【東京・大塚】焼鳥屋の概念を覆す『和酒とやきとり 朱雀』が魅せるしっとりとした大人の空間
東京・豊島区、南大塚3丁目の交差点の角。ビルの2階に『和酒とやきとり 朱雀』があります。2017年6月7日にオープンしたお店です。
こちらは鶏問屋から仕入れた新鮮な鶏を使った焼き鳥と和酒との出会いが楽しめるお店。さっそく、明るい笑顔が素敵なオーナーの石野順史さんにお話をうかがいました!
10年越しの夢を実現
理系の大学を卒業しエンジニアとして働きながらも、飲食業界への夢を胸に抱き続けていた石野さん。脱サラして調理師学校に入学、飲食店で10年間の経験を積みます。そこでは石野さんの焼き鳥がお客さまから大好評でした。
そしていよいよ、夢だったお店を開くチャンスが訪れます。何かテーマを絞ったお店にしたいと考えていたときに浮かんだのが、自分の焼き鳥を「おいしいね!」と喜んでくれたお客さまの笑顔でした。これが『朱雀』の始まりです。
鮮度にこだわった焼き鳥
『朱雀』の焼き鳥は、鶏の銘柄にはこだわっていません。ブランド地鶏を使うと、1本300円レベルの高級なものになってしまい、気軽に楽しんでほしいというお店のコンセプトから外れてしまうからです。
その代わり鶏の鮮度には絶対の自信を持っています!鶏問屋がその日の朝に処理した鶏肉を仕入れているので、新鮮でおいしい鶏肉を味わうことができるのがお店の魅力です。
こちらはおすすめの「ねぎま」。みんな大好き、絶対に外さない焼き鳥の王道です。迷ったらまずは「ねぎま」をオーダーし、ビール片手においしい時間をスタートしましょう!
もう一つのおすすめ「レバー」。レバ刺しとしても食べれるほど新鮮なレバーを石野さんが絶妙な焼き加減で提供してくれます。これまた飲む手が止まりません!鉄分を多く含んでいるので暑さで貧血になりがちな季節に食べたいですね。
こちらは「かわ」。鶏の皮は脂肪が多いので、焼き鳥にするとパリッと香ばしく、じゅわ~っと口の中に広がる旨味がたまりません。
新しいお酒との出会いが広がる
お店の名前にもなっているだけあって『朱雀』では焼き鳥と一緒に様々な和酒を楽しむことができます。和酒というと日本酒を連想する方が多いと思いますが、実は日本酒だけではなく、焼酎、国産ワイン、「山崎」「白州」といったウイスキーなども含まれるんです。
けれど、やっぱり一番のおすすめは日本酒。色々な銘柄を仕入れるので、メニューはそのときどきで変わります。長い付き合いのある酒屋さんのおかげで、ほかのお店では手に入れにくいプレミアムな日本酒をお店に並べることができるのだそう。
おすすめは日本酒の3種飲み比べ。「有名な銘柄だけでなく、おいしいけどあまり知られていない銘柄もぜひ飲んで、新しい味を発見してほしいですね!」と石野さん。「こんなお酒もあるのか!」と世界が広がること間違いなしです!
落ち着いた雰囲気の店内
焼き鳥屋さんというと、がやがやと賑わい、煙がもくもくと上がっていて…そんな大衆的なイメージがありますよね。ところが『朱雀』に一歩足を踏み入れた瞬間、そのイメージは覆されます!小料理屋のように上品で落ち着いた雰囲気の店内は、女性でも入りやすいですね。
ちなみにお店は全席禁煙。料理やお酒の味に集中して、ゆっくり味わってほしいという石野さんの計らいです。「安心して食事ができる」と、女性やお子さま連れのお客さまから喜ばれているそうです。
地域に根付いたお店にしていきたい
今後は店舗を増やすことも視野に入れる一方、有名になりすぎず地元の方々が気軽に飲みに来てくれるようなお店として長く続けていきたいと話す石野さん。
「利益を追求することじゃなくて、おいしい料理とお酒を準備して、お客さんの顔を見ながらお店に立つのが、飲食の仕事だからね!」と熱く語ってくれました。
「ビルの2階だからちょっと入りづらい雰囲気だけど、お店に来てくれれば、満足させる自信があります!」と笑顔の石野さん。今日もせっせと仕込みをしています。ぜひ、のれんをくぐり、和酒を片手に美味しい焼き鳥で疲れを癒しに訪れてみてはいかがでしょうか。
店舗名 | 和酒とやきとり 朱雀 |
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住所 | 東京都豊島区南大塚3-11-10 第二芙蓉ビル2 |
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電話番号 | 03-6384-4646 |
アクセス | 地下鉄丸ノ内線新大塚駅から徒歩4分 |
営業時間 | [月~土]18:00~24:00 [日・祝]18:00~23:00 日曜営業 |
定休日 | 不定休 |
ホームページ | https://tabelog.com/tokyo/A1323/A132302/13210053/ |
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