【沖縄・安里】長く着たい定番アイテムが揃う『堤洋装』トレンドに流されない大人のスタイルを提案!
服は、毎日の暮らしを豊かにする大切なアイテム。ほかの人とかぶらない、でも派手すぎない、長く着られる一着を選びたいですよね。
那覇市安里にある『堤洋装(つつみようそう)』は、こだわりのブランドを取り揃えた大人向けのアパレルショップ。トップスやボトム、シューズ、服飾雑貨まで、流行に左右されないベーシックなアイテムに出会えます。
オーナーの當山(とうやま)さんに、商品選びのこだわりをうかがってきました。
ブティックのようにカジュアルなお店
一般企業で長く働いてきた當山オーナーは、サラリーマン生活にめどをつけ、「これからは好きなことをして生きていこう」と決意します。
そこではじめたのが、以前から興味があったアパレルの仕事。ジャケットやパンツ、シューズ、ベルト、コインケース…。自分の“好き”を集めて、2018年11月に『堤洋装』をオープンしました。
「僕、覚えたころから“堤”っていう漢字が好きで。俳優の堤真一さんを知ったときは、うらやましい!って思いましたね(笑)。そのくらい好きな漢字だから、お店の名前にも使いたくて。」
當山オーナーが考える『堤洋装』は、セレクトショップというより、ブティックのようにカジュアルな服屋さんです。お客さまにコーヒーやお茶を出して、のんびりおしゃべりしながら服を選んでもらっているのだとか。
家族やお客さまに支えられて
「この場所を選んだのは、“おもしろい街だな”って思ったからです。服屋さんが多いエリアといえば浮島通りだけど、せっかくこだわった商品を置いているわけだしなぁ…と。」
自分がつくりたいのは、大人世代に向けたコンセプト性のあるお店。それなのに、右向け右でほかのショップと同じエリアに出店するのは、つまらないと思ったのだとか。
「開業資金はぜんぶ自腹だったから、家族を巻き込むことになってしまって…そこには責任を感じますね。でも、家族に支えてもらったり、お客さまに応援してもらったりと人に恵まれたから、苦労だと思ったことはないです。」
お店の中は、白と木目を基調にしたシンプルな雰囲気。アイテム一つひとつの個性を引き立てています。
「逆に言えば、内装に溶けこむ服ばっかり探して仕入れてるんですよね。」と、當山オーナー。
「うちで取り扱ってるのは、沖縄初進出のブランドがほとんどなんですよ。お客さまがそれを気に入って、かつ、納得して購入してくれるのがうれしくて。この仕事をしているから味わえるうれしさだなぁって思います。」
流行を追いかけないベーシックなアイテム
『堤洋装』では、大人世代のお客さまをターゲットに、ベーシックな形のアイテムを取り揃えています。お気に入りの一着を見つけに、30代から70代まで幅広い層のおしゃれ好きが集まります。
「トレンドに流されない、定番の服を求めている方にぜひ来ていただきたいです。」
同店のアピールポイントは、沖縄初進出のブランドを多く取り揃えていることです。そのどれもが、ほかのショップではなかなか出会えないニッチなブランド。雑誌で毎月取り上げられるような、有名ブランドは置きません。
Tシャツメーカーといえば『Hanes』を思い浮かべる方が多いかもしれませんが、『堤洋装』で購入できるのは『ヘルスニット』のもの。洗濯や着用を繰り返してもヨレないタフさが、人気の秘訣です。
こちらは、レザーベルト付きのリメイクデニムです。取り外したベルトはほかの服にも合わせられるので、コーディネートの幅が広がりますよ。
ボトムはデニムが主流ですが、ふた付きポケットのついたベイカーパンツ、チノ素材のストレッチパンツ、ドレス素材のレディースパンツなど、タイプがとても豊富です。何度も試着して、納得のいく一本を見つけてくださいね。
お店のイチオシは、福岡県久留米市にある『アサヒシューズ』の商品。こちらのシューズは製造工程の9割が人の手によるもので、ほぼハンドメイドです。
「アサヒは、大手ショップとのダブルネームは全部断っていて。地方にある個人のセレクトショップにしか、商品を卸さない企業なんです。それが顧客を大事にする売り方につながっているのが、素敵だと思いますね。僕がおすすめしたいブランドのひとつです。」
長くお付き合いしたいあなただけのスタイルを
赤ちょうちんのお店が多い栄町エリアで、『堤洋装』のようなアパレルショップは新鮮な存在。まちづくりに少しは貢献できているのかなと、當山オーナーはうれしそうに話します。
脱サラしてお店をはじめたため、服飾業界にはまったく知人がいないのだとか。でも、それこそが『堤洋装』の強み。アパレルの仕事とは関係ない、お客さまの目線からお店づくりができるからです。
ときには、仲良くなったお客さまと、街に飲みに出かけることもあるのだそう。リラックスして服選びができるアットホームな接客に惹かれ、通い詰めるファンが増えるのもうなずけます。
「その人の個性を引き出してくれる服ばかりを集めています。“普通の服じゃ物足りないけど、ハデすぎる服もどうかな?”って方には、うちはかなりオススメですね!」
流行にとらわれず、服や雑貨の魅力をまっすぐ見つめる『堤洋装』。10年先まで着続けたい自分にぴったりのコーディネートを、同店で見つけてみてくださいね。
店舗名 | 堤洋装 |
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住所 | 沖縄県那覇市字安里388-32カサレオ安里1F |
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電話番号 | 098-886-4649 |
アクセス | ゆいレール安里駅から徒歩1分 |
営業時間 | 16:00~ |
定休日 | 火曜日、不定休 |
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