【北海道・岩見沢】衰退する元炭鉱街に20年ぶりに新規開店したスパイスカリィの店『ばぐぅす屋』
岩見沢市内から16kmのところにある東部丘陵地域は、元炭鉱街として栄えた歴史的な場所です。炭鉱閉山後から疲弊が進んでいた美流渡地区に2018年、約20年ぶりとなる飲食店がオープンしました。地域の住民に歓迎されている『ばぐぅす屋』のオーナー・山岸さんにお話を伺ってきました。
旅行がきっかけで北海道に移住!
山岸さんは大阪府出身。旅行がきっかけで北海道のファンになり、岩見沢市に移住しました。今は岩見沢市出身のご主人と3人の男の子の一家5人で暮らしており、この地域での生活は6年目になると言います。
自家栽培や地元で採れた食材で作るこだわりのカリィ
自家栽培の無農薬野菜や近隣の農家の新鮮な野菜を使った、山岸さんの作るカリィメニューは”スープカリィ”と”スパイスカリィ”。
スープカリィには野菜がゴロンと入っていて、ラインナップは”骨なしチキン”や”ポーク野菜”、”お豆腐野菜”があります。そしてカリィと一緒に食べる主食は、ごはん、フォー、フランスパンの3種類から選べるので、さまざまな組み合わせが楽しめますよ。トッピングが15種類と豊富なのも嬉しいですね。
スパイスカリィは贅沢にも、じっくり煮込んだチキンカリィと気まぐれカリィの合いがけとなっています。豊富なトッピングとカレーがよく合うおいしさです。
カリィの他に日替わりランチもあり、旬の野菜を使った”気まぐれランチ”や、お子さま連れにも嬉しいカレーの”お子様ランチ”などを用意しています。
テイクアウトメニューやお弁当も注文できます
おひとりで切り盛りしているとは思えないほど、メニューは豊富。さらにテイクアウトも充実しており、お弁当も注文に応じて作ってくれます。スーパーが離れていて、高齢化が進んでいるこの地域にはとてもありがたい存在。「お気軽にどうぞ。」と、いつでも笑顔が絶えない山岸さんです。
5ヶ月半かけて自らの手でDIY
この土地で夢を叶える為に手に入れた物件は5年前に閉店した居酒屋のもので、元オーナーの「地域の為に使ってくれるなら!」との思いと一緒に譲り受けました。自ら5ヶ月半をかけてDIYをした店舗には、随所にお客さまのことを考えたこだわりが見受けられます。「お子さま連れでもくつろいでもらえるように。」と、ゆったりした小上りが3テーブル用意されているのも、さすが3児の母である山岸さんならではですね。
塗り壁の壁面ペイントは、山岸さんと友人の手書き。お店の雰囲気とマッチしていて素敵です。
『ばぐぅす屋』は、夕張に抜ける道道38号線沿いにあります。この地域は、春には水田に水が入る様子、夏は緑の山々、秋は黄金色の稲と山々の紅葉などとても美しい景色が見られます。果樹園や温泉があるので、ドライブがてら是非行ってみてください。
【OPEN特典】
最後に開店ポータルをご覧の皆さんにお得な情報のご案内です。来店時に開店ポータルの記事画面を見せれば、100円のトッピングがサービスになります。この機会に足を運んでみてはいかがでしょうか。(※2018年12月末まで)
■文、写真・ホジャティあや
店舗名 | ばぐぅす屋 |
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住所 | 北海道岩見沢市栗沢町美流渡本町23-1 |
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電話番号 | 080-3232-3036 |
アクセス | JR岩見沢駅から車で24分 |
営業時間 | 11:00~16:30(ラストオーダー16:00) |
定休日 | 月曜日、金曜日 ※冬期間1月~3月末まではお休みとなります。 |
ホームページ | https://tabelog.com/hokkaido/A0107/A010708/1058994/ |
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