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東京

【東京・新宿】産地と食材にこだわる『北海道おはぎ よしかわ』の作りたておはぎをどうぞ♪

 今回ご紹介するのは2016年12月、東京メトロ東西線・早稲田駅の近くにオープンした『北海道おはぎ よしかわ』です。同店は、餡から米まで全ての素材を北海道産にこだわった作りたてのおはぎを提供しています。そして、おはぎだけではなく、北海道では有名な岩瀬牧場のジェラートも食べられるお店です。

東京で一番美味しいおはぎ

 『北海道おはぎ よしかわ』を手がけるのは、北海道に本社を置き、おはぎを中心とした和菓子を卸している吉川食品株式会社です。
 「僕は北海道出身なので、“東京で働きながら、地元の食材の美味しさを広められるって素敵だな”と思い、入社を決めました。今回、ありがたいことに店長に任命されて、本当に嬉しいです。」そう笑顔で話してくれたのは、取材に応じてくれた木下店長です。
 小売店の開業は初の試みだったため、会社としてもたくさんの苦労があったといいます。“東京で一番美味しいおはぎを作る”という目標を掲げ、都内の和菓子店を何軒もまわり、味を研究し尽くしたそうです。業務用に卸していたおはぎを元に試作を繰り返し、甘さの調節、餡と米のバランスなどの試行錯誤に明け暮れたといいます。こうして、他店では味わえない『北海道おはぎ よしかわ』オリジナルのおはぎが誕生したのです。

こだわりぬいた北海道産の食材

 
 “北海道おはぎ”を謳うこちらのアピールポイントは、道産の食材にとことんこだわっていること。はんごろしの米は、砂川市のうるち米・ゆめぴりかと北竜町のもち米をブレンドし、ふっくらと炊き上げたものを使っています。餡には十勝産の小豆と砂糖を、隠し味の塩にはオホーツク海のものを使用しており、産地へのこだわりを徹底しています。
 北海道の大地で太陽の光と清々しい空気に育まれた食材は、優しい味のおはぎに姿を変え、遠く離れた東京の地で食べる人の心を癒してくれます。

いつでも作りたての美味しさを

 同店のおはぎは、注文を受けてから一つひとつ丁寧な手作業で作られます。その日の朝に炊き上げた米を使い、保存料や添加物などは一切加えられていないため、作り置きはしていません。味は粒あん、こしあん、きな粉から、はんごろしの米は白米と黒米からお好みを選ぶことができます。こだわりの食材と、思わず笑顔になる格別の美味しさ。作り手の心がこもった、みんなに愛されるおはぎがここにあります。

ふっくらもっちり、優しいおはぎ

 こちらで一番人気のおはぎは、粒あんおはぎです。甘みに加えられる砂糖も、餡と同様に十勝産のもの。小豆本来の風味を生かすために、癖がなくすっきりとした甘さのてんさい糖を使用しています。食感が楽しめるように、小豆を大きめに残しているこちらのおはぎは、粒あんが好きなお客さまに大好評です。
 また、餡が苦手な方には、きなこおはぎがおすすめとのこと。てんさい糖がさっくりと混ぜられたきな粉おはぎは、昔懐かしい味わいです。小豆の餡とはまた違った、素朴な風味を楽しむことができますね。

 

一期一会の限定おはぎ

 季節限定で登場する変わり種のおはぎも見逃せません。1~2ヶ月を目安にメニューの入れ替えをしているので、いつでも四季折々のおはぎを楽しむことができます。
 春が待ち遠しい2月には、可憐な“いちご雪見おはぎ”、初夏には、薫り高い“蓬おはぎ”など、季節の移り変わりを感じられるおはぎが登場し、訪れるお客さまの目を楽しませてくれます。9月からは、“さつまいもおはぎ”が販売されているそうです。目と舌で、そっと秋の訪れを感じてみてください。

手軽に食べられる濃厚ジェラート

 北海道砂川市にある岩瀬牧場は、テレビ番組でも取り上げられるほどの人気店で、行列のできるジェラートのお店としても知られています。そんな岩瀬牧場とのコラボジェラートが、おはぎと並ぶ『北海道おはぎ よしかわ』の一押しです。
 しぼりたての牛乳を使った濃厚なミルクジェラートに、特製の粒あんや黒蜜きなこ、いちごをトッピング。食べ歩きにぴったりの最中サンドと、たっぷり味わえるカップの2種類から選ぶことができます。お値段も200円~350円とお手軽なので、学生に大人気です。

 こちらは店頭で販売している、北海道あずきバター(700円)。こんがりとトーストしたパンに塗ったり、クラッカーやアイスクリーム、ヨーグルトに乗せたり、お菓子作りにもぴったりです。お好みの食べ方で楽しみましょう!

東京のおはぎを背負うお店に

 優しい明かりが灯る店内は、和菓子店らしい温もりにあふれています。奥に飾られた花は、木下さんの手作りなのだとか。お客さまの心を和ませる、心憎い演出です。
 「近くにお住まいの方でも、まだ当店を知らない方もたくさんいると思います。“おはぎなら、やっぱり『よしかわ』だよね!”そんな風に言っていただけるようなお店にするのが今の夢です!」そう話す木下さんの願いは、大きな宣伝なしにも、みんなが足を運んでくれるお店にすることなのだとか。

 今日のおやつにも、お世話になったあの方への手土産にも、『北海道おはぎ よしかわ』自慢のおはぎを、ぜひご利用下さい。

店舗名 北海道おはぎ よしかわ
住所 東京都新宿区西早稲田2-1-7
電話番号 03-6380-3703
アクセス 東京メトロ東西線早稲田駅(2番出口)から徒歩5分
営業時間 11:00~17:00
定休日 日曜日
ホームページ http://hokkaido-ohagi.com/
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