【沖縄・与那原】『酒肴菜dining 結人』は絶品料理とあたたかさで人と人とを結ぶアットホームなDIY居酒屋！

　沖縄の中心部から少し離れた、島尻郡与那原町にある居酒屋『酒肴菜dining 結人(ゆいと)』。オーナーの林さんが自身の手で一軒家をリフォームし、2018年6月にオープンしたお店です。一から手作りした店内は、人と人とのつながりを大切にしたあたたかいアットホームな空間です。
　こちらでは沖縄産の魚を始め、県外から直送されたこだわりの食材で作った料理の数々をリーズナブルに提供しています。心安らぐ時間を過ごしながら本格料理を楽しめる、同店の魅力をご紹介します。

人と人を結ぶお店として

　元々飲食業界に興味があった林さんは10代からホテルや居酒屋に勤め、最初はホール業務に携わっていました。その後は、自分でお店を開くなら接客はもちろん、料理もできるようになりたいと考え、料理人としてのキャリアも積まれました。そんな林さんだからこそ、心地良いアットホームな空間で絶品料理の数々を提供する『酒肴菜dining 結人』を作り上げることができたのです。
　店名は、この店が人と人とを結び付けられるようにという想いを込めて『結人』としました。そんな同店の準備を見守ってきた近隣の方々は「やっとできたか！」と開店日にお店を訪れてくれ、今も常連さんとして通ってくれているのだとか。常連さんたちはまるでスタッフかのように初めて来る方にも積極的に話しかけ、お客さま同士で意気投合し盛り上がることも多いそうです。同店を通して“人の輪”の広がりを感じますね。

すべて手作り！DIY居酒屋

　内装は、一軒家をまるごと自分たちでリフォームしたそうです。2種類のカウンター席や畳の座敷席、廃材を使ったテーブルが目を惹く団体席など、スペースごとに雰囲気の違いを楽しめます。木の色合いがそのまま活かされた内装は自然のあたたかみを感じられ、落ち着いた空間となっています。

　約半年かけて仕上げた林さんこだわりのお店は、その居心地の良さと誰でも入りやすい雰囲気が好評で、幅広い世代のお客さまが訪れています。20代と80代のお客さまがカウンター席で隣同士になったり、他県からの旅行者や外国人観光客の方たちが並びお酒を酌み交わすなんてことも。『結人』に一歩足を踏み入れれば、自然と皆が笑顔で仲良くなってしまう…そんな空間が同店の魅力です。

沖縄の味覚を沢山詰め込んだ、珠玉の料理

　同店はお客さまのことを第一に考え、財布に優しい価格設定となっているのもうれしいポイント。平均価格は、なんと普通の居酒屋の半分ほどなのだとか。
　「お客さまが欲しいものを、安く提供したい。お客さまと一緒にお店を作り上げていきたいですね。」と林さん。
　お客さまの意見を柔軟に取り入れて、リクエストのあった料理を積極的に追加するなどし、メニューも日々変化しています。

　イチオシは、県産魚を使った料理の数々。鮮度溢れる刺身からまろやかな旨みを感じられるバター焼きまで、実に多種多様です。また、県外からも厳選した鮮魚を大量に仕入れることで低価格を実現。“良いものを良いうちに”をモットーに、鮮度にこだわったおいしさを提供しています。若いころから豊富な経験を積んできた林さんだからこそ、なせる業と言えるでしょう。

▲ヤギ汁

　また、沖縄ならではのヤギ料理にも力を入れています。ヤギは自身が所有している農場で、手間暇かけて丁寧に育てています。餌からこだわったヤギの肉はとても食べやすく「ヤギ肉が好きな人も、これまで食べたことがない人も是非食べてほしい。」と太鼓判を押しています。定番のヤギ汁のほか、“ヤギ味噌おにぎり”といったオリジナルメニューも人気です。

　ここで、同店の“チャレンジメニュー”もご紹介！辛党の方も一口食べただけで涙を流すという、衝撃の辛さが自慢の“麻婆豆腐”があります。あまりの辛さに、まだチャレンジした方はいないのだとか。完食したら、メニューが全品半額になるといううれしすぎるサービスが。我こそはという方は、初のチャレンジャーとして名乗りを上げてみてはいかがでしょうか。

目の前のお客さまを第一に！

　「これからも知名度を少しずつ上げて、目の前のお客さま第一に営業していきたいです。」この林さんの心意気はお客さまにも届いており、常連さんから国内外から来ている観光客の方まで、老若男女問わず多くの人々を虜にしています。
　人と人とを結ぶお店『酒肴菜dining 結人』。料理のおいしさと人のあたかさを体感しに、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。