【東京・大塚】シンプルに美味しいと感じる食べ方を提案『Restaurant Bar Smith（レストランバー スミス）』で素敵な時間を

　大塚駅から徒歩５分ほどの場所にオープンした『Restaurant Bar Smith（レストランバー スミス）』をご紹介します。こちらのお店は、素材の良さを活かしたシンプルな味わいのイタリアンを提供しています。落ち着いた雰囲気の大人のための空間は、親しい方との大切な時間をゆったりと過ごすのに最適です。コンセプトの設定やメニュー開発から携わってきた菊池さんに、同店の強みやこだわりを伺いました。

シンプルに“美味しい”と感じる料理を

　『Restaurant Bar Smith』は、2018年５月にオープンしたイタリア料理とワインが楽しめるお店です。店名のSmithとは、欧米ではよくある親しみやすい名前で、さらに職人が海外で名乗る際に使われることが多いのだとか。たくさんの方に親しんで欲しいとの願いと調理の職人技の意味を込めて、この店名にしたといいます。

　今回お話を伺った菊池さんは、これまでも飲食業で経験を積んできた方です。菊池さんがイタリアンを選んだのには理由があります。それは、見た目の美しさや複雑で繊細な味わいよりも、食通でもそうでなくても誰が食べても素直に“美味しい”と喜んでもらえる料理を作りたいとの想いからでした。以前働いていたお店での巡り合いにより、出店のチャンスを掴んだ菊池さん。内装づくりやコンセプト・価格帯の設定など、初めての経験に戸惑いつつも、同時にやり甲斐を感じながら、開店までの忙しい日々を過ごしたそうです。

良質なトリュフは絶対に食べる価値あり

　料理に対する想いと同様に、お店づくりでも“シンプルに美味しい”がキーワードになっています。お客様が来店してまず目にするメニュー表も、料理名だけでどんな料理なのか想像できるよう、わかりやすさを第一に作りあげました。そして肝心の料理も、良質な食材を仕入れ、その良さが際立つシンプルな調理法で仕上げているといいます。例えば、お肉は塩コショウで焼き上げ、ソースはあえて付けません。イタリア料理のスキルを基本に、一つ一つの素材に合わせて柔軟に最適の調理法を見つけていく様は、まさに“プロ”の成せる技です。

　おすすめは、トリュフを使用した料理とのこと。高級食材のトリュフをリーズナブルな価格で食べられるのが魅力です。お店では、本場イタリアで現地のバイヤーが買い付けた良質のトリュフを仕入れているそう。“トリュフ香るマグロとハーブムースのブルスケッタ”や“トリュフと生ハムシーザーサラダ”など、前菜やサラダでも、この高級なトリュフを楽しめるのが嬉しいですね。

会話をヒントに最適なワインを

　同店はワインリストも充実しています。1904年にぶどう栽培農家の協同組合として設立した北イタリアにあるメッツァコロナ社の“アンテッラ ピノ・ノワール”や、樽の使い分けや葡萄の状態などを徹底的に研究しクオリティを年々あげるために余念がないテッレ デル バローロの“ピエモンテ バルベラ”といったイタリア産ワインが勢揃い。個性豊かな味わいのワインリストは、どれにしようか迷ってしまうほどです。
　「ワインリストは表記をシンプルにした分、お客様との会話の中で、その方の好みに適したワインをご提案できるよう心がけています。値段だけで注文して、もし好みに合わないものが出てきたら、ワインそのものも嫌いになってしまいますよね。ですから、会話させていただくことが大切だと考えています。」

大人の空間はデートにも普段使いにも

　間接照明や装飾…どこを眺めても洗練された雰囲気が漂う店内は、30〜50代ほどの大人の方もゆったりと過ごせると評判です。下町情緒溢れる大塚では珍しい落ち着いた印象で、デートや記念日にも重宝されているそうです。
　「大塚にあまりない雰囲気なので敷居が高いと嫌厭されてしまう時がありますが、パスタ一皿だけのお食事でも大歓迎です。まずは気軽に足を運んでいただいて、雰囲気を楽しみながら美味しいものを食べて素敵な時間を過ごしていただけたら嬉しいです。」と菊池さん。
　食材の良さを引き立てる“シンプルに美味しいイタリアン”を堪能できる『Restaurant Bar Smith』へ、皆さんも是非足を運んでみてはいかがでしょうか。