【大阪・難波】千客万来の繁盛店!『串カツさくら 本店』に心惹かれる理由とは?

 飲食店がひしめく大阪の繁華街で、近年最も注目が集まっているエリア・裏なんば。その中でも一際お客様で賑わっている人気店が、今回紹介する『串カツさくら 本店』です。

 同店の串カツの特徴は、“あっさり”していること。嫌な油っぽさがなく素材の美味しさが際立っていると好評です。

 このあっさり感を生み出す秘訣とは?何度も足を運びたくなる理由は?多くの方を惹きつけて止まない繁盛店の魅力に迫りました。

難波周辺注目エリアの繁盛店

 難波駅から南西方面にある千日前通〜なんさん通り間のエリアは、“裏なんば”と呼ばれていて、個性的なお店が密集しているため、ここ数年で注目度が高まってきています。そして、このエリア内でも難波駅に近く、人通りの多い場所にお店を構えているのが『串カツさくら 本店』です。

 2011年6月にオープンした同店は、親しみやすい雰囲気と絶品の串カツが評判の人気店です。開店以来、地元のグルメをはじめ国内外からの旅行者で連日賑わいを見せており、大型連休には入店まで数時間待ちの長蛇の列ができるほど。現在は本店のほかに、なんば南海通商店街の中にある姉妹店を併せた2店舗が展開しています。

“あっさり”串カツの秘訣とは…?

 串カツなのに“あっさり”していると話題の『さくら』串カツ。その秘訣は、食材と調理法にあります。通常は衣に小麦粉を使う場合が多いのですが、お店では“米粉”を使用しているのが特徴です。米粉により、サクサク感がより一層強まるそう。そして、油は米油を中心に植物性の油をブレンドしています。

 米粉と植物油というこだわりの食材に加えて、欠かせないのが“油切り”です。同店では、揚げ師が1本ずつ油で揚げた後に、串を回して余計な油を遠心力で飛ばす一手間を加えています。この作業によって、提供する際のバットにすら油が残らないほど油分が抜かれ、あっさりとした串カツに仕上がるといいます。

職人技の生み出す食感の虜!

 串カツのメニューでの売れ筋は、1位が“ぷりっぷり海老”、2位は同立で“めっちゃええ牛肉”と“めっちゃええ豚肉”、4位には“半熟うずらの卵”が続きます。どれも注目すべきは、食感です。揚げている時間だけでなく、提供されるまでの余熱をも計算して火を通すため、絶妙な食感を生み出せるのです。

 特にうずらの卵を半熟に仕上げるのは至難の技。口に入れた瞬間のプチッと弾けるような食感とともに濃厚な黄身が広がる様は、食べた方に感動を与えてくれますよ。ちなみに、うずらの卵は白醤油でいただくのがオススメです。その他の串カツは、お店特製の甘辛いソースで召し上がってみてくださいね。

 このほか、お店では串カツのお持ち帰りも可能です。ご家族へのお土産や晩御飯のおかずにもピッタリですよ。

店長が語る飲食の魅力

 取材に応じてくださった本店の店長さんは、かつては福島区にあるおでんの名店で10年ほど働いてきた、飲食業において豊富な経験をお持ちのお方です。

 串カツの世界に入ってから最も大変だったのは、揚げ師として認められるようになるまでの鍛錬の日々だったといいます。同店独特の“油切り”をするためには、フライヤーから素手で串を取り出す必要があります。素人では火傷を負ってしまう事もあるこの危険な作業ですが、修業を重ねるうちに平気になっていったのだとか。さらに、素材によって粗さの違うパン粉を選んだり、揚げ時間を調節するのも職人の成せる技です。オーナーの試験を合格するまでに丸々3ヶ月間はフライヤーに付きっ切りだったと、当時を振り返ります。

 そんな店長さんが語る“飲食業”とは、「いろんな方に出会えることが魅力。このお店を目的に来てくださるお客様がいるのがやり甲斐。」だと教えてくださいました。

 自分の仕事に誇りを持って活き活きと働くスタッフさんがいる環境こそが、お客様の居心地の良さを作り出している要因とも言えそうですね。

 皆さんも、1本1本丁寧に作られる絶品の串カツを食べに、『串カツさくら 本店』へと足を運んでみてはいかがでしょうか。多くの方が心惹かれるその魅力を体感してみてくださいね!

店舗名 串カツさくら 本店
住所 〒542-0076 大阪府大阪市中央区難波千日前9-12
電話番号 06-6631-3007
アクセス 難波駅から徒歩3分
営業時間 【平日】11:30〜23:30【土】11:00〜23:30【日・祝】11:00〜23:00(30分前L.O)
定休日 無休
ホームページ http://murakami-co.sakura.ne.jp
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