【沖縄・うるま】こだわりのパンを焼きたてで。『Tommy Boulanger』で頬が落ちるような美味しいパンを堪能しませんか♪
沖縄のうるま市にお店を構えるパン屋さん『Tommy Boulanger』。全粒粉や小麦胚芽など食材にこだわったからだにやさしいパンを販売しています。同店が初出店である富山さんご夫婦に、開店のストーリーやこだわりのパンについて、お話をうかがいました!
和洋中のなかでも、興味を持ったパン職人へ
オーナーの富山さんは、ずっと飲食業界に身を置き、料理人として働いていました。以前は海外の大使館にて、お仕事をされていた時期もありました。当時は、和洋中すべての料理を作る必要があったため、独学でさまざまな料理を勉強されていたのだそう。
「独学で色々学んでいく中で、パンの勉強もしていたんですね。それが結構楽しくて、興味深くやっていたんです。今回は内地から沖縄に戻ってくるにあたって、何かしらお店を持とうと思っていたので、自分の興味が強いパンでの出店を決めました。」
そんな想いから、2017年の12月1日に『Tommy Boulanger』をオープン。お店があるのは、店舗兼自宅の物件。自宅の中にお店を作りたいという夢があったのだそう。
現在の場所に決める際に、決め手の一つとなったのが、店舗から海が見えるということ。
「ここからは、海が見えるんですよね。僕の妻は、もともと沖縄県外の人でして、今回こちらに移ってくるにあたって、海が見える家に住みたいと言っていたので。その思いが叶えられるここでの出店を決めました。」
オープンから一年以上が経ち、苦労したこともあれば、その分うれしいこともたくさんあったといいます。
「やっぱりうれしいのは、一度来たお客さまがまた来て、“おいしかったです”と言ってくれること。さらにその人の知り合いに紹介してくれて、紹介を受けてご来店くださる方もいるんです。そういう風に広がっていくのは、とてもうれしいですね。」
大切にしていることをうかがった際には、「お客さまのニーズを知ることを絶えず考えつづけること」と挙げてくださった富山さん。その想いが、お客さまに伝わっているからこそのエピソードだと感じました。
いつでも焼きたてのパンを
開店から一年以上を経た同店で、一番変化をしたのは、お店に並ぶ商品。ニーズに合わせて変化を重ねた結果、初期の頃はベーグルとデニッシュくらいしか並べていなかったのが、現在は和食パンなどの創作パンまで並んでいます。
「商品については、絶えず色々試行錯誤しながら、作っています。実際にお客さまにもどういったものが好みなのかとヒアリングをしたり。僕自身も色々と作ってみながら、検討を重ねています。」
そんな同店の商品は、朝7時の開店時にすべてが並ぶわけではありません。ここにも富山さんのこだわりがありました。
「うちの店では、日常的にパンを食べてもらいたいという想いをもって商品を提供しています。そのためにも、いつでも出来るかぎり焼き立てのパンを味わっていただきたい。だから、朝までにすべて並べるのではなく、都度、出来たてを並べるようにしています。」
看板商品のクロワッサン
一番のおすすめパンは、クロワッサン。ライ麦や全粒粉を混ぜた生地で作られています。開店当初からの看板商品とのこと。
「材料には北海道産の小麦を使っているので、小麦本来の味がします。僕自身で色々な材料を試し、その中で一番おいしかったものを使用しています。」
期間限定メニューも充実しています。お話をうかがった日の前週には、一週間限定のいちごデニッシュも出されていました。このような期間限定の商品のほか、1シーズンを通した限定商品もあるのだそうです。
パンをもっと気軽に、当たり前に
ご自身もパンが大好きな富山さんの今後のビジョンは、「パンをもっと身近に感じてもらう」こと。
「より多くの人に知ってもらって、パン食というものをもっと普及させていきたいですね。生活の中で、パンを食べることが当たり前となればいいな、と思っています。」
お客さまの笑顔を想像しながらパン作りをされている富山さん。その優しい雰囲気が、お店のほっとする空間に反映されていて、とても居心地の良い店内でした。ぜひ出来たてのこだわりパンを楽しみに、足を運んでみてはいかがでしょうか。
店舗名 | Tommy Boulanger |
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住所 | 沖縄県うるま市具志川1974-1 |
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電話番号 | 080-6321-9603 |
アクセス | 沖縄県路線バス 具志川バス停留所から徒歩2分、沖縄北ICから車で30分 |
営業時間 | 7:00~19:00 |
定休日 | 日曜、月曜 |
ホームページ | https://tommy-boulanjer.business.site/ |