【愛知・名古屋】『小さな菓子店 Atelier Bonheur』のタルトは旬のフルーツと無添加食材を使ったこだわりの一品♪

　2017年5月、本郷駅から歩いて2分のところに『小さな菓子店 Atelier Bonheur（アトリエ ボヌール）』がオープンしました。
　”Bonheur”とはフランス語で幸せの意味。ケーキを食べることでお客さまにしあわせな時間を過ごしてもらいたいという願いをこめて、オーナー・羽柴さんがつけた名前です。

　グリーンとホワイトを基調とした店内には花やオブジェが飾られ、かわいらしい雰囲気が漂っています。イートインコーナーを設けているため、テイクアウトだけでなくその場で楽しむことも可能です。

お菓子づくりに魅了されて

　羽柴さんは同店をオープンする以前から10年ほど、毎月『お菓子教室 Atelier Bonheur』を開いています。そこで作ったお菓子を多くの方に食べてもらうために開いたお店が、『小さな菓子店 Atelier Bonheur』です。
　伝統的なフランス菓子をベースに、甘さを抑え素材本来の味を大切にしたオリジナルのお菓子を販売する同店。販売方法は通信販売という手もありましたが、お客さまと直接顔をあわせたいとの思いから店舗を構えることに。現在はお菓子教室も継続しながら、同店の営業をおこなっています。

　実は羽柴さん、お菓子以外にも料理や製パンを教えることもできるのだとか。そのなかで現在の道に進んだのは、お菓子ならではの繊細さに惹かれたから。お菓子づくりではまったく同じ材料を使っていても、混ぜ方や泡立て方ひとつで食感が大きく変わってしまいます。その奥深さに魅了されて開いたのが、お菓子教室と小さな菓子店なのです。
　羽柴さんの好きという熱い思いが、おいしいケーキをつくりだすポイントになっているのかもしれませんね。

季節でかわる多彩なラインナップ

　『Atelier Bonheur』のケーキには旬のフルーツを使っているため、季節によってラインナップがかわります。毎月新しいメニューが登場するので、何度足を運んでも飽きることはありません。

　同店のおすすめはフルーツタルト。羽柴さんも太鼓判をおす一品です。なかでも人気なのは、夏に販売しているマスカットのタルト。みずみずしいマスカットとほど良い酸味のヨーグルトクリームが相性抜群で、暑い時期にぴったりの爽やかな味わいとなっています。　
　そのほか春はイチゴ、秋はイチジク、初夏はアメリカンチェリーやマンゴーなど、季節ごとに旬の国産フルーツを使ったオリジナルのタルトを用意しています。
　モンブランタルトのみ年中あるとのことですが、季節の商品を知りたい場合は、お店のHPやSNSをチェックしてみてくださいね。

ここでしか味わえない自慢のケーキ

▲りんごのクランブルチーズケーキ

　こちらは冬から春にかけて販売される“りんごのクランブルチーズケーキ”。濃厚なチーズケーキの中に入ったシャキシャキのりんごがアクセントとなっており、ボリューミーながらもペロっと食べられます。チーズケーキとりんごの組み合わせが新鮮な人気商品です。

▲フレジェ

　フレジェとは、フランス流のイチゴのショートケーキのこと。カスタードクリームとバタークリームを混ぜたムスリーヌという濃厚なクリームを使用するため、日本のものより濃厚なのが特徴です。
　そのムスリーヌに、羽柴さんはさらに生クリームを加えています。ふだん食べているショートケーキとは違う味わいを体感してみてください。

誰もが安心して食べられるお菓子を

　羽柴さんのこだわりが光る同店のケーキには根強いファンがついており、お客さまの多くがリピーターなのだそうです。
　「当店のケーキは市販品を使わずに、一からすべて手作りしています。食材にもこだわっているので、どなたでも安心してお楽しみください。シンプルながらも手作りならではのおいしさや、どこか懐かしさのある味を感じていただけるかと思います。ぜひ一度足を運んでいただけたらうれしいです！」

　デコレーションケーキに使用しているピンクのクリームはいちごのパウダーやピューレ、濃縮果汁から作ったもので、着色料や人工甘味料は一切使っていません。フルーツも国産のもののみを厳選し、スポンジは当日焼き上げたものを使用しています。

　おいしさだけでなく健康面までこだわりぬいた『小さな菓子店 Atelier Bonheur』のお菓子。ケーキのほかに焼き菓子も販売しているのであわせてチェックしてみてください。
　近くにお立ち寄りの際は、同店自慢のケーキを味わいに訪れてみてはいかがでしょうか。