【沖縄・那覇】旬が詰まったフルーツサンドで“くんち”をつけよう!『La cuncina』でほどよく甘いひと時を♪

 今回ご紹介するのは、軽食も豊富にそろったフルーツパーラー『La cuncina(ラ・クンチーナ)』です。のうれんプラザの1Fにあるこちらの店は、旬の果物をふんだんに使用したみずみずしいフルーツサンドが大人気!果物をたくさん食べてもらい、生産者にも恩返しをしたいという想いから始まった同店。オーナーの津田さんに、その熱い想いを語っていただきました。

果物の消費拡大を目指して

 津田さんは、シェフとしてイタリア料理店に勤めたのち、転職して6年間ほど野菜や果物の卸業に携わりました。そこで見えてきたのは、生産者が丹精込めてつくった果物が大量に廃棄されるという厳しい現実でした。「どうにか、もっと果物の消費を拡大できないか。そして生産者にも日が当たるような環境を整えたい。」と考えるようになったそうです。そんな中、知り合いの方から現在の物件を紹介され、再び料理の道に戻ることに。これが果物の消費拡大を目指す、第一歩になると思ったのです。2017年11月1日『La cuncina』をオープンし、津田さんの新しい挑戦が始まりました。

“くんち”をつける“料理”で“クンチーナ”

 店名の『La cuncina(ラ・クンチーナ)』は、イタリア語で“台所”や“料理”を意味する“クッチーナ”と、沖縄弁で“根気”や“スタミナ”を意味する“くんち”をかけた造語。オープンから1年が経った同店は、地域の常連の方をはじめ、県外や海外のお客さまもリピートしてくれるほどの人気店へと成長しています。津田さんが手がける“くんち”をつける料理は、多くのお客さまに愛されています。

果物を手軽においしく食べられる“フルーツサンド”

 お店のコンセプトは、“果物を食べよう!”。そこで、果物をたくさん食べてもらうために選んだのがフルーツサンドでした。甘さ控えめの生クリームと旬の果物を挟んだサンドイッチは、手軽に食べられてテイクアウトもできるため、瞬く間に人気に火が付きました。
 看板メニューの旬果実のサンドは、季節によって内容が変わります。「旬がなかなか分からなくなっている現代で、フルーツサンドを通して季節の味を知ってもらえたら嬉しいですね。」と、津田さん。春はイチゴ、夏はマンゴー、秋は柿など、その季節で一番おいしい果物がいただけます。また、“La cuncina MIXジュース”や“La cuncina スムージー”もおすすめです。フレッシュな果物を手軽にたくさん摂ることができて“くんち”がつくこと間違いなしです。

 楽しめるのは果物だけではありません。かつてイタリアで3年ほど料理の修業をした経験を持つ津田さんならではのホットサンドも見逃せない愛されメニューです。トマトのカプレーゼをアレンジしたホットサンドは、みずみずしいトマトとモッツァレラチーズの抜群の相性を感じることができる一品。フルーツサンドだけでなく、食べ応え満点のホットサンドもオーダーしてみてくださいね。

晴れた日はテラス席で癒しの時間を

 のうれんプラザの1Fに店を構える同店は、テラス席も利用可能。晴れた日は沖縄の暖かい日差しの下で、スムージーやフルーツパフェをいただくのも良いですね。
 店内は、思わず写真を撮りたくなるタイル張りのお洒落なデザインやインテリアに、アクセントのグリーンがワクワクした気持ちにさせてくれます。女性のお客さまが入りやすい雰囲気づくりを意識した内装は、ポップで明るい印象です。これからさらに、内装もブラッシュアップしていくそうですよ。

フルーツサンドと言えば『La cuncina』を目指して!

 「フルーツサンドは甘くて重い」そう思われがちですが、同店のフルーツサンドは甘さ控えめの生クリームと、フレッシュな果物の酸味が相性抜群の逸品です。「ぜひ、一度食べに来てください!きっとフルーツサンドのイメージが変わり、また食べたくなると思いますよ!!」と力強く語ってくれた津田さん。“フルーツサンドと言えば『La cuncina』”と思ってもらえる店を目指します。

 旬の果物をたっぷり味わえて、ほどよく甘い幸せな時間を過ごすことができるお店です。是非一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

店舗名 La cuncina(ラ・クンチーナ) 
住所 沖縄県那覇市樋川2-3-1 107-2(のうれんプラザ内) 
電話番号 098-851-7422
アクセス 沖縄県路線バス 開南バス停留所から徒歩5分
営業時間 9:00~18:00
定休日 月曜日
ホームページ https://tabelog.com/okinawa/A4701/A470101/47021123/
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