※閉店※【北海道・札幌】”おいしい”と”健康”の良いとこどりなロースイーツの専門店『Petit Caco』
2015年にオープンした『Petit Caco』は、今年で2周年を迎えました。同店は、焼かずに作るスイーツを販売している“ロースイーツ”の専門店です。ロースイーツのローとは“Raw(生)”という意味を持ちます。食材に含まれる栄養素を大切に作られるロースイーツは、海外ではメジャーな食事法“ローフード”の定義に則り、乳製品やたまご、小麦などを使用しないスイーツです。からだに良いものにこだわりながら、おいしく食べられるケーキやチョコレートを販売している同店の水越オーナーにお話を伺いました。
健康は食事から
水越さんが“ロースイーツ”に興味を持ったのは、ご家族が病気にかかったことがきっかけです。体調改善のために健康を意識して食事をかえてみたところ、家族も自身も、からだの調子が良くなるのを感じたそうです。“ご飯だけではなくお菓子もからだに良いものを食べたい”そう思ったときに、ローフードの存在を知ります。ローフードマイスターの資格を取得した水越さんは、当時友人と営業していたカフェでロースイーツをふるまったところ、お客様にとても喜んでもらえたのだそうです。それが嬉しかった水越さんは「もっと多くの人にロースイーツの存在を知ってもらいたい!」と、ロースイーツ専門店の開店を決めたのです。
カフェとしてもゆっくり利用できる店内
『Petit Caco』はテイクアウトがメインですが、イートインにも対応しています。扱っている食材が自然のものが多いので、店内もナチュラルな雰囲気の内装にこだわっています。イートイン席のテーブルや床も木目調のものを使用し、あたたかみがあり、ホッと落ち着けるような雰囲気になっていますね。
ロースイーツの認知
海外ではポピュラーになっているロースイーツですが、日本ではまだまだ浸透していないのが現状です。原材料が高価な分、価格は普通のスイーツに比べると少し高めになるので、ロースイーツを知らずに来店されたお客様からは少し受け入れ難く思われてしまうこともあるようです。しかし、ロースイーツを知っている方や、アレルギーを持っている方などからは、とても喜ばれており、お客様の中には遠方から買いにきてくださる方もいらっしゃるそうですよ。
こだわりのロースイーツ
『Petit Caco』一番人気のスイーツはストロベリーが主役の“ベリーロータルト”です。サクサクのタルト生地となめらかなストロベリークリームがとても良く合います。一般的なケーキよりもヘルシーに食べられるのは嬉しいですね。他にも“抹茶とチョコのローケーキ”や“ローレアチーズケーキ”、季節のタルトなど様々な種類があります。ローレアチーズケーキはなんとチーズを使わずにチーズの味を再現しているとのこと。チーズケーキがお好きな方は、ぜひチェックしてみてください。
オリジナルのローケーキをオーダーすることもできるので、大切な記念日やお祝いにご利用してみてはいかがでしょうか。
ケーキだけではなくチョコレートやスムージーも人気があります。“ローチョコレート”は、ロースイーツには欠かせない酵素を壊さないよう、低い温度でゆっくりとローカカオバターを溶かしメープルシロップなどで固める特別な製法で作ります。やわらかな口溶けが特徴のこちらは、ファンも多い一品です。
また、夏季限定で販売されるスムージーには、定番のグリーンスムージーの他に塩キャラメルバナナやイチゴレアチーズのスムージーなどの変わり種も。とても甘くてデザートのようだけれど栄養がたっぷりあるので、ダイエット中でも罪悪感なく飲めますね。
もっと多くの人に知ってもらいたい
「まだまだ当店のようなお店は少なく、ロースイーツに馴染みのない方の方が多いので、日本でもロースイーツがもっと浸透して、こういったお店がどんどん増えてくれたらいいですね。こだわりぬいて作った当店の商品を是非一度食べに来ていただき、ロースイーツを好きになってくれたら嬉しいです。」と水越さんは話してくれました。
今後、『Petit Caco』では、野菜を中心とした健康的なランチを始める事を検討しているそう。こちらも楽しみですね。
店舗名 | Petit Caco(プティ カコ) |
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住所 | 〒060-0806 札幌市北区北6条西8丁目8-11 |
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電話番号 | 011-737-8150 |
アクセス | JR札幌駅から徒歩8分 |
営業時間 | 11:00~19:00 |
定休日 | 月曜日 |
ホームページ | http://petit-caco.com/ |