【宮城・仙台】ご夫婦の笑顔に包まれた『四季創旬 あゆ川』で鮎川直送の新鮮魚介類に舌鼓
今回ご紹介する『四季創旬 あゆ川』は、仙台市地下鉄の駅の中では仙台駅に次ぐ乗降者数を誇る泉中央駅から徒歩3分の場所に店舗を構えています。駅から歩いてくると、縦格子のおしゃれでモダンな外観がひときわ目を引きます。扉を開けると木目調のあたたかみのある空間が広がり、自然と笑顔になるようなほっとする店内です。
同店は1986年12月に開店してから、店舗移転や東日本大震災などを経て、現在まで多くのお客さまに愛されているお店。長年愛されている裏側には、料理へのこだわりと、ご夫婦の絆がありました。
「お客さまに支えられてやってきた」
店主の森さんは、中学を卒業してすぐに和食の道に進み、腕を磨いてきました。結婚してから南光台に住み、奥さまが出産後ほどなくして『四季創旬 あゆ川』を開店。奥さまはお子さんをおんぶしながらも店に立っていたのだとか。
「育児をしながらの飲食店経営には、お客さま全員が好意的だったかと言ったら、そうではありませんでした。しかし、中には“いま忙しそうだから、子どもを預かるよ”と言ってくれるお客さまや、“子どもを見ているから、少し休んだら?”と言ってくれる方もいました。お客さまの協力や理解のおかげで、今までやってこられたと思っています。自分たちは、本当にお客さまに恵まれている。」と、森さんは当時を振り返ります。
2006年に現在の場所へ店舗を移転してからも、奥さまと二人三脚で営んでいましたが、2011年に東日本大震災が起こりました。
「被災した時も、一番助けてくれたのはお客さまでした。お風呂を貸してくれたり、埼玉に転勤したお客さまがわざわざ仙台まで野菜を届けに来てくれたり。お客さまなしでは、今までやってこられなかったでしょうね。」と、ご夫婦で口を揃えます。
鮎川直送の新鮮魚介類!
森さんに料理のこだわりをお聞きしました。
「自分の料理は曲げない!今の自分があるのは、今までやってきたことや培ってきたものがあるからこそ。だから、今までの自分を大事に、自分の料理は妥協しないしこだわり続けます。」
そんな森さんこだわりの料理は、地産地消を心掛けた新鮮食材がウリ。店名にもなっている石巻市鮎川の出身の森さんは、ご実家が漁業を営んでいることから、鮎川で獲れた新鮮な魚介類を直接仕入れています。そんな新鮮なお魚を惜しみなく分厚く切ったお刺身は、甘味や旨味を存分に感じられるだけでなく、お魚の弾力や食感までも楽しむことができます。
また、鮎川の名物でもある鯨料理も提供しており、普段なかなか自分では調理する機会のない鯨料理を味わえるのも魅力。現地の石巻に行かなくても本格的な鯨料理が食べられるということで、お客さまにも好評です。
鴨肉やランチも人気
『四季創旬 あゆ川』の地産地消の商品は、魚介類以外にもあるんです。蔵王鴨は、ジューシーで柔らかな肉質で、臭みがなく食べやすいのが特徴。蔵王から上質なものを直接仕入れているので、鮮度は抜群で、味にも自信があります。
また、税込700円~のランチメニューも大人気!駅に近いことから周辺には企業などが多いのですが、ランチタイムには大混雑するほどの人気ぶりです。さきほどご紹介した新鮮なお刺身もランチでいただくことができます。ほかにも、唐揚げやサケフライなど、男性に人気の揚げ物メニューもご用意。『四季創旬 あゆ川』でおいしいランチを食べたら、午後のお仕事も頑張れそうですね!
料理と会話を楽しむ夜を過ごせる
最後に、今後のビジョンをお聞きしました。
「手作りにこだわっているので、作りたてのおいしさを味わってほしい。そのこだわりは、今後も変わらず貫きます。お客さまに愛され続けるお店として、出来立てのおいしさを届けていきます。」
森さんご夫婦の笑顔に包まれた『四季創旬 あゆ川』は、時間を忘れてくつろいでしまいそうなお店です。ご主人こだわりの料理に舌鼓を打ちながら、ご夫婦との会話に花を咲かせたら、お酒もより一層おいしくなりそうですね。『四季創旬 あゆ川』のこだわりの料理、ぜひ一度味わってみてはいかがでしょうか。
店舗名 | 四季創旬 あゆ川 |
---|---|
住所 | 宮城県仙台市泉区泉中央1-13-2 |
|
|
電話番号 | 022-218-1664 |
アクセス | 泉中央駅から徒歩3分 |
営業時間 | 【ランチ】11:30~13:30【ディナー】17:30~22:30 |
定休日 | 日曜日、祝日、月一回月曜日 |
ホームページ | https://www.miyalabo.jp/shop/shop.shtml?s=794 |
店舗詳細はこちら |