【大阪・海老江】本格イタリアンも楽しめるカフェ『Mu』は時間によって表情を変えるお店

※現在は閉業しています（2020年4月）

　今回は、今年８月に開店したお店『Mu（ムー）』をご紹介します。こちらのお店では、モーニングからランチ、ディナーまで時間によって多彩な料理を楽しめます。特にお店の自慢は絶品のイタリアン！若きシェフが手がける本格イタリアンは、専門店にも劣らない味わいです。レトロな雰囲気の中でゆったりカフェタイムを過ごすもよし、夜はお酒と一緒にイタリアンを味わうもよし…時間帯や目的によってさまざまな楽しみ方ができるお店です。

ゆったりと時間が流れるお店

　今回紹介する『Mu（ムー）』は、JR東西線・海老江駅、阪神電鉄・野田駅、地下鉄千日前線・野田阪神駅からそれぞれ歩いて５分ほどの場所にあります。同店は、イタリア料理店で修業した経験を持つ名村さんがオーナーシェフを務めるお店です。名村オーナーは、大学の時に経営を学び、自分のお店を持ちたいと大学卒業後に専門学校で調理師の資格を取得、そして今年８月、念願だったお店を26歳の若さで開店しました。店名の『ムー』とは、名村オーナーの学生時代のあだ名“ナムー”に由来しているそうです。

　イタリアの国旗が目を引く、レンガと木彫の落ち着いた外観の同店は、中へ足を踏み入れると昔ながらの喫茶店のようなレトロな雰囲気が漂います。内装は、フローリングなど一部をDIYしたそうですが、以前この場所にあった喫茶店の雰囲気をそのまま残しているといいます。時間を忘れてゆったりとくつろげる空間は、一人でカフェタイムを過ごすにも、気が知れた友人とお酒を楽しむにもぴったりです。

ニーズに合わせて利用できる

　『Mu』の魅力は、時間帯によってニーズに合わせた利用ができるという点です。朝は７時から営業しているので、朝食を食べることもできます。ランチには、洋食だけでなく和食も提供していて、近隣の会社員も多く訪れるといいます。また、夜には名村オーナー自慢のイタリアンとお酒を楽しむことができ、食事や飲み会、デートなどにもおすすめです。朝7時の開店から夜８時までの間、お店を閉める時間帯はありません。
　好きな時間に喫茶店としてコーヒーなどで一服することができるのも嬉しいですね。

リーズナブルなランチも人気

　お昼の時間帯にはリーズナブルな価格のランチが人気です。中でも“唐揚げランチ”と“ハンバーグランチ”がおすすめだといいます。どちらも780円で、ご飯とスープ、サラダがセットになっています。ジューシーな大ぶりの唐揚げが５つも乗った唐揚げランチは味・ボリューム・価格の３拍子揃った納得の一皿です。また、自家製のトマトソースがかかったハンバーグランチは、お肉の旨味とトマトの酸味と甘みのバランスが良く、どんどんご飯が進みます。このほか、“鯖の味噌煮”など和食のメニューも提供しています。開店当初は洋食メニューが中心だったそうですが、お客さまから“魚や和食も食べたい”との要望があり、メニューを増やしたのだとか。また値段についても安くしてほしいとのお客さまの声から、旬の安い野菜を仕入れるなど原価を下げる工夫をして、今の値段で提供するようにしたそうです。

本格パスタも外せない！

　ディナーは、サラダやパスタ、ステーキなどのお食事メニューから、生ハムやカルパッチョ、アヒージョなどお酒との相性もいいメニューがズラリ。中でもお店のおすすめは“カルボナーラ”だといいます。厚切りのベーコンの塩気と黒胡椒がいいアクセントになっている濃厚なソースがパスタとよく絡みます。本格的なイタリアンの味わいが気軽に楽しむことができるのが嬉しいですね。

“自慢の料理を楽しんでほしい”

　開店後、以前の喫茶店の常連さんが同店になってからも来店してくれるようになり“美味しい”と味を認めてもらえたことが名村オーナーにとって嬉しかったエピソードなのだそう。今後は、朝昼晩とコンスタントにお客さまで溢れる人気店にしていくとともに、新たな店舗の出店も視野に入れていきたいそうです。
　「イタリアンで修業していたので、料理には自信があります。本格的な味わいが楽しめるので、ぜひ足を運んでいただきたいです。」と笑顔で話してくださいました。