【神奈川・相模原】バーだけどバーじゃない⁈ お酒が苦手な人でもくつろげるお店『ＢＡＲ英泉』

　初めて行くバーはなんとなく“敷居が高い”と感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。そんな方にもおすすめしたいのが、今回紹介する『ＢＡＲ英泉』です。2018年１月にオープンしたこちらのお店は、大人の遊び心が疼くお洒落な空間と、誰でも気軽に楽しむことができる雰囲気が人気です。こだわりのコーヒーやハーブティーなどのソフトドリンクも充実していて、お酒が苦手な方も安心して訪れることができますよ。お客様のリピート率が高い同店の人気の秘訣をオーナーに伺いました。

レトロな雰囲気が魅力♪

『ＢＡＲ英泉』は、小田急線・小田急相模原駅の南口から徒歩3分の場所で、2018年１月に開店しました。同店が入っている煉瓦造りの建物は、19世紀前半の欧米で流行したアール・デコを彷彿させるレトロな雰囲気が漂っています。“初めての方にも気軽に足を運んで欲しい”と店内の写真を入り口に展示しているのが、嬉しい心遣いです。
　中へと足を踏み入れると、そこはお洒落で居心地のいい独特の空間が広がります。時計の文字盤をモチーフにしたテーブルや“昭和”を感じるレコードや電化製品、玩具などがディスプレイされ、大人の遊び心をくすぐりますよ。波打った天井や丸い形状の窓も、お店の雰囲気を盛り上げています。

　オーナーは、もともとこの場所にあった飲食店の店主と“音楽”を通じて知り合い、お店の手伝いをしていたそうです。数年間バーテンダーを経験し、独立を考えて物件探しをしていた折に、店主から閉店するとの意向を聞き、この場所を引き継ぐことにしたといいます。
　「もともと相模原という地域は土地勘がありませんでしたが、この場所を通してたくさんの知り合いが増え、今では思い入れの深い土地になりました。ここで開店できたのも何かの“縁”だと思っています。」とオーナー。

バーだけどバーじゃない⁈

　オーナーの目指す店づくりは、“従来のイメージを覆す、バーだけどバーじゃない店”。これまでのバーは“常連さんの紹介でないと入りづらい”印象があり、初めての方やお酒が苦手な方は訪れにくいのではと感じていたそうです。そこで、お酒が飲めない方にも楽しんでもらえるように、お店ではソフトドリンクのメニューを充実させました。
　特に、コーヒーとハーブティーは、それぞれ同店でしか飲めないオリジナルブレンドの１杯を提供しています。サイフォン式で入れるコーヒーと過ごすひと時は、ここがバーであることを忘れてしまいます。さらに、ソフトドリンクは1杯300円、コーヒー・ハーブティーは１杯400円と、お財布に優しい価格なのも嬉しいですね。

個性的なドリンクメニュー

　もちろん、お酒が好きな方にもオススメの『ＢＡＲ英泉』。オーナーが厳選した“ひと癖ある”ラインナップが評判です。日本産のウイスキーや焼酎もその一角。
　「このあたりは10数年来のバーも多いので、同じお酒ばかり置いていてもつまらないですよね。お客様に楽しんでもらうため珍しいお酒も置いています。」
　このほか、カクテルも70種類以上と豊富です。要望に応じてメニューにないカクテルも用意してくれる嬉しいサービスもありますよ。

食事メニューもお試しあれ

　また、同店では食事を提供しているのも特徴的です。週替わりで、パスタとカレーのメイン料理を食べることができます。特にカレーは、オーナーの自信作。グリーンカレーやスリランカカレーなど、スパイスから調合している本格的なメニューが並びます。野菜や鶏肉といった具材もたくさん入って一皿800円とコスパも良く、専門店に引けを取らない味わいも人気です。

“相模原に新風吹かせたい”

　今後の抱負をうかがうと、“この土地に新しい風を吹かせたい”との返答がありました。
　「この辺りは若手の経営者が少ないんです。住んでいる方もこの辺りのお店をあまり知らず、町田まで出て食事をする方も多いのが現状です。もっと当店を知ってもらい、それきっかけにこの辺りがもっと活性化していけば嬉しいです。そんな新風を相模原に吹かせたいですね。」と話してくださいました。

　これまでのバーのイメージを一新した『ＢＡＲ英泉』は、初めての方もお酒が苦手な方も是非訪れて欲しいお店です。