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愛知

【愛知・名古屋】日本酒好き必見の『和み処 新栄 福や』手づくりおばんざいに愛情をこめておもてなし!

 名古屋市中区に、知る人ぞ知る隠れ家居酒屋があります。その名も、『和み処 新栄 福や』。大将がセレクトした30種類もの日本酒と、心をこめてつくるおばんざいが自慢のお店です。

 店内は純和風かと思いきや、さりげなく洋のインテリアが取り入れられた大人の空間。“牛ホルモンのトマト煮 バゲット添え”など、心をくすぐる洋風メニューもいただけます。

 ひとり晩酌、パーティー、会食…お客さまにさまざまなシーンで選ばれる同店の魅力に迫りました。

商売人のお祖父さまの背中にあこがれて

 地下鉄東山線・新栄町駅から徒歩7分。『和み処 新栄 福や』は、名古屋製菓専門学校の近くのビルにお店をかまえています。竹飾りがしつらえられた階段をのぼって、さっそく2階へお邪魔しましょう。

 「いらっしゃい!」明るく出迎えてくれたのは、代表の松本さん。『新栄 福や』をオープンする以前は、東区の藤が丘で20年ほど喫茶店を営んでいました。

 根っからの商売人だったお祖父さまの姿を見て育ち、いつしか“自分も商売人として生きていきたい”とあこがれるようになったそうです。

 「喫茶店は家族でやってたんやけど、歳をとって引退したい人もでてきたのでそろそろ閉めようかと思って。さて、これからどうするかなって考えたときに、喫茶店の前に飲み屋さんをやってたのを思い出してさ。そういえば僕、飲み屋さんのほうが好きやったなって。」

 『福や』という店名は、お祖父さまの名前から一文字取って名づけたのだとか。商売人として成功していたお祖父さまにあやかり、みんなに愛されるお店をつくっていこう。そんな決意が感じられます。

和の雰囲気の中に洋を取り入れ、趣ある空間に

 家賃や広さなど、こだわりを持って物件を探していた松本さん。ある日めぐり合ったのがこちらの店舗でした。一枚板の立派なカウンターが、とても気に入ったそうですよ。

 カウンター席は全部で8席。鍋がコトコト、包丁がトントン…おいしい音を楽しみながら料理を待つのも、うれしいひとときです。


▲掘りごたつ席(~4名)

 こちらの掘りごたつ席は、デートや少人数の飲み会にぴったりです。
 


▲テーブル席(~6名)

 ランプが灯るテーブル席は、和のなかに洋を取り入れた大人の空間。こちらの個室も素敵ですね。

 「ご新規さんも来てくれるけど、割合としては予約のお客さまが多いね。商談に使ってくれる人もいるよ。」
 メインとなるお客さまの層は、30~60代のサラリーマンとのこと。ランチの味を気に入り、ディナータイムに来てくださる方も多いそうです。


▲座敷席(~11名)

 大きな窓に面した座敷席は、歓送迎会や各種パーティーにぴったり。会食など、大切なおもてなしの席にも最適です。ランチタイムはテーブルを分け、2組入れるボックス席になりますよ。
 貸し切りは、最大40名まで対応可能です。癒しの空間で食とお酒を楽しみながら、仲間と語り合ってみてはいかがでしょうか。

心をこめたおばんざいとこだわりの日本酒に舌鼓

 同店には、全国から取りそろえた約30種類の日本酒が並びます。
 「銘柄選びのこだわりかぁ…。自分が飲んだことがなくて、個人的に試してみたいと思ったお酒かな。あとは、昔から好きでよく飲んでるやつ。でも、あんまりメジャーなのは入れてないよ。どのお店でも飲めちゃうからね。」と松本さん。お酒の種類は季節によって変わるのだそう。訪れるたびに新しい銘柄に出会えるのはうれしいですね。

 岩手の“夢灯り”は、酒造用のお米ではなく、県産の食用米・ひとめぼれを使用した純米吟醸です。ほんのり甘いお米の味が感じられるこちらは、透明感があってすっきりまろやか。日本酒が苦手な方や女性におすすめのフルーティーな味わいです。

 涼しげな青の瓶が印象的なこちらは、岐阜の“無風(むかで) 涼や香 純米吟醸”。ラベルのインパクトとは裏腹に、お米の旨味がサラサラ、すーっと伸びていくさわやかな味です。夏季限定のお酒なので、暑くなるころを狙って訪れてみてください。

 日本酒以外のドリンクなら、“凍らせサワー”(550円)がおすすめです。
 丸ごと凍らせたレモンやオレンジを、氷代わりに炭酸水に投入!飲んでいるうちにフルーツが溶け、果汁たっぷりの甘酸っぱいサワーになります。
 もし、フルーツが溶ける前に飲み切ってしまっても大丈夫。+450円で替えサワーができますよ。


▲乱切りトマトのごま風味(380円)

 『新栄 福や』では、“とりあえず”の小鉢や鉄板料理、煮込み料理から揚げ物まで、種類豊富なおばんざいが楽しめます。
 「食材は、自分の目と耳を参考に選ぶよ。市場の人に“今日はこんな魚が入ってるよ!”っておすすめされたり、“こんな魚が欲しいんだけど”って相談してみたり、いろいろだね。」


▲自家製鯖寿司(600円)

 脂がのった新鮮なさばを使った鯖寿司は、日本酒の肴にふさわしい逸品です。さばの旨味が酢飯にしみ込み、ひと切れ食べればたちまち虜に。じっくり噛みしめたいおいしさです。


▲ポテトとベーコンの鉄板焼き(680円)

 松本さんはビストロで働いた経験もあり、洋風メニューもお手のもの。“ポテトとベーコンの鉄板焼き”をおともに、ワインを楽しむのもいいですね。

▲鶏と野菜の和カレーあん定食

 ランチタイムは、チキン南蛮、トンテキ、とり天、メンチカツなど、お肉メインでボリューム満点の定食がいただけます。ランチメニューは、お腹いっぱい食べてもオール850円!これはうれしいですね。

コースメニューも充実!宴会予約もお待ちしています

 120分飲み放題のコースは、3,500円の梅コース(9品)、4,000円の竹コース(10品)、4,500円の松コース(12品)と3種類用意しています。
 10品4,000円の週末宴会コースは、なんと180分たっぷり飲み放題!お店自慢の“よだれ鶏”、香ばしい焼き目がたまらない“銀鮭の塩麴焼き”、だしをたっぷり吸った“豚バラ軟骨と大根の煮物”など、海や山の幸が満喫できるコースです。

 これらのコース料理のメニュー内容は仕入れによって多少変わることもあるのだそう。
 「今日も予約が入ってるから、これから仕込みせなあかんの!」と、うれしそうに話す松本さんの笑顔が印象的でした。

 大将の好奇心が詰まった数々の日本酒と、優しい味のおばんざいに出会える『和み処 新栄 福や』。皆さんの行きつけに加えてみてくださいね。

店舗名 和み処 新栄 福や
住所 愛知県名古屋市中区新栄1-3-2 飯田ビル2F
電話番号 052-243-2985
アクセス 名古屋市営地下鉄東山線新栄町駅から徒歩7分、栄駅から徒歩9分
営業時間 11:30~14:30 17:30~23:00
定休日 不定休
ホームページ https://fukuyashinnsakae.owst.jp/