【北海道・澄川】お肉以外のメニューも充実!貸し切りにも対応する『焼肉酒場 ブンタ』
澄川駅の近くにある『焼肉酒場 ブンタ』は、厳選したお肉をリーズナブルなお値段でいただける焼肉屋さんです。特製カレーに特製タヌキソーメン、ハムカツ、シューマイ、ところてんなど、焼肉以外のメニューが豊富なのもすてきなところ。
「焼肉を食べなくてもゆっくり飲める、自由なお店にしたいですね。」そう話す、オーナーの杉澤さんにお話をうかがいました。
第二の人生のステージは焼肉酒場
2019年3月に『焼肉酒場 ブンタ』をオープンした杉澤さん。現在は二足の草鞋でお店を営業しており、広告業界でも活躍しています。そのキャリアはなんと30年以上なのだとか!
「50を過ぎたのがきっかけで、第二の人生について考えるようになったんです。最近、業界自体もネットに押されているし、そろそろ広告以外のこともやってみようと思って。」
「飲食店の仕事を思いついたのはいいけど、本格的な日本料理だとか、イタ飯がつくれるわけじゃなかったんですよね。何をやろうかなぁとぐるぐると考えて、焼肉にたどり着きました。」
最近では、ひとり焼肉をする人が増えているのだそう。でも焼肉といえば、まだまだひとりで入るにはハードルが高いイメージがあります。そのうえ、ひと皿の量もなかなかボリューミー。もう少し気軽に焼肉を食べられるお店があれば…と考えたそうです。
「下の名前が文大(ふみひろ)なんですけど、子どものころはみんなにブンタブンタって呼ばれてまして。あと、姓名判断を受けたら、“文大”に一画足して“文太”にすると運気がいいよ、って言われたのもあって(笑)。そんなわけで、店の名前がブンタになりました。」
焼肉をつまみながらゆっくり飲む贅沢
「ここはもともとバーだったから、カウンターだけなんです。お客さんが長居してくれるのも、そのおかげじゃないかな。」と杉澤さん。
杉澤さんにとって、澄川はずっと住んでいるところなのだとか。知り合いが多く土地勘もあったため、安心して開業できたと話します。
開店当初のターゲットは、ひとり焼肉のお客さま。ところがいざオープンしてみると、おひとりさまよりも予約をしてグループで訪れるお客さまが多かったのだそう。
「小さい店だから、8人くらい入ると貸切状態になるんですよね。大きい店で個室を取るより、うちみたいな小さな店を貸切るほうが贅沢みたいで。みんなでワイワイやりながら、ゆっくり焼肉をして帰る人が多いですね。」
同店のアピールポイントは、焼肉屋さんでありながら、自由な使い方ができること。貸切の場合、事前に相談があれば、あらゆるニーズに対応できます。
「こういう肉を取っておいてとか、ワインが飲みたいとか、持ち込みしていい?とか、全然OKです。あらかじめ言ってくれれば、メニュー以外の食べ物や飲み物も用意できるし。」
お客さまのほとんどは、焼肉を食べ終わるとほかの料理を頼み、つまみながらゆっくり飲んでいくのだとか。食事としてだけでなく、お酒の肴としてスローに楽しむこともできる。『ブンタ』は、焼肉のそんな楽しみ方を提案しています。
お肉もサイドも充実!今宵は『ブンタ』で飲み明かそう
「焼肉屋って、1回来ると“あと1か月くらいはいいや”ってなりませんか?うちは焼肉以外のメニューもたくさんあるから、何回来ても楽しいです。ここはアピールしていきたいですね。」
おいしいお肉を出すのは当たり前。お肉ばかりにこだわらず、“焼肉をしなくても楽しめるお店”を目指しているのだそうです。
お肉をはじめとする食材は、自ら食べておいしいと思ったものを仕入れています。焼肉以外のメニューは、季節によって変わるので要チェックです。
「カレーがある日は、カレーグラタンもおすすめです。天気予報を見て暑そうだったら、冷やしタヌキソーメンなんかも出しますね。で、冬になったらアツアツのチゲ鍋とか。これからもいろいろ考えていきますよ。」
焼肉メニューでは、カルビ、サガリ、ホルモン、ラム肩ロースの4種盛り(1,300円)がおすすめです。当初の4種盛りはカルビ、サガリ、ホルモン、牛タンでしたが、ラム肩ロースがあまりに人気だったため、盛り合わせに加えたのだそう。
「お肉メニューもいろいろ変わってますよ。道産牛ステーキも置くようになりました。」
お客さまは、ひと皿にボリュームを求めない40~50代の方がメイン。少しずついろいろなお肉が食べたいという声が多いのだとか。この声から、『ブンタ』では、価格を抑えつつ、一人前のお肉を他店の7割ほどの量にしているのだそうです。
「バーとして使う人もいるから、ソーセージやサラミなど軽くつまめるものも置いています。外で飲んできたりすると、“肉はいらないけど、ソーセージなら食べたい”って人もいるから。安めの値段でいいものを出す、穴場の店になっていきたいです。」
2階の店舗を選んで家賃を抑え、お店をひとりで回して人件費を抑えているのは、リーズナブルにおいしいものを提供したいから。杉澤さんはこっそりと、そんな工夫を教えてくださいました。
ゆるい営業スタイルも魅力のお店
「常に変わるからメニューには載せないけど、日本酒やワインもありますよ。おいしいと思ったものがあれば仕入れます。お客さんに口頭で勧めて、飲みそうなら“こんなのがあるよ”って出す感じかな。うちの店、いい意味でテキトーなんです(笑)。」
そんな杉澤さんの楽しみは、お客さまとカウンター越しにおしゃべりをすること。お酒と料理を喜んでもらいつつ、世間話で盛り上がるひとときが幸せなのだとか。
これからも焼肉以外のメニューを増やし、ますます自由度の高いお店にしていきたいとのことでした。
焼肉パーティーの会場としても、ふだんの居酒屋としても、シメの一軒としても使える『焼肉酒場 ブンタ』。また行きたいと必ず思える、楽しい焼肉屋さんです。
※メニュー・価格は変わる場合がございます。あらかじめご了承ください。
店舗名 | 焼肉酒場 ブンタ |
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住所 | 北海道札幌市南区澄川4条2-6-22 アレフ澄川ビル2F |
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電話番号 | 011-818-7000 |
アクセス | 札幌市営地下鉄南北線澄川駅から徒歩1分 |
営業時間 | 18:00~24:00 |
定休日 | 日曜日 |
ホームページ | http://www.bunta29.com/ |