【東京・下北沢】BGMにこだわった店内で楽しめる『茄子おやじ』のカレーは、代々引き継がれる伝統の味!
カレーの激戦区と言われるほど、多くのカレー屋が連なる下北沢。インドカレーやスープカレー、スパイスカレーなど系統も多様化しています。そんな下北沢で、1990年のオープン以来、味を変えずに営業を続けている『茄子おやじ』。スパイスの効いた辛さがやみつきになるおいしさで、客足が絶えない人気店となっています。
先代から引き継いで二代目店長に
現在『茄子おやじ』を経営している二代目店長の西村さんも、もともとは同店に通うお客様でした。幼い頃からカレーが好きで、大人になってからもいろいろなお店を巡って食べ歩きをしていたそうです。そのうち自身もカレー屋を開きたいと考えるようになり、一番好きな味だった同店で修業を始めることに。そして当時のオーナーが引退するタイミングでお店を引き継ぎ、二代目オーナーに就任したのです。
ぬくもりのある空間でほっこりと
外観はまるでカフェのようにおしゃれで、女性やおひとり様でも入りやすい雰囲気が感じられます。窓際には音響機材が並んでいるので、看板を見なかったらここがカレー屋さんだと気づかない方もいるのではないでしょうか。
こだわりの内装は、木をメインにして、心がホッと落ち着く空間となっています。店内の至るところに飾られた花は、西村さんの知人が経営する花屋のもの。週に1回のペースで仕入れているので、訪れるたびにさまざまな花を見られるのも楽しみの一つです。ドライフラワーやサボテンなどもあり、料理を待っている時間も退屈せずに過ごせます。
1種類のルーで27年間
オリジナルブレンドのスパイスで作ったカレーは、他では真似できない自慢の味。少し辛めですが、具材の旨味が溶け込んだおいしさは癖になります。辛いのが苦手な方はトッピングで生卵をオーダーすれば食べやすくなります。
カレーのメニューは“ちきん”、“びーふ”、“やさい”、“きのこ”、“スペシャルカレー”の5種類がありますが、ルーはなんと1種類のみ。この味だけで27年間営業を続けていられるのは、味が認められている証拠ですよね。
5種類のなかでも一番のおすすめ“スペシャルカレー”は、野菜、チキン、ゆで卵など具材が全部乗ったまさにスペシャルなカレーです。ゴロゴロと乗った具材は食べごたえも抜群。大きめにカットされているので、一つひとつの味を感じながら食べられます。
食後は、コーヒーでゆっくり一休みもおすすめ。”カレーの後にコーヒー?”と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、カレーの隠し味にコーヒーを入れることもある程、相性が良いのです。一杯ずつ丁寧に淹れた自慢のコーヒーも是非味わってみてください。
こだわりのBGM
カレー屋の営業とは別に、音楽活動もしている西村さん。他のスタッフも全員音楽好きということで、お店で流す音楽は全てレコードでかけるというこだわりがあります。使用しているスピーカーやアンプはなんと70年代のもの。レトロな雰囲気が漂っています。音楽は特定のジャンルにこだわらず、気に入った曲をランダムで流しているそうですよ。
同店のロゴはスプーンをギターに見立てて演奏している男の人。カレー屋とミュージシャンを両立している西村さんにぴったりのイラストです。
毎日楽しみながら営業しています
修業を始めた日から今日まで、苦労だと感じたことは特にないと言う西村さん。“大変”よりも“好き”な気持ちが勝ち、毎日がとても楽しいそうです。たくさんのカレー屋がある下北沢で、『茄子おやじ』を選んで食べに来てくれる方がいることがとても嬉しく、自分が大好きな味をお客様にも気に入ってもらえるのはやりがいにも繋がっているそうですよ。
受け継いだ味を今後も残していきたい
「先代から引き継いだ味を今まで通り、ぶれることなくお客様に提供し続けていきたいと思っています。さまざまな種類のカレーが登場していますが、流行りに流されず、“茄子おやじのカレー”を三代目、四代目と引き継いで守っていきたいですね。」
2018年で28年目を迎える同店は、オープン当初から変わらない味を提供し続けて、多くのファンがついています。一度食べたらまた食べたくなるおいしさを是非一度体験しに訪れてみてかいかがでしょうか。きっとあなたも『茄子おやじ』のファンになりますよ。
店舗名 | 茄子おやじ |
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住所 | 東京都世田谷区代沢5-36-8 アルファビル 1F |
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電話番号 | 03-3411-7035 |
アクセス | 小田急線下北沢駅から徒歩4分 |
営業時間 | 12:00~21:00 |
定休日 | 不定休 |
ホームページ | https://tabelog.com/tokyo/A1318/A131802/13001385/ |
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