【沖縄・うるま】すべてが手作りの『洋食館 C’coeur』はやさしい雰囲気が魅力のレストラン

　うるま市の閑静な街並みの一角に、ワインカラーが印象的なレトロで落ち着いた雰囲気の洋食屋があります。2016年7月にオープンした『洋食館 C’coeur(ククール)』です。こちらではイタリアンやフレンチをベースにした洋食をカジュアルにいただけます。

　料理は全て長年洋食の世界で活躍してきたオーナーシェフ・新里さんによる手作りです。

　ゆったりと落ち着いた雰囲気の店内で、本格的な料理やフルコースを心行くまで堪能できる同店。新里さんにお話をうかがってきました。

目指したのは、やさしい雰囲気のレストラン

　新里さんは長年洋食店で活躍してきた大ベテランです。

　「洋食店で10数年下積みを経験する中で、自分でお店を持たないと実現できないものがあるということを強く感じたんです。それと同時に、独立したいという気持ちが私の中に芽生えたんです。」

　こうして新里さんが開店に向けて準備をはじめたのが今から10年ほど前のこと。目指したのは“誰もが食べたくなるような、やさしい雰囲気のレストラン”です。そうして迎えた2016年、新里さんはついに独立。『洋食館 C’coeur』をオープンしました。

　店名は沖縄方言で心を意味する“ちむぐくる”と、フランス語で同じく心を表すルクールをあわせた造語なのだそうです。

昔ながらの喫茶店をイメージした店内

　店内は昔ながらの喫茶店をイメージ。カウンターやカーテン、椅子はワインレッドカラーのものを採用し、おしゃれで落ち着いた雰囲気に仕上げています。

　貸し切りにも対応しているので、10名から20名の小さなパーティー利用も可能です。店先には駐車スペースもあり、６台ほどを停めることができます。

手の込んだ本格洋食

　そんな同店のメニューはコース料理が中心。サラダ、キッシュなどがセットになった前菜のほか、メインディッシュ、パンまたはライス、デザートなど豊富な料理をいただけます。

　価格もリーズナブルで、2時間半の飲み放題がついたコースがなんと3,000円台！品数も５品とあってお得感も満載です。

　そして、メインのイチオシはオムライスとパスタ。こちらは定期的にメニューを変えているので、訪れるたびに違う一皿に出会えます。　

　“オースト産穀物牛とイチボのステーキ”も自慢の料理。ほどよく焼かれたステーキにフォンドボーと赤ワインを合わせたソースをかけていただく一皿です。あふれる肉汁の旨みとソースの程よい酸味の相性が絶妙。ファンの多い一皿です。

　また日によってはとろーりチーズとジューシーなお肉がおいしい洋食の定番ハンバーグがメニューに並ぶことも。

　食後に提供される日替わりのデザート盛り合わせも、もちろん手づくりです。ジェラートのほかガトーショコラ、チーズのテリーヌ、小菓子といった贅沢な内容です。日によってはクレームブリュレも登場するなど、バリエーションに富んでいるのがうれしいポイント。

　また同店では事前予約でメッセージプレートのサービスも！お祝いの席で同店を利用するさいにはお店に相談してみてください。

笑顔を届けるレストランに

　「当店は前菜からパンやデザートまで、メニューは全て手作りにこだわっています。いまではお客さまから“どの料理を食べてもおいしいね！”とお褒めの言葉をいただけるまでになりました。皆さまを満足させられる自信があるので、ぜひ一度お越しください！」と新里さん。

　現在『洋食館 C’coeur』では新たな挑戦として、毎月第３金曜日に“生演奏と晩餐会”というイベントを開催しています。これはプロの音楽家の生演奏を聞きながら食事を楽しめるというもの。前菜はビュッフェ形式になったり、メインディッシュを選べたり…。このイベントを通して、より多くの人々に笑顔を届けたいと話してくださいました。

　本格料理を気軽に楽しめる『洋食館 C’coeur』。ぜひ同店で、素敵な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。