【沖縄・宜野湾】ガレージで乾杯！？『RIDER’S GARAGE CAFÉ&DINER』はライダーご用達のホットなスポット！

沖縄県宜野湾市普天間。県道35号線沿いに、大きなガレージがあります。看板には「Café&Diner」の文字が…。なんと、このガレージの中には、今回ご紹介するカフェがあります。それが、『RIDER’S GARAGE CAFÉ&DINER（ライダーズガレージ・カフェ&ダイナー）』です。

店内にはクラシックカーやバイクなどが展示され、バイクでご来店のライダーはバイクに乗ったまま入店が可能！秘密基地のような内装に、ワクワクが止まりません。

同店のオーナー西村さんに、たっぷり魅力を語っていただきました。

クラシックカーやバイクに男子は大興奮

『RIDER’S GARAGE CAFÉ&DINER』がオープンしたのは2017年12月のこと。
店名を『RIDER’S GARAGE（ライダーズ　ガレージ）』とした由来をうかがったところ、こうお話しいただきました。

「以前働いていた店には、バイクのライダーがよく来られていたんです。ところが、バイクを停めてはいけないところに駐車されることが多くて、お客さまにその理由を聞いてみたんです。そしたら“遠く離れた駐車場に停めると、盗難やいたずらの被害に遭ってしまうから…”と。ライダーは自分の目が届くところに愛車を置いて、安心して食事をしたいものなのだと知りました。」

そこで西村さんはライダーが安心して食事できるよう、ガレージにバイクを停められるお店を作ったのです。
こうして店名もそのまま『RIDER’S GARAGE（ライダーズ ガレージ）』に。日本ではほかにない、斬新なスタイルですよね。

開店当初はライダーの憩いの場としてスタートした同店ですが、思わぬ効果がありました。

「オープンしたばかりのころは一般のお客さんはそこまで多くなかったのですが、いまでは“バイクに乗ったまま入店するライダーの姿がかっこいい！”と、非日常感を味わいたい一般のお客さんもよく来られるようになりました。展示しているクラシックカーやバイクに、小さな男の子が大興奮してはしゃぐ光景も日常茶飯事ですよ。」

開店から2年を迎えたいま、ライダーはもちろんのこと、カップルや友達同士、家族連れなどさまざまな層のお客さまが訪れているようです。

映画のワンシーンの様な雰囲気の店内

ガレージ部分はむき出しの鉄骨で、さび付いた趣のある雰囲気。一方、カフェ部分は木のぬくもりのある素朴な風合いにまとめられています。

そして、このどこかレトロで映画のワンシーンの様な世界観がフォトジェニックだと大人気！暖色系の照明が、おしゃれな雰囲気を際立たせています。求人募集をするやいなや、男性からの応募が殺到するのだとか。男性にとってこの渋い店内で仕事をするのは憧れなのでしょうね。

（…西村さんの本音としては、雰囲気が明るくなる女性スタッフも欲しいそうですよ！）

食事メニューもワクワクする多国籍料理

そんなワクワクする店内でいただけるのは、多国籍な料理の数々。アメリカンを中心とした世界中の料理がバランスよくラインナップしています。

一番人気は“チキンオーバーライス”。
元はトルコで生まれたケバブメニューを、ニューヨークの屋台が取り入れたことで爆発的にヒットしました。炒めたサフランライスの上にほぐしたチキンをのせ、チリソースとサワーソースをかけたアメリカンな一皿です。

そしてアメリカ人に人気なのがテイクアウトでも楽しめる“グリルドチーズサンドイッチ”。
ピクルスとポテトが付いて750円からとリーズナブルなこちらは、プレーン、サーモンマリネ&オニオン、厚切りベーコン、スパイシービーフ、グリルチキン、照り焼きチキンと種類も豊富。熱々のサンドイッチにとろーりとろけるチーズと具材がクセになる一品です。

このほか、メキシコのビザ“ケサディーヤ”、タイのスープ“トムヤムクン”、イタリアの“ペスカトーレ”に、沖縄の“タコライス”と、バリエーションに富んだメニューを展開しています。どれもおいしそうで迷ってしまいますね。

「秘密にしたい」ほどいいお店

ワクワクいっぱいの隠れ家のような『RIDER’S GARAGE CAFÉ&DINER』。お客さまからはこんな声が届くようです。「大人気になって騒がしくなるのが嫌だから、誰にも教えないで秘密にしたい店だね。」と。

もっとお客さまに知ってもらいたい西村さんにとっては、うれしい反面、複雑な心境なのだとか。

「いつか“ガレージに行こうぜ！”が、合言葉になるようなお店にしたいです！」と、西村さん。

非日常的な雰囲気を味わえる同店に、あなたも訪れてみてくださいね。