【東京・仙川】“こんなお店がほしかった！”を叶えた『Cafe un petit』は、親子で一緒に楽しめる優しいカフェ

　外食を楽しみたいと思っても、小さな子どもを連れているとそれもなかなか大変なこと。泣いたり騒いだりしないか心配で、あまりゆっくりできないからと躊躇してしまう方も多いのではないでしょうか。そんな方に、是非ご紹介したいのが、京王線仙川駅から徒歩3分のところにある『Cafe un petit』。2018年12月で3周年を迎える同店は、子連れでも気兼ねなく利用できると評判のカフェです。キッズスペースを完備しているため大人はゆっくり、子どもは楽しく過ごすことができ、店内はいつも子ども達の楽しそうな笑い声で賑わっています。

無意識に惹かれた飲食業界

　もともとホテル業界に勤めていた店長の川内さんは、新天地で自身を成長させたいと思ったことがきっかけで飲食業界に身を置くようになりました。
　「人と接することが好きなので接客業が良いかなとは考えていましたが、その時から、飲食業以外の選択肢は頭にありませんでしたね。自然とその一択でした。」それから縁があって『Cafe un petit』で働くこととなり、一年半ほどで店長を任されて現在に至ります。

　仙川は同店のオーナーの地元であり、「縁のあるこの土地に恩返しがしたい！」との思いからこの場所にお店を構えたそうです。オーナー自身にお子さまがいたため、子育てをしていくなかで子どもを連れての外食が思いの外大変なことを実感していました。その経験から、子どもや親たちがゆっくり過ごせる場所をつくろうと同店を始めたのです。
　その狙い通り連日多くの子連れのお客様が訪れているようで、取材中も絶えず子ども達の笑い声が聞こえることも。とても賑やかな雰囲気を感じることができました。

大人も子どもも楽しく過ごせる環境づくり

　水色や白をメインにした色合いで爽やかな印象を受ける店内には、ゆったりと座れるソファー席、キッズスペースが見えやすいテーブル席、一人でのんびりするのにちょうど良いカウンター席があります。そしてどの席からでも見える位置には、大きなモニターが設置されています。みんなでスポーツ観戦をしながら盛り上がることもあるそうですよ。
　大人がゆっくりと食事できるように、そして子どもが楽しく過ごせるようにと、キッズスペースも完備しています。キッズスペースではDVDの上映や、おもちゃや絵本などの貸し出し、お菓子のサービスなど、子どもが喜ぶ環境づくりがされています。よく見かける簡易的な囲いで作られた開放的なものとは違って、同店のキッズスペースの出入り口は一つだけ。そのためいつの間にか迷子になってしまった…という心配もありません。中にはふかふかのクッションが敷かれており、安全面もしっかりと考慮されているのも嬉しいポイントです。
　このほか、開店前の時間や定休日にはお店をイベントスペースとして利用することもできます。ワークショップや講演会など日々さまざまなイベントが開催されているので、興味のある方はそちらもチェックしてみてくださいね。

充実のカフェメニューに舌鼓

　たくさんのメニューがある中でも川内さん一押しのガレットは、生地に福井県産のそば粉を使ったこだわりの一品です。 “パリッ”と“モチッ”の2つの食感が楽しめて、ボリューミーな見た目ですがペロッと食べられます。卵やサーモンが入ったおかずガレットや、たっぷりの野菜を乗せたサラダ風ガレット、クリームやフルーツが乗ったデザート系ガレットと、同じ生地のガレットでも具材によって味わいも大きく異なります。主食と食後のデザートに、両方食べてみるのもおすすめです。
　もちろんキッズサイズの子ども用メニューも用意しているので、親子で別々のものを楽しむこともできますよ。

　カフェらしく、ドリンクも紅茶やコーヒー、ソフトドリンクなど豊富に揃っています。特に紅茶はシンガポールのお茶の専門店である『TWG TEA』の茶葉を用意しています。いつもよりワンランク上の味を是非お試しください。店内で茶葉の販売もしているので、気に入ればお土産に購入することもできます。
　ディナータイムにはお酒の提供もしています。夜になると子どもが減って客層もお店の雰囲気もガラッと変わるので、静かな雰囲気の中でゆっくり飲むのも良いですね。

お昼も夜もお客様でいっぱいに

　「現在子連れのお客様がとても多く、ありがたいことにお昼時はとても賑わっています。今後は夜の時間帯のお客様も増やしていけたらいいですね。また行きたいと思っていただけるようなお店を目指してどんどんサービスも向上していけたらと思っているので、お気軽にお越しください。」
　子連れのお客様の“こんなお店が欲しかった”を叶えた『Cafe un petit』。おいしい食事を楽しみながら、きっとゆっくりとした時間を過ごすことができますよ。