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【東京・荻窪】日本酒がきっと好きになる!飲み比べができる『お酒の実験所』でお気に入りの銘柄を見つけよう♪

 高度な醸造方法と熟練の技術でお米から造るお酒・日本酒。平成28年度の時点で新潟県や長野県をはじめとして日本には2,000弱の酒蔵があり、年間では400kl以上もの日本酒が造られています。種類も豊富で、四季折々の旬の食材と一緒に楽しめる日本酒ですが、飲みたくても気軽に入れるお店がなかったり、おいしい日本酒に出会えたことがないといった理由から、日本酒に手が出せない方もいらっしゃるのではないでしょうか。そのような方にぜひ訪れてもらいたいお店が2017年11月9日、東京・荻窪に誕生しました。その名も『お酒の実験所』。実験感覚で日本酒の飲み比べができて、さまざまな銘柄を気軽に楽しめます。おいしい日本酒を求めて、若者からご年配の方まで、男女ともに幅広い層のお客様が足を運ぶ、いま話題の日本酒バーです。

日本酒のおいしさを広めるために

 店長の長野さんは大の日本酒好き。しかし近年、若者のアルコール離れで日本酒に馴染みがない人が増え、飲まれる機会も減ってきています。そんな現状を見ているうちに、日本酒のおいしさをもっと多くの人に知ってもらいたい、飲むきっかけとなる場所をつくりたいとの想いがうまれ、同店をオープンすることにしたのだそう。
 しかし長野さん、経営の経験もなければ飲食の経験もほとんどありません。知人からたくさんアドバイスをもらいましたが、聞いて想像するのと実際にやるのとでは全く違ったと言います。サービスの仕方や、おつまみとして提供する料理のことなどわからないことばかり。日本酒に関する知識を身に付けた証である“J.S.A. SAKE DIPLOMA”の取得や、専門書や料理本の読破、セミナーや講習会への参加などで一つずつ勉強して開店準備を進めていきました。オープンしてからしばらくは、慣れない接客やサービスに苦労もありましたが、現在はお客様に支えられながら日々楽しく営業をしているのだと話してくれました。

気軽に入りやすい雰囲気づくり

 バーと聞くと照明が落ちた暗めの雰囲気を想像する方も多いでしょう。しかし、同店はそんなイメージとは裏腹に、とても明るくおしゃれな印象です。白で統一されたきれいめな内装が、日本酒ともよく合っています。壁に描かれたカラフルでポップな絵が親しみやすさを感じさせ、より楽しくお酒が飲めそうです。“大人”や“おじさん”のイメージがあった日本酒を若者や女性にも飲んでもらいたいとの思いから、入りやすい雰囲気づくりにこだわりました。それもあってか、20代前半の若い層や、女性がお一人で来店されることも多いそうです。「お客様が“おいしい!”と楽しそうに飲んでいる姿を見るたびに、お店を開いてよかったなって、心から思いますね。」と長野さんは話します。
 見た目ではわかりにくいですが、同店の照明は全てLEDです。それにも、お酒を扱う店ならではの理由がきちんとあります。日本酒に限らず、お酒は蛍光灯などの紫外線があたると色や風味が変わりやすく、品質が落ちてしまいます。それに比べて一般的に使用されているLEDは紫外線を発しないため、色や風味を損なわずに済むのだとか。日本酒やワイン、ビールなどの瓶が黒っぽい色をしているのもそれが理由なのだそうですよ。

少ない量でたくさんの種類を飲み比べ

 お客様に飲み比べをしてもらいやすいように、日本酒を一杯60mlで提供しています。少ない量にすることで、一つの銘柄だけでなくたくさんの種類が味わえるようになっています。価格も安めに設定されているので、お財布事情も気にせずに楽しめますよ。同店の日本酒のラインナップにはレギュラーメニューがなく、売り切れてしまったらそれでおしまい。次にはまた新しい銘柄を仕入れるので、置いてある種類はその都度変わります。気になる銘柄があった時には、その時に飲んでおくのをおすすめします。
 長野さん曰く、最近の日本酒はどれも本当においしく、ほとんどはずれがないそうです。テイストも、軽めから重め、香りが強いものやほとんどないもの、甘味や酸味があるものにないものなど、バリエーションも豊富です。誰でも、気に入る味がきっと見つかりますよ。既にお気に入りがある方も、今まで飲んだことがないものにチャレンジしてみてください。思いがけない新たな発見があるかもしれません。

 日本酒のお供に是非食べてほしいと長野さんが太鼓判を押すのは、手作りの明石焼き。焼き立ての明石焼きは外はふわふわ中がとろとろで優しい味わいです。出汁にたっぷり浸してお召し上がりください。試行錯誤して作ったオリジナルのおつまみも用意しています。日本酒との相性もぴったりで、お酒が進みますよ。

日本酒を好きになるきっかけとなりたい

 「さまざまな銘柄をお試しいただいて、当店が新たな日本酒を知るきっかけ、好きになるきっかけとなれたら嬉しいです。そうして日本酒好きをどんどん増やしていけたらと思います。苦手意識がある方の中には、実はあまりしっかりとした日本酒を飲めていないケースもあるんです。質にこだわって造られたものは本当においしいので、是非一度当店に起こしいただいて実験感覚で飲んでもらいたいですね!」
 しっかり日本酒を飲もうとするとどうしても高くついて量も多くなってしまいますが、『お酒の実験所』なら、お手軽にたくさんの種類を楽しめます。日本酒が好きな方はもちろん、今まであまり飲んだことがない方も一度足を運んでみてはいかがでしょうか。“チーズと日本酒のペアリング”など、不定期でイベントも開催しているのであわせてチェックしてみてください。

店舗名 お酒の実験所
住所 東京都杉並区天沼3-10-17 矢野荘101
電話番号 03-6875-0808
アクセス JR中央線荻窪駅から徒歩5分
営業時間 月~土:18:00~24:00(LO 23:30)/ 日:14:00~20:00 (LO 19:30)
定休日 不定休(Facebook か Google 検索にてご確認ください。)
ホームページ https://tabelog.com/tokyo/A1319/A131906/13215430/

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