【千葉・柏】オリエンタルな空間へようこそ!柏地区では珍しいセレクトエスニック雑貨店『MUSK』
千葉県柏市にあるエスニック・アジアン雑貨のお店『MUSK』(ムスク)。柏駅西口から徒歩10分ほどにある、レトロな緑色をした建物の二階にオープンしました。
アジアングリーンとでもいうのでしょうか。オリエンタルな外観&外付けの螺旋階段…「エスニック雑貨屋オープン」のゆる~い文字と相まって怪しくも可愛らしい雰囲気です。レンガ造りの螺旋階段に少しわくわくしながら登っていくとちょこんと座る“OPEN”の文字。
大きなガラス張りの店内は明るく、男前な店長さんが笑顔で迎えてくれました。什器の上には店長セレクトのセンスの良いエスニック雑貨とファッション小物が並びます。配管がむき出しの天井、コンクリート打ちっぱなしの壁など、インテリアも格好良い!
天井や壁は元々の物件をほぼそのまま利用されているということ。もちろん外壁の緑色も螺旋階段もそのまま。店長の横井さんはこの個性的な建物が気に入ってここ柏にエスニック雑貨屋を開くことに決めたとか!なるほど…異国感ある雑貨達がよく似合っています。独特の雰囲気をかもし出している横井さん自身も含めて、お店全体がトータルコーディネートされているようでした。
ディスプレイやハンガー什器、レジ台、フィッティングスペースまで、内装はなんと全部手づくりによるもの。
商品のPOPもすべて手書きです。一点一点コメントやイラストが添えてあるところに横井さんの商品への愛情を感じます。
そんな横井さんはもともと地元育ち。柏にとても好きだったエスニック雑貨のお店があり、自身もそんなお店を作りたいと思ったのがエスニック雑貨店を立ち上げたきっかけでした。ちなみにインタビュアーも柏育ち、地元トークに華が咲いてしまいました。
一昔前に「千葉の渋谷」「東の原宿」などとささやかれていた柏には、「裏カシ通り」と呼ばれる古着や雑貨屋さんが立ち並ぶ小道があります。横井さんが憧れていたお店も、そんな一角にあったエスニック雑貨店だったそうです。フェスなどイベントにも多数出店されていた人気店でしたが、残念ながら現在は閉店されてしまったのだということ。
オープンしたてでまだまだこれからですが、少しでも多くのお客さんにお店を知ってもらいたい。昔自分が好きだったエスニック雑貨屋のようにMUSKのファンを増やしたい、と緩やかな笑顔で語ってくれました。
商品のご紹介
店長横井さんのおすすめ、和柄×デニム生地が珍しい「カヤ ポーチ」シリーズ。和柄部分は「久留米絣(くるめかすり)」という福岡県の伝統工芸品なのだということです。絣の織物はもともと東南アジアから琉球に渡ってきた技法で、小説化・太宰治が久留米絣を用いた着物を好んで着ていたと言われています。デニムはというと、知る人ぞ知る「デニムの聖地」岡山県井原市で造られた生地が使用されています。経年劣化が楽しめ、使えば使うほど味の出るこだわりのポーチです。ユニセックスなデザインなので個人的には男性が持っていたら可愛いな、と思いました。
ネット販売で人気だという「フワワンカーデ」。ふわふわの軽いニット素材が気持ち良いカーディガンです。カラーは4色展開で今の季節の羽織りものにはぴったり。これ一枚でもエスニックコーデができる個性的なシリーズ。
インタビュアーイチオシはこちらの「ジェルフレグランス」。パッケージがおちゃめでカワイイ!インドの六角香をイメージされた雑貨商品です。アロマキャンドルやお香と違い、使い方は開けて置いておくだけ。ほのかな香りを2ヶ月ほど楽しむことができます。お香の香りは好きだけど、火を使うのが嫌…煙が苦手で…という人におすすめしたいということでした。車の芳香剤にも良さそう。
遠方の方にはネット販売もあります。商品数はこれからどんどん増やしていきたいとのこと!本日お伺いした千葉県柏駅のエスニック雑貨店MUSK。エスニックファッションに詳しくない方でも気軽にふらっと入れる、なんとなくのんびり見ていられる、そんな落ち着く素敵なお店でした。
柏駅に訪れた際はぜひ、個性的な雑貨達が織りなすアジアンエスニックな雰囲気と、横井さんの緩やかな笑顔に会いに行かれてみてくださいね。
■文、写真・YoshikoKuroiwa
店舗名 | MUSK |
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住所 | 千葉県柏市旭町4丁目9-12 |
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アクセス | JR常磐線柏駅南口から徒歩11分 |
営業時間 | 10:00~19:00 |
定休日 | 水曜日 |
ホームページ | https://musk.shopinfo.jp/ |
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