【群馬・前橋】人と人のご縁が繋がる『えんにち茶屋』で古民家ならではの空気感を楽しむ
新前橋駅から徒歩15分、前橋市民の信仰の場である上野国総社神社。そこからほど近い場所に、今回ご紹介する『えんにち茶屋』があります。同店は、神社の厳かな雰囲気ととても調和している古民家カフェで、神社で参拝した方が立ち寄るのにおすすめのお店です。
「当店をきっかけに、みなさまにとって神社や参拝がもっと身近になればいいなと思います。」と話すのは、オーナーの都丸さん。前橋市内で人気のパティスリー『ルイドール』も経営している一方で、2018年11月1日に『えんにち茶屋』をオープンしました。都丸さんに詳しいお話を取材させていただきました。
一目惚れして決めた物件
都丸さんは、ルイドールを経営しながらも“みんなが気軽に集まれる場所を作りたい”と考えていたそうです。空き物件の情報を知って見に行ったところ、一目惚れしたのだとか。
「まず、ルイドールから近いことが魅力。2店舗を回すためには、近いことは必須条件でした。そして、この建物の雰囲気に惚れましたね。神社とうまく共存しながら、お互いに相乗効果を発揮できるのではないかと感じました。」と都丸さん。
一番苦労したことをお聞きすると「古民家が持っている雰囲気というものは、これから新しく作ることはできません。この雰囲気を残していくことが大事。だからこそ、建物自体の古さや雰囲気は壊したくなかったんです。この建物が持っているもともとの空気感を残した内装作りやインテリア選びが大変でしたね。しかし、お客様から“この空気感を残してくれてありがとう”と言われることもあり、苦労した甲斐があったと思っています。」と話してくれました。
『えんにち茶屋』に込めた想い
お店のコンセプトは“手と手を合わす茶屋”。
「お参りする時に手を合わせますよね?神社が近いので、その意味を込めています。また、人と人が手を合わせあって繋がっていく様子や、きちんとしたおいしい食事をしていただきます・ごちそうさまと手を合わす様子など、いろいろな意味を込めているんですよ。」
また、“縁日”と聞くと出店がたくさん並んでいるお祭りの様子を思い浮かべますが、本来は神様が降臨する日に人々が供養することで、神様と人々の縁が繋がる日なのだとか。そんな“縁”を繋げていきたいという想いを込めて店名を付けたそうです。
パティシエが作る本格和スイーツ
洋菓子店も経営している都丸さんだからこそ、『えんにち茶屋』で提供しているスイーツにも妥協を許しません。古民家の雰囲気に合わせて、和やレトロなテイストのスイーツがメインです。
一番の人気メニューはプリンアラモード。白玉やあんこなどを加えた、和テイストのプリンアラモードです。
ギフトでおすすめなのがパウンドケーキ。なんと、群馬県の永井酒造の純米大吟醸を使っているんです。ラム酒などの洋酒を使ったお菓子は多いですが、日本酒を使ったスイーツは珍しいですよね。日本酒ならではの芳醇な香りを味わえます。
また、和三盆糖ロールケーキもギフトで人気の一品。地元群馬県のたまむらとうふの豆乳と、お隣の栃木県那須塩原市の卵を使っています。素材の味が引き立てられた、もっちりしているロールケーキは、手土産に喜ばれています。
空気感を楽しみながらのんびりと…
「これからは、もっと地域の人たちのご縁が繋がる場所となっていきたいです。例えば、展示会を開催したり、マルシェを開いたり。ヨガのレッスンや、ワークショップの場として使っていただくのもいいですね。カフェに留まらず、さまざまな使い方ができる場所として広まっていければと思っています。」
古民家特有の空気感の中、ゆったりと流れる時間を味わえる『えんにち茶屋』。いろいろな人とのご縁が繋がるこの場所で、素敵な出会いを体験してみませんか?
店舗名 | えんにち茶屋 |
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住所 | 群馬県前橋市元総社町2375 |
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電話番号 | 027-212-5860 |
アクセス | 新前橋駅から徒歩15分 |
営業時間 | 10:00~18:00 |
定休日 | 不定休 |
ホームページ | http://www.louisdor.net/ |
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