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福岡

【福岡・小倉】『コーヒーとパフェのお店 Kurocafe』でワンランク上の1日を!

 JR小倉駅近くにオープンしたKurocafe。2017年10月にオープンしたばかりのこのお店はおいしいコーヒーとパフェのシンプルなお店です。オーナーの黒木さんは現役の大学生。今は大学を休学して、念願のカフェを成功させるために日々奮闘しています。

きっかけはアメリカ留学

――今は大学に在学中なんですよね?

 「そうですね。一応、今4年生で、休学してます。…カフェがやりたすぎて(笑)。」

――どうしてカフェをやろうと思われたんですか?

 「大学2年の時、半年間アメリカに留学したんですけど、そこで現地の人が平気で大きな夢を語る文化にびっくりしたんです。自分よりも年下の人たちが「俺は歯医者になるから、今ここで英語を勉強しているんだ。」とか、平気で言うんですよね。」

――やっぱり外国の人たちは若いころから夢を持たれてる方が多いんですか?

 「自分がやりたいことを見つけて、それに向かって行動している感じの人が多くて。でも自分が留学した理由は単純に「英語が好きだから」とか「英語を学びたいから」で、英語を勉強したい理由までは考えられてなかったんですよね。」

――アメリカに留学したことで、いろいろな気付きがあったんですね。

 「はい。それで「自分は何がやりたいんだろう?」って真剣に考え始めました。僕は好きなものがコーヒーだったり、あとアルバイトで接客業をずっとやっていて、接客がすごい好きだし、人と話すのが楽しいのもあって、総合的に判断して「カフェをやろう!」という結論にたどり着きました。」

――オープンの準備は大変じゃなかったですか?

 「何でも一人で決めなければいけないのが大変でした。インテリアから内装のアイデアからメニューまで、全部自己責任なのでプレッシャーが…(笑)。でも、この内装を気に入って来てくれるお客さんもいたりして、そうすると趣味も合うので話が弾むんですよね。だからすごく毎日楽しいんですよ。」

Kurocafe will give u better days 🙂

――黒木さんとお話ししてるだけで、「私もがんばろう!」っていう気持ちになっちゃいますね。なんだか新しいことにチャレンジする勇気が湧くというか、ココロが元気になってきます。

 「ホントですか?実はこの店のコンセプトに“より良い1日を提供する”っていうのを掲げているんです。普通に過ごす1日よりも、ここに来てもらったら満足度が1%でも上がるような、ちょっとでも1日を彩れるような、HAPPYな気持ちになれるような、そういうものを提供したいと思っているので、すごく嬉しいです。」

――夜遅くまで営業してるっていうのもいいですね。一日の終わりにここに来くれば、ゆっくりと気持ちを落ち着けてから家に帰れそうです。

 「僕自身コーヒーが好きなんで、夜にコーヒーが飲みたいって思ったりするんですけど、そういう時って相当探さないと開いている店がないんですよね。自分が遅くまで開いてる店があったら便利だなって思っていたこともあって、0時まで営業してます。あと、今札幌とかで“しめパフェ”っていう文化が流行っているのをご存知ですか?」

――あ~、テレビで見たことあります!

 「福岡だと飲みの後はとんこつラーメンでしめるっていうのが多いと思うんですけど、ラーメンじゃなくてデザートでしめるっていうのが“しめパフェ”なんです。これを福岡にも広めたいなと思って、そういう使い方をしてもらえる店を目指しています。」

オリジナリティあふれるパフェ

――いいですね、しめパフェ!このお店ではどんなパフェが食べられるんですか?

 「パフェのメニューは、フルーツパフェ、フルチョコ(フルーツ+チョコ)、パフェモカ(カフェモカのパフェ)、抹茶のフレトー(フレンチトースト)と、新メニューのアップルほうじ茶があります。コレが割と意外な組み合わせなんですけど、ラム酒煮風のリンゴのコンポートにリンゴのジュレやほうじ茶の白玉を一緒に入れていて、リンゴとほうじ茶をつないでくれる“魔法のシロップ”をかけます。」

――魔法!?

 「そうなんです!正体はジンジャーシロップなんですけど、コレが加わることで味がうまくまとまるんですよ。なかなか注文までのハードルは高いんですけど、頼んだ方は「次に何が出てくるんだろう?と思ってワクワクした!」とか「意外な組み合わせだけど、すごくおいしかった!」って言ってもらえて…とりあえず自分が好きなものしか出さないので(笑)、自分の味覚は間違ってなかったんだと自信になりました。」

――自分で考案したものが受け入れられると嬉しいですよね!

 「最初はもう不安で不安で…でも皆さんにそう言ってもらえると、新メニューの開発にも力が入りますね(笑)。実は夜限定でアルコール入りの大人パフェとして、フルーツパフェとパフェモカの2種類をご用意しています。フルーツパフェは近くの旦過(たんが)市場などで仕入れた新鮮なフルーツとフルーツシャーベットやジュレを乗せた華やかなメニューです。大人パフェになると白ワインシャーベットとカシスソースを使うので、リッチな印象に変わります。」

――うわー、おいしそう!インスタ映えしそうなパフェですね。パフェモカはどんなメニューなんですか?

 「カフェモカというドリンクがありますよね。エスプレッソとミルクとチョコの飲み物なんですけど、これをパフェで表現したのが、パフェモカです。チョコレートとコーヒーゼリーの土台にエスプレッソのシロップをかけて食べる、コーヒー好きの方にオススメしたいパフェです。大人バージョンではシロップがエスプレッソのリキュールソースに変わります。」

こだわりの豆で淹れる特別なコーヒー

――大人向けのパフェってなかなかないので、甘いもの好きの男性にも喜ばれそうですね。ところで黒木さんが選ぶコーヒーにも興味があるんですが。

 「もちろんコーヒーにもこだわっています。アイスとホットでは使う豆も違いますし。ホット用の豆は下関にある、CRAFTSMAN COFFEE ROASTERS(クラフツマン コーヒー ロースターズ)さんから仕入れています。東京のコーヒーフェスティバルにも出店しているスペシャルコーヒーの焙煎所なんです。一般的にコーヒーと聞くと苦味が一番印象的ですが、スペシャルティコーヒーは産地特有のコーヒー豆の甘さや酸味にもこだわったコーヒーで、『kurocafe』ではそこのコーヒー豆を常に数種類ご用意しています。なくなれば、別の豆に変えたりしています。」

――黒木さんが厳選したコーヒーが飲めるんですね。ただ夜遅くにコーヒーを飲むと眠れなくなるんじゃないかと、ちょっと心配になるんですが…。

 「それはご安心ください。夜8時以降はカフェインレスのデカフェを使っているので大丈夫です。」

――最近流行ってるでカフェもあるんですね。私、前から気になっていたんですけど、カフェインが入ってないコーヒーって、やっぱり味が違うんですか?

 「いや、一般的には言われないとわからないレベルだと思います。コーヒーに含まれる苦み成分のうちカフェインが占める割合は1~3割しかないんです。他にもコーヒーの味を構成する要素がいっぱいあるので、カフェインがなくなってもコーヒーの味じゃなくなるという事はありません。」

――それなら安心して飲めますね。こちらのお店はカフェラテとかティーラテとか、ほっこりできそうなドリンクがたくさんあって、これからの季節は特に癒されそうです。

 「ちょっと落ち込むような時に『kurocafe』を思い出してもらえたら嬉しいですね。そんな時こそ心を落ちつけに来てほしいですし、嬉しいことがあった時には、是非その話をシェアしてもらいたいと思っています。1日の終わりに「今日もいい日だった!」と思ってもらうためのお店がkurocafeです。本当にコーヒーとパフェしかないお店ですけど、その分中身にはこだわってます。コーヒー1杯でも大歓迎ですので、ぜひ味わいに来てください。」

店舗名 コーヒーとパフェのお店 Kurocafe (クロカフェ)
住所 福岡県北九州市小倉北区京町4-6-18
電話番号 093-967-3349
アクセス 小倉駅から徒歩7分、チャチャタウン小倉から徒歩2分
営業時間 11:00~18:00 / 20:00~22:00
定休日 木曜日
ホームページ https://tabelog.com/fukuoka/A4004/A400401/40047106/
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