【大阪・南堀江】貴重な茶葉を扱っている紅茶・輸入茶専門店『leaf fish tea』で“お茶の愉しみ方”を広げよう！

※現在は閉業しています（2020年4月）

　今回紹介するお店は、今年１月に開店した紅茶と輸入茶の専門店『leaf fish tea（リーフ　フィッシュ　ティ）』です。こちらのお店では、中国やスリランカの紅茶や烏龍茶、ジャスミン茶など、さまざまな種類の茶葉を購入することができます。また、店内のカウンター席では好みの茶葉を選んで、その場で淹れたてのお茶を味わえます。手作りのケーキやクッキーも販売していて、お気に入りのお茶とともにほっと一息、ティータイムを過ごす時にもおすすめのお店です。

開店のきっかけは“中国紅茶”

　『leaf fish tea』は、地下鉄・西大橋駅、四ツ橋駅、桜川駅それぞれから徒歩10分以内の場所にあります。オーナーを務める澤田さんは、中国で暮らしていた経験もあり、そこで飲んだ中国の紅茶の味に感銘を受けたそうです。その味をきっかけにお茶への興味が深まり、時には中国国内にある歴史の古いお茶の産地を訪問することもあったほどなのだとか。国内外合わせてさまざまな地域で暮らしていた澤田オーナーですが、中でも幼少時代を過ごした大阪・南堀江が気に入っていて、ここでお店を開店できたことを嬉しく感じていると話します。

　お店を訪れると、まず出迎えてくれるのが、魚をモチーフにした緑色の可愛いキャラクターです。この魚のキャラクターは、澤田オーナーがご自身でデザインしたお店のロゴマークで、店の商品のパッケージやHPなどでも見ることができます。お店で扱う“お茶”と、趣味の“釣り”を掛け合わせたこのロゴマークをきっかけに、店名も『leaf fish tea』にしたそうですよ。

貴重な茶葉を購入できる

　煎茶や紅茶、烏龍茶などお茶の種類はさまざまですが、これらは全て同じツバキ科の植物“茶の樹”から取れる葉を使用して作られます。葉を揉んだり萎れさせたりすることで茶葉が発酵し、味に違いが出てくるそうです。この発酵の違いで、緑茶・白茶・青茶・紅茶・黄茶・黒茶の６種類に分類することができるそう。同店では、これらの種類の中から紅茶と白茶、青茶を中心に、さまざまな産地から味に個性のあるものをセレクトして販売しています。

　中でもお店のおすすめは、正山小種（ラプサンスーチョン）という中国の紅茶です。燻製したようなスモーキーな香りが特徴で、味わいも濃厚なお茶です。一般的な紅茶とは一味違った個性的な香りと味わいに“ハマる”お客さまも多いのだとか。朝の目覚めの一杯にもぴったりです。そのほかの紅茶はスリランカ産があり、ビターな味わいのものやミルクティーにもオススメの甘みが特徴のものなど、好みによって選ぶことができます。

　また、紅茶より歴史が古く、紀元前から飲まれていたとも言われている“白茶”も購入することができます。白茶や正山小種（ラプサンスーチョン）は、紅茶の専門店でも扱っているお店が少ないという、珍しい茶葉なのです。それぞれの茶葉の味や香りの特徴をオーナーと相談しながら、お気に入りを見つけてみてくださいね。

のんびりティータイムを

　同店には飲食スペースがあり、その場でお茶を飲むことができます。スズ製の急須で提供してくれるので、１杯飲み終わっても、お湯を追加して２杯、３杯とゆっくり味わえます。スズ製の急須で淹れることで、一般的な陶器製の急須で淹れるのとは一味違った味わいを楽しるのだとか。シフォンケーキやチーズケーキ、クッキーなど紅茶と相性のいいスイーツも食べることができますよ。オーナーとのお茶談義に花を咲かせながら、のんびりティータイムを楽しむのもおすすめです。
　また、同店では予約制でランチもしているそう。“豚の紅茶煮”と“牛肉のクミン焼”からメインを選べるランチセットは、お茶、スープ、デザートまで付いて800円とリーズナブルです。気になる方はお店までお問い合わせくださいね。

　「今まで知らなかった人と出会えるのが嬉しいです。個性的なお茶も揃う同店で、お好きなお茶を見つけて欲しいです。これからも、末長くお店を続けていけるように頑張りたいと思います。」と澤田オーナー。豊富な種類のお茶と出会うことで、お茶の楽しみ方が広がる『leaf fish tea』へ、皆さんもぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。HPにはお得なクーポンの情報もあるそうなので、こちらもぜひ確認してみてくださいね。