開店情報

【東京・月島】レトロ空間でいただく絶品の焼き鳥と有機野菜『Vegi&bird』

 下町情緒溢れる東京・月島で今年7月に開店したお店が、今回紹介する『Vegi&bird(ベジアンドバード)』です。こちらのお店では、備長炭で香ばしく焼き上げる絶品の焼き鳥と、有機野菜を使った料理を楽しむことができます。居心地のいい空間でいただく上質な料理は、家族や友人など大切な人との特別な時間に彩りを添えてくれます。今回は、オーナーの皆越さんにお店のこだわりやおすすめのメニューなどを伺ってきました。

レトロな雰囲気のお店

 月島駅から歩いて4分ほど、レトロな雰囲気漂う路地裏に佇むお店が『Vegi&bird』です。一見すると民家のような外観が特徴的なこちらのお店は、建築年数が60年ほど経つ古民家をリノベーションして作られました。必要な部分は補強工事をしながら、壁などは当時のものを活用し“古き良き”雰囲気を演出しています。

備長炭で焼く“大山どり”

 お店の自慢は、備長炭で焼く“焼き鳥”と安心安全の“有機野菜”だといいます。焼き鳥は、鳥取県の“大山どり”を使用しています。大山山麓で綺麗な空気と地下天然水を与えられて育つこの鶏は、脂乗りのバランスがよくジューシーで旨味の強いのが特徴だそう。お店のおすすめは、“血肝”と“つなぎ”です。“血肝”とはレバーのことで、新鮮なものを備長炭で焼く、絶妙な焼き加減が旨さの秘訣です。また、“つなぎ”は心臓と肝臓を繋いでいる大動脈で、8羽さばいても焼き鳥1本分しか取ることができない貴重な部位。コリコリといた食感が楽しい一品です。

こだわりの有機野菜

 店自慢の有機野菜は、有機農園モアークから仕入れています。こちらの農園では、化学肥料を一切使わず、草を枯らして作る天然の堆肥で野菜を育てているそうです。野菜本来の力強い味わいを感じて欲しいと、同店ではサラダや炭火焼きにして提供しています。体に優しい有機野菜は、女性やお子さまにもおすすめです。

 この他、同店では季節に応じて旬の食材を使ったメニューを週替わりで提供しています。取材したこの日は、高知県産の戻り鰹の藁焼きがメニューに載っていました。焼き鳥だけでなく、旬の野菜や魚介類も楽しめるのが同店の魅力の一つですね。また、これから寒くなる時期には、“大山どりの水炊き”がメニューに加わるそうです。今後はイノシシやきじ、ダチョウを使ったジビエ料理の新メニューも考えているのだとか。季節の料理や新しいメニューにも注目したいですね。

好みのお酒をお供に

 有機野菜が看板の同店は、女性客の姿も多く、お酒もワインが人気だといいます。スパークリングや赤ワイン、白ワイン…いずれのワインも多彩なラインナップが並んでいます。メニューにない“隠しワイン”も時には提供してくれるそうなので、店員さんに声をかけてみてくださいね。また、お店では日本酒の銘柄にもこだわっているそうです。この時期は、全国の蔵元から仕入れた“ひやおろし”がおすすめです。長野県・諏訪の“真澄”や栃木県・佐野の“開華”などを味わうことができます。この他、ビールやサワー、焼酎、ウイスキーなども一通り揃っているので、好みのお酒をお供に焼き鳥や有機野菜をいただくことができますよ。

“古民家利用し全国へ”

 皆越オーナーは、以前には門前仲町の焼き鳥店で修行していたこともあり、独立するなら“焼き鳥”を看板にしたお店にしたいとの構想があったといいます。前職を辞めてから開店までの期間が短かったので開店当初は不安もあったそうですが、今ではお店の常連さんも増え、大宮・名古屋・神戸と立て続けに新店舗の拡大も決まるなど、軌道に乗っています。今後は、全国にある古民家をリノベーションし、店舗を増やしていくことが目標だといいます。皆越オーナーは「有機野菜と大山どりを使い、本格的な調理で提供しています。ご夫婦やご家族など目的に合わせてさまざまに楽しんでいただければ嬉しいです。」と話してくださいました。

 家にいるように居心地のいい空間で、ゆったりと美味しい料理とお酒を楽しむことができる『Vegi&bird』。皆さんも大切な方と一緒に訪れてみてはいかがでしょうか。

店舗名 Vegi&bird(ベジアンドバード)
住所 〒104-0052 東京都中央区月島3-15-11
電話番号 03-5534-8329
アクセス 都営大江戸線月島駅から徒歩4分
営業時間 16:30~2330(L.O.22:30)
定休日 日曜日
ホームページ https://tabelog.com/tokyo/A1313/A131302/13185708/
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