しみの一つだったそうです。そんな生活を続けるうちに“自分でラーメン店を開きたい”との想いが募り、18年前、ついにラーメンの世界に飛び込むことを決めました。都内を中心に店舗を広げていた人気店で腕を磨き、フランチャイズ契約での店長も経験しました。そして、念願だった独立を果たし、2017年6月、自分自身の初めてのお店となる『赤羽らーめん粋』をオープンさせたのです。

値段以上の価値がある一杯

 「値段以上の価値がある!」これは、同店を訪れたお客様が口々に言う言葉です。“豚骨しょう油らーめん”は、なんと1杯500円。このご時世にはあまり見かけないほどの良心的な価格です。しかし安いからといって侮るなかれ、スープは数種類のガラを長時間じっくり煮込んで作った特製出汁に、旨味の効いた醤油タレを合わせた、濃厚な味わいです。麺は、食べ応え十分の太麺と、スープによく絡む細麺の2種類から、好みのものを選べます。さらに、茹で方も“バリカタ・硬め・柔らかめ”と調整が可能。醤油タレの味の濃淡、鶏油の量もリクエストできます。また、チャーシュー・のり・ほうれん草の具材がしっかり乗っているのも嬉しいところ。500円とは思えない上質な味わいとサービスに脱帽です。

 1番人気の商品は“ネギチャーシューメン(830円)”です。少しピリ辛に味付けしたネギと、分厚いチャーシューが4枚も乗った、インパクト抜群のこちらの一杯。チャーシューは、煮豚と焼豚の2種類を用意しています。どちらか片方を4枚でもいいですし、2枚ずつのミックスも注文できますよ。

 お店では、塩ベースと味噌ベースの豚骨ラーメンも提供しています。“豚骨塩らーめん(680円)”は、バリカタの細麺がおすすめ。しょう油よりもあっさりとシンプルな印象の豚骨塩のスープは、細麺との相性が良く、少し硬めの歯ごたえを残したバリカタの茹で方が一押しだといいます。また、まろやかなコクを楽しめる“豚骨味噌らーめん(580円)”は、味のメリハリがあるネギやコーンをトッピングしても美味しくいただけますよ。このほか、つけ麺やミニ丼、餃子など、豊富な品揃えにも注目です。

“らーめん”に込めた店主の想い

 中村店主は「安いからと言って、それなりのラーメンは絶対に提供したくないんです。やっぱり値段に関係なく、お客様を満足させる“美味しさ”を求めて、常に研究を欠かしません。」と話します。提供している値段は安くても、仕入れている食材の品質は落とさないのが、中村店主のこだわりです。さらに、一杯をより美味しくするため、新しい食材や調理法を積極的にチャレンジしています。ここ数ヶ月の間でもスープの炊き方に手を加えたのだとか。では、このコストパフォーマンスはどのように実現しているのか、その裏側には運営面での企業努力があります。特に同店では広告宣伝に一切に費用をかけていないといいます。運営面で抑えた費用を商品の値段に反映することで他店よりも低い価格が実現でき、味の品質を常に高めているため常連さんが増えていく…飲食業界における好循環の実例とも言えそうですね。

締めの一杯も同店でどうぞ!

 魅力的な飲み屋街のある、赤羽。遅くまで飲んだ後に立ち寄る方も多いため、同店は深夜2時半まで営業しています。店内でもお酒を提供していて、生ビール(280円)やハイボール(200円)をお手頃な値段で楽しめます。
 “お客様に満足してほしい”の気持ちで真心込めて一杯のラーメンを仕上げている中村店主のお店『赤羽らーめん粋』。皆さんも、お値段以上の美味しさを求めて、同店を訪れてみてはいかがでしょうか。

店舗名 赤羽らーめん粋
住所 〒115-0045 東京都北区赤羽2-13-2
電話番号 03-5249-3677
アクセス 赤羽駅から徒歩5~6分
営業時間 11:00~翌2:30
定休日 無休
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