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【沖縄・金城】愛情たっぷりのお弁当と沖縄料理のお店『なかざ家』今日のランチは買って帰る?食べていく?

 今回お邪魔したのは、那覇で20年以上営業している『なかざ家』。ご家族で仲良く切り盛りしている、アットホームなお弁当屋です。
 朝の4時からオープンしている同店は、訓練前のエネルギーチャージにお弁当やおにぎりを買い求める自衛隊のみなさんにも大人気。とんかつやハンバーグ、生姜焼きなどの定番おかずはもちろん、ポーク玉子やゴーヤチャンプルーといったご当地グルメも外しません。
 オーナーの仲座さんが、インタビューに応えてくださいました。

かわいいお母さんがトレードマークのお弁当屋さん

 『なかざ家』は、那覇西高校の隣、消防署の向かいにあります。かわいいお母さんの似顔絵が描かれた、ビタミンカラーの看板が目印です。

 「このお店はもともと、母がやってる食堂だったんです。僕は高校を出てすぐお店に入って、ずっとここで働いてきました。」
 数年前にお母さまから事業を引き継いだ仲座オーナーは、お店を法人化することに。屋号を『なかざ家』と改めて、街のお弁当屋として新たなスタートを切りました。

 「自衛官や工事の人たちは現場が変わるから、お客さんもけっこう入れ替わりますね。でも、母の代からおなじみの常連さんもいますよ。」
 お店の近くには自衛隊の基地があるため、体力勝負の仕事をしているお客さまが多いのだとか。安くてボリューム満点のお弁当が、長く愛されているのもうなずけます。

朝4時開店!愛情弁当でエネルギーチャージ

 店内には、種類豊富なお弁当やカレー、おにぎり、サンドイッチなどがズラリと並びます。お弁当は一番高いものでも750円と、かなりリーズナブル。毎日通いたくなりますね。

 「ふつうのサイズだと、ちょっと多いかな…」という方は、食べきりサイズのお弁当(320円)をどうぞ。女性やお子さまにも、最後までおいしく食べてほしい…そんなお店の心づかいが感じられます。

 『なかざ家』の開店は、朝の4時。早朝から訓練がはじまる自衛官のお客さまのため、お日様が昇らないうちから営業をはじめます。いちばん早いスタッフは、夜中の0時に厨房に入り、お弁当を詰めはじめるのだとか。

 お弁当の販売がメインの同店ですが、食堂としても営業しています。定食はどれもボリューミーで、お値段は500円~750円です。お財布がピンチのときでも、おいしいご飯をお腹いっぱい食べられますよ。

 仲座オーナーは、これまで何度も味の試行錯誤をしてきました。お客さまの反応を見ながら、どんなメニューが喜ばれるのかを考え、お母さまの代と変わらない繁盛店になるための努力を惜しみませんでした。

 「もうちょっと長くお店を開けててほしいって、お客さんに言われることもあります。そういうとき、“必要とされてるんだなぁ”って思えてうれしくなりますね。でもやっぱり、おいしいねって言ってもらえることが素直にうれしいです。」

愛情たっぷりのお弁当と定食でお腹いっぱい♪

 「今日はどのお弁当にしようかな」と、わくわくしながら選ぶ時間。ふたを開けるのが楽しい、色とりどりのおかず。お弁当には、普段の食事とはまた違う楽しさがありますよね。

 『なかざ家』がつくっているのは、とんかつやハンバーグ、白身フライ、焼き魚、豚の生姜焼きなど、定番おかずがメインのホッとするお弁当。でもそれだけでなく、ゴーヤチャンプルー、ポーク玉子(スパムと卵焼き)などのザ・沖縄なお弁当も用意しています。

 同店ではお弁当の配達も承っており、会議やクラブの集まりなどで利用するお客さまも多いのだとか。法事やお祝いごと、運動会などのイベントには、2,500円、3,000円、5,000円から選べるオードブルがおすすめです。
 弁当やオードブルの予算や内容は、できる限り要望に応えてくれます。気軽に問い合わせてみてくださいね。

 「店頭のお弁当と、配達用のお弁当はメニューが違うんです。配達のほうは、月替わりのおかずを5、6種類出してますね。お客さんに“あの月のメニューがおいしかったから、またやってよ”って、喜んでもらえることもありますよ。」


▲ゴーヤチャンプルー定食(650円)

 定食メニューは、お弁当に負けず劣らず種類豊富。サクサクのチキンカツと白身フライ、ハンバーグ、ポーク卵を盛り合わせた“なかざ家オリジナルランチ”は、ご飯とスープがついて750円です。
 ダントツ人気の“チキン南蛮定食”(600円)、手づくりタルタルソースがおいしい“白身フライ定食”(550円)など、お家で食べるようなホッとするメニューばかり。麻婆豆腐には沖縄の島豆腐を使うなど、ご当地らしさも忘れません。
 そして、日替わり定食は驚きの500円。「お腹いっぱい食べたいけど、お財布事情が厳しい…」そんな日のお昼どきは、『なかざ家』にダッシュです!


▲カツカレー(650円)

 「オリジナルの沖縄そばを出そうと思って、試作してるところなんです。常連さんに試食を出して反応を見てるんですけど、“これ、おいしい!”って喜んでもらえると自信がつきますね。」
 お店では現在、“野菜そば”(500円)、豚肉とかまぼこが入った“なかざ家そば”(500円)の二種類を提供しています。何時間も煮込んでダシをとったり、豚骨を使ってこってりスープに仕上げたりと、工夫を加えていく予定なのだとか。

 おみやげには、『なかざ家』オリジナルの豚(とん)グースをどうぞ。沖縄の辛い調味料・コーレーグース(泡盛にとうがらしを漬け込んだもの)や一味で豚肉を煮詰めた、ご飯の友です。
 沖縄では、型に入れて固める前のふわふわしたお豆腐(ゆし豆腐)が食べられていますが、これが豚グースと相性抜群。お豆腐をはじめいろいろな料理に合う、台所にひと瓶あるとうれしい逸品です。

家族の愛がつまった、ほんわかあたたかいお店


▲お母さまと仲座オーナー

 地域のお客さまに愛され続けて20年以上の『なかざ家』。仲座オーナーは、笑顔がチャーミングなお母さまをはじめ、奥さまやお姉さん、数人のスタッフと仲良くお店を切り盛りしています。

 街のお弁当屋としてのんびり営業しているため、ターゲットを絞り込んで売り込んでいくような、貪欲なスタイルはとりません。
 そんな中でも、定番の沖縄そばにアレンジを加えたり、店舗展開を検討したりと、新しいことにチャレンジする意欲を持ち続けているそうです。

 「なかざ家さんはけっこう量が多いよね、って言われます(笑)。だから、たくさん食べる人には満足してもらえるんじゃないかな。もちろん、食べきれないときはお持ち帰りもできますよ。男女問わず、子どもさんからお年寄りまで、気軽に来てほしいですね。」

 愛情たっぷりのお弁当や定食で、お腹もこころも満たしてくれる『なかざ家』。お財布がピンチの時もそうでないときにも訪れたい、あたたかいお弁当屋です。

店舗名 なかざ家
住所 沖縄県那覇市金城3-7-1
電話番号 098-859-0214
アクセス ゆいレール小禄駅から徒歩8分
営業時間 弁当 4:00~15:00 / 定食 11:30~14:00
定休日 年末年始
ホームページ https://www.nakazaya.co.jp/

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