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東京

【東京・西麻布】コンブチャだけど昆布じゃない!?スーパードリンクが味わえる『大泉工場NISHIAZABU』!

 ストレス、睡眠不足、乱れた食生活…現代社会には、私たちの健やかな生活を妨げる要因がいくつもあります。これからご紹介するのは、そんな現代に、彗星のごとく現れた救世主ともいえるドリンク“KOMBUCHA(コンブチャ)”です。2017年4月、東京・西麻布にオープンした『大泉工場NISHIAZABU』は、コンブチャをはじめとした身体に優しいドリンクやフードが気軽に楽しめるジュースバーだといいます。今回は、そんな同店を手掛けた埼玉・川口にある株式会社大泉工場のKOMBUCHA課課長・島田さん、そして広報部・林さんにお話をうかがいました。

“コンブチャ”ってどんな飲み物?

 コンブチャと聞くと、“昆布茶”を思い浮かべる方がほとんどでしょう。しかし、これからご紹介するコンブチャは、昆布茶とは全く別の飲み物だといいます。その正体は、1970年代に日本でも話題となった“紅茶キノコ”なのだとか。コンブチャとして現在海外で大流行している紅茶キノコとは、紅茶や緑茶に砂糖と酵母菌を加えて発酵させて作ったドリンクで、腸内バランスを整えるチューニングティーとして高い人気を得ています。アメリカでは、なんと年間5億ドルもの市場を誇っており、スーパーにもヨーグルトなど発酵食品に並んでコーナーが設けられているほど、ポピュラーなドリンクです。

 「もともと、当社の社長がアメリカによく行っていて、現地のスーパーやコンビニでコンブチャを目にする機会がとても多かったんです。味噌や納豆などの発酵食品と共に歩んできた私たちですから、同じく発酵食品であるコンブチャの市場が、日本でも開けるんじゃないかと活路を見出して。それが始まりでした」。こうして、西麻布の街に“食”、“健康”、“文化”のムーブメントを創り出すべく、『大泉工場NISHIAZABU』は誕生したのです!

面白い!コンブチャの始まりとその健康効果

 もともと紅茶キノコは日本での流行後、韓国、そしてアメリカへと渡っていったのですが、その際の出来事にコンブチャの名前となった面白い由来があります。それは、韓国語で“発酵”のことを“KOM”(コン)と発音すること、また、発酵のときに表面に出来るゼラチン状の培地がアメリカで昆布に間違えられ、コンブと呼ばれ始めたこと…そういったことが、“コンブチャ”という名前の由来とも言われています。(紅茶キノコの名前の由来も、醗酵中のゲルが、まるでキノコのように見えたからだといいます!)

 『大泉工場』で飲むことができるコンブチャは輸入品ではなく、同社のオリジナル。製造から販売までの一連の工程を、川口の工場と西麻布の店舗で行っています。お店では緑茶と紅茶をブレンドしたオリジナルと限定フレーバーの、2種類のコンブチャが用意されており、フレーバーごとに一番おいしく飲めるグラスで提供しているそう。グラスによって味わいも香りも変わるというから、その奥深さには感心してしまいますね。
 また、糖やアルコールの分解を促す酢酸菌が含まれており、腸内の善玉菌を増やす乳酸菌も豊富に含まれているので美肌効果やお通じの改善効果もあるといいます。

こだわりの素材、爽やかな美味しさ

 コンブチャの原料には、残留農薬や細菌検査など独自のチェックシステムをクリアした京都・永田茶園の有機栽培茶葉を使用しています。製造者が手塩にかけて育てた安全な素材を使い、無添加・加熱殺菌なしに自然発酵の力だけを使い生まれたドリンクです。発酵に必要な砂糖も、ブラジル産の有機栽培のものを使用するほどオーガニックにこだわっているといいます。その名からは想像もつかないフルーティーで爽やかな味に、びっくりする方もきっと多いはずです!健康ドリンクは、その効果だけでなく“続けられること”が重要なポイントですが、同社のコンブチャは、毎日続けられる美味しさが自慢なのだそう。

 シンプルに飲むのも美味しいけれど、季節によって変わる限定フレーバーが楽しめるのも同店の魅力です。ゆずをはじめバレンシアオレンジ、ハイビスカス、モヒートなどさまざまなフレーバーが続々と登場しており、シンプルなコンブチャはクレンズジュースとミックスしても美味しくいただくことができるので、楽しみ方はまさに無限大です!
 「ベースとなるコンブチャが美味しいから、どんなものにでも合うんです。常に新しいフレーバーを考えているので、お客さまには色々な味を楽しんでいただきたいですね!」と笑顔の島田さん。何のフレーバーが飲めるかは、来店するまでのお楽しみ。さっそくお店へ足を運びましょう!

美味しく健やかに。こだわりのフードメニュー

 コンブチャ以外にも、農家直送の食材を使ったオーガニックなフードメニューが楽しめる同店。乳製品は一切使っていないので、ベジタリアンやヴィーガンの方にも安心なのだとか。

 お米の栄養素は、精米時に落としてしまう糠や胚芽にこそ含まれているのですが、私たちが普段口にしている白米は、玄米からそれらを除いたものだといいます。食物繊維やミネラルを余すことなく摂ることができる玄米おにぎり(280円)は、コンブチャと合わせて食べたい健康メニュー。白米よりも歯ごたえがあるので、よく噛むことで満腹感が得られ、ダイエット効果が期待できます。
 さらに、“ケールサラダ”(850円)も注目したい一品。使われているドレッシングは、コンブチャをベースにした『大泉工場』オリジナルのものだとか。豊富なビタミン、高い抗酸化作用をもち、スーパーフードとして注目を集めるケールがコンブチャと出会ってしまったら、もう健康への道まっしぐらですね。

実験室をイメージしたユニークな店内

 店内はコンブチャの発酵を見ることができる実験室をイメージした作りに。農家の方々から仕入れた新鮮な有機野菜の販売スペースも見どころのひとつになっています。美味しさや健康だけではなく、お客さまに安全・安心も届けているんですね。

 こちらは本社のある川口でマンホールのふたを製造する鋳物会社に特注で作ってもらったという、マンホールテーブル。圧倒的存在感を放っています。

日本にコンブチャを広めていきたい

 海外で愛され続けているコンブチャを、日本人の好みに合わせ、なおかつ健康効果はそのままにオリジナルで作り上げるのは大変だったのだとか。2020年の東京オリンピックを前に、海外のお客さまはもちろん日本中に“コンブチャ旋風”を巻き起こしたいという島田さんは「今後は自分たちが先頭になって、コンブチャを全国に発信していきたいです。飲食店をはじめ、色々なお店に取り扱ってもらえるよう、美味しさと健康効果を自信に売り込んでいきます!」と生き生き語ってくれました。
 みなさまも『大泉工場NISHIAZABU』に足を運び、再びブームになるであろうコンブチャを味わってみてはいかがでしょうか。

店舗名 大泉工場NISHIAZABU
住所 東京都港区西麻布2-13-13
電話番号 03-6427-4749
アクセス 東京メトロ日比谷線・広尾駅から徒歩8分
営業時間 9:00~19:00
定休日 年中無休・夏季休業・冬季休業あり
ホームページ http://oks-nishiazabu.com/
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