【沖縄・南城】『ico.Cafe』は整骨院がプロデュースするカフェ　からだの内側から“健康”を考えよう

　皆さんはご自身の健康について何か取り組んでいることはありますか？健康意識の高い方もそうじゃない方にもぜひ知っていただきたいのが、南城市にある『ico.Cafe（いこカフェ）』です。

　こちらは、整骨院がプロデュースしているカフェ。食事を通して内側からからだを整えるのをテーマに、健康系メニューを提供しています。看板商品のスムージーは、からだに必要な栄養がおいしく摂れると好評です。

　“元気なからだで過ごして欲しい”と奮闘する同店の想いやこだわりを取材しました。

整骨院がデザインするカフェ

　今回紹介する『ico.Cafe』は、県道86号南風原知念線と県道77号糸満与那原線の交差する信号・仲間のほど近くにお店を構えています。同店のすぐ隣にある『いこい整骨院』のオーナーが、“健康を通じてさまざまな方が繋がれるコミュニティスペースを”とオープンしました。

　店名のico（いこ）は“憩い”の意味。整骨院の名前でもあり、地域の方が憩える場所になりたいとの願いが込められています。整骨院の10周年に合わせて2018年６月に開店し、その後より良い空間・サービスの向上を目指して、2019年１月にリニューアルオープンしました。

看板商品は果実のスムージー

　提供しているメニューは健康系のドリンクが中心です。からだに必要な栄養をわかりやすく摂取できるよう、敢えてメニュー数を絞っているそうです。
　中でもいちおしは“スムージー（600円）”です。売れ筋の“ストロベリーバナナ”は、老若男女に支持される安定の一杯。苺とバナナに加えてブルーベリーも入っていて、ビタミンC補給、美肌・風邪予防に効果が期待できると言われています。

　有名なハーブ園がある南城市ならではのスムージー“バジルパイン”も人気の高いフレーバーです。こちらは、バジルの爽やかな香りが甘酸っぱいパイナップルと好相性で、暑い日にもぴったり。便秘やアンチエイジングにも効果的とのこと。

　ほかにも、定番のスムージーは“豆乳ブルーベリー”があります。こちらは隠し味に梅干しが入っており、目やからだの疲れを癒したい時にオススメです。なお、この３種類以外にも季節に応じて旬の果物を使用したスムージーも登場します。

　「寒い時期にはからだを温めるもの、暑い日には夏バテ対策など、季節ごとにからだにい必要な栄養素も変わってきます。それに合わせて新商品を考えています。」と同店のスタッフは話します。

デトックスには酵素ソーダ

　最近女性を中心に注目を集めている“発酵”の世界。興味がある方にオススメなのが“酵素ソーダ(600円)”です。同店では、県内屈指のヴィーガンレストランで作られる酵素ジュースを使用しています。ハーブや果実、野菜を発酵させて完成するこのジュースは、腸内環境を整えてくれるのだそう。

　鮮やかなピンク色は、夏はドラゴンフルーツ、冬はビーツやローゼルの天然の色合いに由来するもの。食前や運動前に飲むとより効果的だそうです。お客さまの中には、お隣の整骨院でからだのケアをする際に酵素ソーダを飲む方もいらっしゃるのだとか。ちなみに、整骨院までジュースを届けてくれる嬉しいサービスもありますよ。

小腹が減った時には・・・？

　フードメニューは、５〜11月がホットサンド、11月〜４月は日替わりのベジタブルスープを提供しています。また、１年を通してベルギーワッフルも人気。小腹が減った時に最適ですね。

教室の開催やレンタルスペースも

　柔らかな日の光が差し込む店内は、木の温もりを感じるナチュラルな雰囲気。普段は小上がりとして使用しているエリアは、ワークショップ時にはスタジオに早変わり。大きな鏡を前にヨガやエクササイズが体験できますよ。
　お店では定期的に多種多様な教室を開催しているほか、レンタルスペースの利用も可能です。気になる方はHPやSNSをチェックしてみてくださいね。

“自分を見つめ直す場所に”

　最後に、取材に対応してくださったスタッフさんから開店ポータルをご覧の方に向けてメッセージをいただきました。

　「自分のからだへ関心が低い方もいらっしゃるのではないでしょうか。そういう方へのサポートができたら嬉しいです。からだや食事、出会いなどたくさんの角度からお客様がご自身を見つめ直す場所になってくれればと思っています。」

　皆さんもぜひ、『ico.Cafe』で健康について考えてみてくださいね。