【沖縄・那覇】壷屋の小道に、沖縄の最先端を発見!オリジナル&セレクトショップ『HiNN』

今回ご紹介するのは、2017年4月にオープンして、まる2年が経過した那覇市にあるセレクトショップ『HiNN(ヒン)』。古着やオリジナルウェアを販売しているお店です。

オンラインショップの展開もしているので、沖縄県外の方にもぜひチェックしてみてくださいね。

沖縄にまだないものを『HiNN』から

今回お話をうかがったのは、『HiNN』をオープンするまで、14年ほどアパレル関係のお仕事をされていたというオーナー・島袋さんです。

――こちらのお店をオープンしたきっかけは何でしょう。
「長くアパレル関係の仕事をしていたこともあり、だんだんと自分のお店を持ちたいなという思いが強くなったことから、出店を決意しました。」

――壷屋という土地でお店を開いたのには、どんな理由があったんですか?
「沖縄の最先端といえば那覇かなというイメージがあって、はじめからこの付近で探していました。この近くには器のセレクトショップや有名なカフェもいくつかあるので、それも決め手になりましたね。」

「とりあえず、沖縄には無いもの、まだ取り扱っていないような商品、ブランドをメインで販売しています。あとは自分がいいと思ったモノをとり寄せています。」

ABECKやbocodeco、iroseなど、沖縄ではなかなか出会えないブランドを多数取り扱っています。商品のバランスはメンズが7割、レディースが2割で、ほかは雑貨類なのだそう。メンズ中心の取り扱いとなっているようです。

自社ブランド・Blouseに注目!

仕入れたブランド商品やユーズドアイテム以外にも、島袋さんご自身で縫製したオリジナルの服も並んでいます。一日に約一着のペースで、一着一着丁寧に縫製しています。お客さまの要望に合わせて、同じ型で生地違いのデザインも製作しているのだとか。

――ご自身でも洋服を作られているんですね!
「そうなんですよ。ブランド名がBlouse(ブルース)といいまして、これを英語のブラウスをフランス語読みしたものです。要はシャツのことですが、お店でシャツやコートなど、羽織るものを作っているのでこの名前にしました。」

県内にとどまらないファン

――オープンされてから苦労したことはありましたか?
「好きなことを仕事にしているので、とくに今まで苦労したと感じたことは無いですね。」

――反対にどういったことがうれしかったですか?
「県外のお客さまからの注文がうれしいですね。年に一度、沖縄旅行の度にお店に来てくれるので、お店をやっていて良かったと思える瞬間ですね。」

開店当初から地道に続けているinstagram経由で来店される方も多くいるそうで、地元はもちろんのこと、他県のファンも多いのだとか。

「オープン当初は、服が売れるか売れないか、とても不安でした。沖縄の人はあまり服を買わないイメージがあったので、高い商品は売れないというのが頭にありました。ただ実際のところ、意外に高い商品も買っていただけるし、安い商品でも売れないものは売れないですね。」

お店を開いてからまる2年。仕入れるアイテムやブランドの傾向は変わっていないと話す島袋さん。今後も地元に無いものをどんどん取り入れていくそうです。

ファッションを通して地域の活性化

――イベントの開催にも、積極的に取り組んでいるようですね。
「そうですね、この間も取り扱っているブランドのポップアップショップを開催して、いつもより豊富な品数で提供していました。地域の仲のいいお店何店舗かで、それぞれの商品を持ち寄って合同販売をしています。」

なお、毎年12月に開催される、クリスマスマーケット“オキナワマルクト”にも参加予定とのこと。さらに安里のさいおんスクエアに出店するそうなので、気になる方はぜひ公式サイトをチェックしてみてくださいね。

長く愛されるお店に

――最後に、今後のビジョンをお聞かせ下さい。
「スタッフの数を増やして、洋服の製作にも注力出来たらと考えています。これからも、細く長く、お店を続けていけたらいいですね。10年とか20年とか。」

那覇に訪れた際には、ぜひ一度立ち寄ってみてください。きっと特別な一着が、あなたを待っていますよ!

店舗名 HiNN(ヒン)
住所 沖縄県那覇市壺屋1-6-18 知念ビル1F
電話番号 098-959-9035
アクセス ゆいレール牧志駅から徒歩6分
営業時間 12:00~19:00
定休日 水曜日、第2・第4日曜日
ホームページ https://hinnokinawa.com/
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