※閉店※【北海道・札幌】健康的な身体は食事から！安心安全の食材のみを使用した食事が楽しめる『からだにいいかふぇ e’cafe』

2016年6月、『からだにいいかふぇ e’cafe』が札幌市内にオープンしました。健康的な食事の提供とともに、さまざまなハンディキャップをお持ちの方々の就労サポートも行っているカフェです。今回は、オーナーの菊田さんにお話を伺いました。

食生活を見直して健康に！

菊田さんはもともと看護師をしており、糖尿病療養指導士としても長年働いていました。そのなかで、病院の薬だけではなかなか良くならない例も見てきたそうです。ある時菊田さん自身も病気にかかってしまい、そこで食生活を全て見直したところ、どんどん健康になるのを感じたと言います。それがきっかけとなり、菊田さんは食に興味を持つようになりました。

健康的な食事を広めるために、看護師と両立しながら自宅でカフェを開いたり、同ビルの8階でお店を共同経営して、勉強会や食に関するイベントを開催していました。しかし、次第にしっかりと食に関わった仕事がしたいという思いが大きくなり、看護師を辞めることにしたのです。当時は不安もあったそうですが、それ以上にチャレンジしたい気持ちが強く、充実した日々になるのではないかとワクワクもしていたそうです。

心に余裕を持てるように

『からだにいいかふぇ e’cafe』では、就労継続支援事業所として、ハンディキャップなどで就労が困難な方に働く場を提供するサポートも行っています。カフェの営業だけではないことが、オープン当初はとても大変だったそうです。看護師の経験のおかげで知識はありましたが、実際にそれを活かしてサポートをすることは菊田さんにとっても初めての経験でした。そのため毎日が勉強だったと言います。現在は、精神保健福祉士や社会福祉士など専門家にも入ってもらい、よりしっかりとしたサポート体制を整えています。
「自分で勉強することも大切だけれど、人に任せることで学べることもあります。1人だけでやろうとはせずに、心に余裕のある状態を作るようにしています。」と菊田さんは話してくれました。

“おいしく輝く”がコンセプト

『からだにいいかふぇ e’cafe』は、身体に良くておいしい食事を提供することで、お客様の毎日が楽しくなるお手伝いをしています。健康に良いものと聞くと味が薄かったり苦いものを想像する方もいらっしゃるかもしれませんが、同店では、おいしさにもしっかりとこだわっています。食材から、身体に良いものを提供するために、ナチュラルフードコーディネーターの資格も取得したそうです。調味料にも一切妥協はせず、手作りのものを使っています。野菜を使ったドレッシングや、出汁も野菜からとっているそうですよ。手間や時間をかけてでも、安全なものをお客様に届けたいという菊田さんの思いが感じられますね。

安心の食材のみを使ったニュー

同店おすすめのメニューは日替わりのランチプレートです。おかずは全て野菜で作られており、とてもヘルシーなプレートです。大豆ミートを使ってお肉を再現しているため、食べごたえもありますよ。プレートの内容が日替わりだと、訪れる度に違うメニューが楽しめるので何度でも食べたくなりますね。

ケーキは開店ポータルでも紹介しているロースイーツ専門店の『Petit Caco』から仕入れています。そこのオーナーさんとは友人であり、以前にカフェを共同経営していたのだとか。こちらのスイーツも身体に安全なものを使っているので安心して食べることができますよ。

ドリンクメニューも、オーガニックのコーヒーや紅茶、ハーブティー、酵素ジュース、グリーンスムージーなどなど、健康に良いものばかりが揃っています。

レジの近くでは特製のビーガンクッキーを販売しています。おやつや、ちょっとしたお土産にいかがでしょうか。

健康的な食事をもっと広めていきたい

現在はカフェとして、食事を提供をしたり、イベントや講座で部屋を使いたい方へのサポート事業もされています。平成30年４月中旬には、『e ‘ sweet ‘ s & co.』のグランドオープンも予定しています。こちらでは、商品の製造や販売も行っていく予定で、多くの方に健康的な食事を広めるために積極的な活動を続けていくそうです。
美味しいものを食べて、食べることやおいしいと思うことに喜びを感じてもらえることが一番嬉しいと菊田さんは言います。そして、少しでも健康になって毎日を楽しそうに過ごす姿を見れることがやりがいにも繋がっているそうですよ。同店に訪れて、食生活を見直すきっかけを見つけ、健康的な身体を目指してみてはいかがでしょうか。