※閉店※【宮城・仙台】リーズナブルに韓国料理が楽しめる『チャングム』で“ママ”の優しさに癒されて

東北大学病院近くの閑静な街並みの一角。小ぢんまりとしたビルの1階で2001年4月から営業している韓国料理屋さんがあります。そちらが、これからご紹介する『チャングム』です。
韓国料理といえば、辛みの強いイメージがありますが、こちらでは辛いものが苦手な方でもおいしく食べられる本格的な韓国料理がいただけます。もちろん、辛さは調節できるので、本場の辛さを堪能したい方もご安心を。リーズナブルでボリュームも満点。リピーターの多い、何度でも訪れたくなるお店です。

オーナーを務めるのは、韓国で長年生活をされていた高橋さんです。いつも笑顔で明るく、やさしい人柄の高橋さんは、常連のお客さまから“ママ”と呼ばれるほど親しまれています。お店や料理に込められた想いについて、お話をうかがいました。

2001年 青葉区にて『チャングム』開店

『チャングム』のオーナー・高橋さんは若いころに、中国・北京で韓国料理店を8年ほど経営していました。日本へ戻ってからは、秋田・湯沢市で自身の子どものお世話をしながら、14年ほど韓国料理店『あけみ家韓国料理』を経営していました。家庭の事情があり、一度はお店を閉めて現場から離れていた時期もありましたが、料理が好きな想いは変わらず、再び飲食店を経営する決意をしたのだそう。
こうして2001年、仙台市青葉区に『チャングム』をオープンしました。

気軽に利用できる韓国料理屋

赤い看板に映える黄色い文字がインパクト大の同店。おひとりで訪れる方も多いですが、家族連れ、近隣の大学に通う学生なども多く来られるのだそう。ランチタイムには近隣で働くサラリーマンやOLでにぎわいます。

内装はブラウンでシンプルにまとめられています。気軽に入れる雰囲気もいいですね。

本格的な韓国料理をお酒と一緒に…

一番人気のメニューは“餃子”。皮から丁寧に時間をかけて作りあげています。
外はカリッと中はモチモチとした食感が好評で、何皿もおかわりするかたがいるほどなのだそう。餡にはしっかりと味がついているので、たれを付けなくてもおいしくいただけます。1個食べたらまた1個…食べれば食べるほどやみつきになりますよ。

高橋さんが長年じっくりと研究を重ねた、自家製のキムチも自慢の一品です。こちらのキムチには、薬膳料理にも使われる栄養満点な松の実を使用しているのだとか。辛さ、酸味ともに控えめで、食べやすく仕上がっています。

韓国料理と言えば、こちらの“石焼キムチビビンバ”も外せません。あきたこまちを使った大盛りご飯のうえに、卵黄やコチュジャン、とびっこと言った具材をたっぷりトッピング。プチプチ食感が楽しいうま辛風味で、食べ応えも抜群です。

セットメニュー(1,000円)は、餃子とキムチに加えてチジミ、ビールが付いたお得なもの。ビールと餃子の相性は抜群!ひとり飲みをされるお客さまがオーダーする鉄板のメニューです。
このほか、ドリンクメニューは韓国の醸造酒・マッコリをはじめ、10種類以上がラインナップ。料金も350円~とリーズナブルなので、気軽に一杯たのしみたい方にもうれしいですね。

あたたかな想いが集う店

「これからも、私のことやお店のことを想ってくれるお客さまのために、もっとおいしいものを作っていきたいですね。」と高橋さんは話します。

高橋さんが忙しいときには、まるで自分のお母さんを手伝うように、常連のお客さまがお冷やビールをそっせんして運ぶこともしばしばなのだそう。まるで実家にいるかのように、食器やドリンクの置かれた場所を把握しているのだとか。
カップルで訪れていたお客さまが結婚をして小学生になったお子さまを連れて来店されたり、近隣の学校に通っていた学生が卒業後もわざわざ遠方から足を運んでくれたりと、お客さまとの強い繋がりを強く感じられる瞬間がとてもうれしいのだといいます。

高橋さんのあたたかな人柄に触れながら、愛情たっぷりの本格的な韓国料理をいただける『チャングム』。お母さんの待つ家に帰るように、訪れてみてくださいね。

店舗名 チャングム
住所 宮城県仙台市青葉区広瀬町4‐38 第三冬見ビル1F
電話番号 022-796-0688
アクセス 地下鉄南北線北四番丁駅から徒歩13分
営業時間 ランチ 11:30~14:00 (L.O.13:30) ディナー 18:00~01:00 (L.O.00:30)
定休日 日曜日
ホームページ https://tabelog.com/miyagi/A0401/A040101/4018521/
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