【福岡・博多】宅飲み感覚でくつろげる『NewPond』で1日をリセットしませんか?
2016年11月にオープンした『NewPond』は、地域の人に愛される創作料理とお酒のお店です。和洋中といったジャンルを問わず、おいしい料理とお酒が楽しめます。その日の食材で自分好みのパスタを作ってもらったり、メニューにないおつまみをリクエストできたり、友達の家に遊びに行くような感覚で立ち寄れるお店です。店長の河原さんにお話をうかがいました。
歴史ある喫茶店が華麗に変身!
――お店をオープンするきっかけは何だったんですか?
「ここは1978年から3代続く喫茶店だったんです。そのお店のオーナーさんと僕が知り合いで、お店をやらないかと持ちかけられたのがきっかけでした。オープンの前に建物自体がリニューアルされているので、お店の内装もそれほど手を加えてはいません。長く続いたお店の歴史や想いを大事にしたくて、店名を引き継がせてもらいました。」
――そうすると最初にお店があったんですね。
「そうなんです。お店が先に決まって、後から料理学校の同級生の岡と一緒に店をやることになって。彼は洋食の経験があって僕は中華が長いので、2人の持ち味を活かしたいと考えた結果、創作料理になりました。」
――「和食のお店をやりたい」とか「カフェをやりたい」というところから、お店を探すケースが多い中で、『NewPond』はちょっと変わった経緯でオープンしているんですね。お店を始めてから1年ちょっと経ちましたけど、苦労したことはありますか?
「最初のころはお客さんに「ここは何のお店なの?」と聞かれても、創作料理としか答えられないことに困りましたね。お客さんはイタリアンとか和食とか、そういう答えを求めているのに、明確な回答ができないので、自分たちの想いとお客さんとの不一致に戸惑いがありました。最近、そういう質問はされなくなったので、少し時間はかかりましたけど認知されるようになったのかもしれません。」
――幅広い料理が出せることが、かえって理解されにくくなる原因になっていたんですね。
「それから、このお店の場所が駅から少し離れていて、大通りからも引っ込んでいるので、なかなかお客さんが少なかったので…。」
――どうやって来店を促したんですか?
「いろいろやりましたよ。もちろん目の前でチラシ配ったりしてますし、この界隈を自転車で回って3,000枚ほどポスティングしたり。あとは…近隣の会社さんに挨拶に行ったり、ホットペッパーを活用したり…それからインスタ、フェイスブック、無料広告などで告知はしています。」
――SNS系で集客強化とはお考えですか?
「ん~、できれば何もしないでお客さんが来てくれるのが一番いいんですけど(笑)、なかなかそういうわけにもいかないので、広告費をかけずに集客できるSNSが一番手っ取り早いっていうのはありますよね。」
「今日は良い日だった。」と思ってもらうために
――お店にいらっしゃるお客さまは、どんな方が多いですか?
「かなり幅広くて、20代前半から60代まで男女問わず来ていただいています。早い時間は近くの会社にお勤めの方が多くて、遅い時間になるにつれて周辺にお住まいの方が増えてくる感じですね。単身赴任の方とか一人暮らしの方も多いエリアなので、一人でいらっしゃる方も多いですね。融通のきくお店なので、食材と調味料があればメニューにない料理も作りますし、ハーフサイズにもできるので、おひとりさまにはそんな風にお声がけさせていただいてますね。」
――そういう心遣いは嬉しいですね。
「レストランとかと違って、日常の一部にある空間を作れるようにしてるので、良くお客さんに言われるのが「宅飲みの延長みたいな感じで、ついつい長居しちゃう。」って言われますね。わざわざ自家製って書くのも面倒になるくらい、1つひとつお店で手作りしてますし、カウンター席には僕とか岡とか、2人と話に来てくれるようなお客さんもいます。いい魚が入れば刺身も出しますし、好き嫌いがあればそれにも対応しますし。ホントに誰かの家に遊びに来たような感覚で過ごしていただけます。」
――いいですね~、そういう感じ。なんだかアットホームで。
「これは勝手な持論なんですけど、その日1日が良かったか悪かったかっていうのは、その日最後にいた場所によって左右されると思うんです。最後にいた場所が楽しく終われれば、昼間すごく嫌なことがあったとしても、今日はいい日だったと思って眠りにつけるんじゃないかと。そういう意味でも肩ひじ張らずに来られて、いい気分で帰れるようなお店でありたいと思ってますね。」
目移り必至のメニューの数々
――このお店の河原さんイチオシのメニューはどれですか?
「それはもう、断然和牛ですね。すごく人気があります。九州産の和牛で、赤身はモモ肉です。シンプルに塩・コショウで味付けをして、玉ねぎをたっぷり使った自家製ジャポネソースとワサビ醤油、それから淡路島産のプレミアム藻塩っていうお塩をお好みでつけてお召し上がりいただきます。お店の名前に引っかけた“Pond ステーキ”は1ポンド(約450g)の和牛を破格の値段でお出ししてます。女性だったら4~5人でシェアしていただくのがちょうどいいと思います。」
――ボリュームがあって見た目も華やかで、テーブルが盛り上がりそうですね!他にもアヒージョとかピクルスとか、インスタ映えしそうなメニューも気になります。
「女性にはクリームチーズ豆腐が人気です。これはクリームチーズと豆乳を混ぜてゼラチンで固めたもので、冷奴のようにして食べるんですが、これが白ワインに良く合うんですよ。それから大根の唐揚げも人気ですね。塩とゴマ油を添えてお出しています。」
――大根の唐揚げですか!?めずらしいですね。
「そうですね。最近は居酒屋さんで出してるお店は結構あるみたいですけど。揚げものだとハマチの唐揚げもおいしいんですよね。うちでは淡路島の漁師さんや農家さんと契約していて、漁師さんはその日に取れた魚の中からとびきりのものを選んで送ってくれるんです。だから刺身も出せるし、めずらしい魚が食べられることもあります。自分らも箱を開けてみるまでどんな魚が入っているのかわからないので飽きないですし、お客さんも楽しいと思うんですよね。」
――ビックリ箱みたいで面白いですし、お店の外観から新鮮な魚が食べられるとは思わなかったのでダブルで驚きです!福岡の飲食店だと玄界灘の魚とか、糸島の野菜を使っているところが多い中で、淡路島っていうのも意外でした!
「たまたま父が仕事で淡路島と縁があったので、島の漁師さんや農家さんと知り合うことができたんです。他のお店との差別化につながっていますし、いい意味でお客さんの期待を裏切れるという点でも店の強みになっていると思います。」
お酒やデザートもお忘れなく!
――他にも海老チリや自家製ベーコン、鶏白湯麺にお茶漬けまで、ジャンルにとらわれないメニューは毎日でも通える幅広さですね~。これをほとんど全部手作りしてるなんてホントに驚きです。
「デザートもちゃんと手作りですよ。一番人気はブリュレです。フローズン系で、表面は焼いてあるのでトロっとしていて、下はシャリっとした食感が楽しめます。ほかにも旬の野菜や果物を使った自家製アイスとか、気まぐれにチーズケーキを焼いたりしています。」
――河原さんご自身が楽しんで作ってる感じがまた良いですよね。お酒もいろんな種類がありますね。おすすめのお酒なんてありますか?
「ドリンクは生ビールです。サッポロさんのビールマイスターの認定証を取っていて、サーバーの洗浄やグラスの洗い方、さらには泡とのバランスまで、覆面調査でチェックされた上で発行された認定証なので、本当においしいビールが飲めます。」
――料理だけでなく飲み物の質にもこだわっているんですね。
「カクテルの作り方もバーテンさんに教えてもらった通り、グラスに氷を入れたらマドラーを1周させて、もちろん溶けた水は捨てます。リキュールを入れたらまた1周させて、割り材を入れて作っています。ちょっと時間はかかりますけど、やっぱりそうやって丁寧に作った方がおいしいものができるんですよね。この前、同業のお客さんに褒められました。「こういう店でそんな作り方してるなんて感動だ!」って。」
――お客さんに気付いてもらえるって嬉しいですね!些細なことと思われるような事を大切にされているからこそ、2度3度と足を運んでくれるお客さんが増えていくということが良くわかりました!
【開店ポータル特典】
ご注文のさいに開店ポータルWEBサイトを提示すると、お会計が10%OFFになる特典をいただきました!この機会に『NewPond』で、素敵な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
店舗名 | New Pond ~創作料理とお酒のお店~ |
---|---|
住所 | 福岡県福岡市博多区博多駅東3丁目13-33-1F |
|
|
電話番号 | 092-472-5677 |
アクセス | 地下鉄空港線・東比恵駅から徒歩5分、博多駅筑紫口から徒歩7分 |
営業時間 | 18:00~翌2:00、水曜日のみランチ営業あり 11:30~13:00 |
定休日 | 日曜日 ※日曜日が祝日の場合は月曜日がお休み |
ホームページ | https://www.newpond.jp/ |
SNS | |
店舗詳細はこちら |