【愛知・名古屋】愛知屈指の実力派つけ麺店『つけ麺丸和』 想いを込めて仕込むスープが味の深みを創り出す決め手
※記事の中で取り上げさせていただいている「名駅西店」は現在「濃厚海老つけ麺 和久楽」となっております。
春田本店、尾頭橋店、弥富店、各務原分店、岡崎分店は営業中です※
平成の間にすっかり私たちの食文化に定着した“つけ麺”。全国津々浦々に多くの専門店がありますが、つけ麺の元祖といわれている有名店をルーツに持つ実力派のつけ麺店が、名古屋にあるのをご存知でしょうか?それが今回紹介する『つけ麺丸和』です。
常連さん達が「うまい!」と口を揃えて絶賛する味の秘訣は、店内で仕込んでいる特製のスープにあるのだとか。系列店の中でも最も名古屋の中市街地に近い名駅西店を取材しました。
このつけ麺に、歴史あり
『つけ麺丸和』は、本店が春田にあり、系列店は愛知県内に3店舗を構える、言わずと知れた人気店です。もともと“つけ麺”は、東京・大勝軒の店主・山岸さんが賄いを元に開発したとして知られています。
『丸和』の大将は、若き頃から山岸さんと交流があり、同店のつけ麺もそのルーツはつけ麺発祥の店・大勝軒なのだそうです。この歴史を知るだけでも、東海エリアのつけ麺好きにとって、“避けては通れない名店”と言っても過言ではありません。
2015年にオープンした名駅西店は、本店の大将直々に指導を受けた、業界8年目の佐藤さんが店長を任されています。お店は、名古屋駅から亀島駅方面へ向かう道中にあり、どちらの駅からも徒歩7、8分ほどとアクセスは良好です。
2つの看板つけ麺
メインのつけ麺は、つけ汁の味が異なる2種類があります。“丸和つけ麺”は魚介豚骨ベースのこってり系、そして“カロクつけ麺”は甘さと酸味、塩気の3拍子揃った醤油ベースのあっさり系の味わいです。
店主一押しの“丸和つけ麺”のつけダレは、1日15時間以上火を付けっ放しで煮込む豚骨スープが味の決め手になっています。系列店の各店舗がそれぞれに店内で一からスープを作り上げるのが、これまで受け継がれてきた『丸和』の製法。“スープは店主が自らの手で、想いを込めて”が、佐藤店主の心情だといいます。豚骨スープのほかにも、鰹節をはじめとした数種類の節を使用した魚介スープも使用しているそうです。
同店のつけ麺は、つけ汁が石の器に盛られてくるのも特徴的です。麺をつけてもつけ汁が冷めにくく、いつまでも熱々の状態で食べられるのがうれしいですね。もちもちとした噛みごたえのある麺は、どちらのつけ汁とも相性抜群ですよ。
充実のメニュー構成
ユニークなラインナップのメニューは、何度来店しても楽しめる工夫が隠されています。定番の2種類のつけ麺は、カレー風味の味わいも用意。丸和・カロクどちらのつけ汁もカレー風味とよく合います。また、丸和とカロクを混ぜ合わせたハーフミックスつけ麺とのメニューもあります。こちらも根強いファンが多い一品です。
このほか、昔懐かしいシンプルな“中華そば”や、名古屋の新名物“汁なし台湾まぜそば”といった麺料理も。中には期間限定のメニューもあり、いつ訪れても新たな味わいに出会えますよ。
気軽に立ち寄れる雰囲気
木調がベースのシンプルで飾らない内装は、おひとりで訪れても気兼ねなく過ごせる“気軽さ”が魅力です。平日を中心に男性の会社員から圧倒的な支持を受けている同店は、ランチタイムのご飯一杯無料といったサービスも実施しています。男性人気の根強い印象ですか、休日にはカップルやご家族連れもよく訪れるそう。
佐藤店主に、お店づくりで大切にしている点をうかがうと、「大きな挨拶、気配り、雰囲気をよくするよう心がけている」との返答がありました。多くの常連さんの心を惹きつけているのは、つけ麺の味だけでなく、居心地の良さを感じさせる接客にあるのかもしれませんね。
つけ麺好きなら、一度は行ってほしい、実力派の専門店『つけ麺丸和』。こってり系の“丸和つけ麺”と、あっさり系の“カロクつけ麺”をはじめとする豊富なメニュー、そしてあたたかな接客で、あなたを迎えてくれますよ。
店舗名 | つけ麺丸和 名駅西店 |
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住所 | 〒453-0013 愛知県名古屋市中村区亀島2丁目11−2日興ビル1F |
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電話番号 | 052-452-1408 |
アクセス | 名古屋駅から徒歩8分、亀島駅から徒歩7分 |
営業時間 | 11:00~14:00 、17:30~21:00 |
定休日 | 火曜日、第3月曜日 |
ホームページ | https://tsukemen-maruwa.com/ |