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【東京・東中野】日本人の味覚に合わせたスペインバル『アスタルエゴ』の“ハポニョール料理”とは

 東京都中野区東中野。落合駅から徒歩5分の閑静な住宅街に、小さなスペインバルがあります。2016年5月24日オープンの『アスタルエゴ』です。日本人の味覚に合わせたスペイン料理が自慢の同店は、ボリュームもあってコスパがいいことで人気のバルです。今回はオーナーさんにお話を伺ってきました。

スペイン語からスペイン料理の世界へ

 『アスタルエゴ』のオーナーさんがスペインに興味を持ったのは、学生時代にスペイン語を学び始めたことがきっかけでした。在学中に現地に渡り、さらにスペインへの造詣を深めたそうです。卒業後、スペインで培った知識を活かして料理の道へ。そしてついにスペインバルのお店をオープンするに至りました。しかし、物件探しには苦労したとのこと。個人で営業するのにちょうどいい物件がなかなか見つからず、ようやく見つけたのがこの土地でした。スケルトンの状態からすべてDIYしたため、思ったよりも大変だったと振り返ります。そんな開店準備の時、力になってくれたのが仲間達でした。沢山の人に支えられてスタートした『アスタルエゴ』は、現在地域に愛されるお店となりました。

何度も足を運べるような店づくり

▲スペインオムレツ

 スペイン料理と聞くとお高いイメージがありますが、同店は何度も通えるようにとお手頃な価格設定となっています。しかもボリュームがあり、満足度は充分!同店はあくまでも“酒場”ではなく“バル”だということを意識した店作りを心掛けているそうです。料理を中心に味わって、家とは違う特別な時間を過ごして欲しいとのこと。
 同店はお一人様やカップル、ご夫婦はもちろん、週末はファミリーでご来店する方も多く幅広いお客様がご利用されているそうです。気軽に入りやすい雰囲気なので、まずは一人でリサーチしてみて、その味を確かめてみてはいかがでしょう。きっとご友人や家族を連れて来たくなるお店ですよ。

スペインの太陽を思わせる刺激的なイエロー

 店内に入るとまず目に飛び込んでくるのが鮮やかな黄色い壁。スペインの太陽を思わせるような刺激的な色です。それと対比するテーブルや椅子の黒とのコントラストが、異国情緒を漂わせます。席数はカウンター含め全17席。今後さらに内装も改良していきたいと考えているとのことなので、楽しみですね。

エスパニョールならぬハポニョール料理

 同店のメニューは日本人の味覚に合わせた、オーナーさんオリジナルの和洋折衷料理。ハポン(=日本)とエスパニョール(=スペイン)をミックスした、“ハポニョール”料理と命名しています。

▲ヤリイカのスミ煮

 おすすめは“ヤリイカのスミ煮”。イカ墨でヤリイカを煮込んだ真っ黒の煮込み料理です。イカの旨味がたっぷりで、優しい味わいに仕上がっています。

▲海老のアヒージョ

 スペイン料理といえばアヒージョ。こちらも人気メニューとなっています。バゲットも追加で頼めば旨味の染み込んだオリーブオイルを存分に味わうことができます。

▲魚介のパエリア

 “魚介のパエリア”は大きな鍋で一気に炊き上げてつくられる同店の人気メニューです。パエリアの注文は2人前から受けており、終日オーダー可能とのこと。ボリュームたっぷりでお腹いっぱいになれる一皿です。素材とスープにこだわり、魚介の旨味がギュッとつまった味わいは、本場にも負けない味だと大好評です。

▲サングリア

 他にも週替わりの“本日のおすすめ”や、“本日のグラスワイン”も見逃せないメニューです。オリジナルのサングリアは甘さ控えめとなっており、料理に合う飲みやすい一杯となっています。

 今後は店を大きくするか、また違った形の店を作るか新しい展開を考え中という『アスタルエゴ』。スペイン語で“またね!”という意味の店名が示すように、何度も通いたくなるお店です。閑静な住宅街にあることから、繁華街の喧騒から離れて静かな夜を楽しめます。深夜まで開いているので、ゆっくりスペイン料理とお酒を楽しむも良し、飲みの〆に立ち寄るも良しのお店です。

店舗名 アスタルエゴ
住所 東京都中野区東中野5-9-1 シャローム東中野 1F 
電話番号 03-5937-3030
アクセス 東京メトロ東西線 落合駅から徒歩5分
営業時間 16:00~26:00(L.O.25:00)
定休日 月曜日
ホームページ https://www.facebook.com/hastaluego.bar/

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