【沖縄・那覇】メンズ、レディース、ユニセックス 最先端のおしゃれを発信するセレクトショップ『幸地商店』

　国際通りから徒歩2分。昔ながらの商店街の雰囲気を強く残している平和通りの一角で、いま密かに人気を集めているセレクトショップがあります。それが2019年3月にオープンした『幸地商店（こうちしょうてん）』です。

　同店ではメンズ、レディース、ユニセックスまで、幅広くファッションアイテムを取り揃えています。
　オーナー・島袋さんに、お店を開店した経緯やこだわりをうかがってきました。

独立への憧れからファッション業界へ

　島袋さんは元々、広告業界で営業職に就いていました。そのときに思ったのは“自分でお店を経営してみたい”ということ。どのようなお店にするかを考え、長年興味があったファッション業界に進むことを決意したといいます。
　そうして広告代理店を退社した島袋さんは、那覇市内にお店を展開するセレクトショップにて３年ほど勤務。仕事に必要なノウハウを身につけました。

　その後はお父さまが経営していたスーツ屋を改装し、2019年3月『メンズ幸地』を開店。のちに『幸地商店』と改名し、現在にいたります。

　『幸地商店』という店名の幸地は“幸せの地”。“商店”は商店街になじみやすく、親しみやすい名前ということからつけたのだそうです。　

手作りの内装

　そんな同店の内装は業者などに頼らず、自分たちで一から手がけたもの。木を基調とした店内は、島袋さんがお父さまと協力して作り上げたそう。壁紙は自ら白く塗装して、爽やかな印象です。

　家具にもこだわっており、アメリカの高級アンティーク雑貨が飾られています。島袋さんが古いもの好きということで、揃えたものなのだそうです。

こだわってセレクトしたファッションアイテムの数々

　お店のコンセプトは、流行りにとらわれず、日常生活で長く愛用できるものを提供すること。

　メンズものからレディースもの、そしてユニセックスまで、バリエーションに富んだラインナップです。

　中でも島袋さんイチオシなのは　BACH(バッハ)というブランドのバッグです。

　“Itsy Bitsy”は、たくさんの荷物をしまえる上に、開口部も大きく出し入れも楽々。“COVE”はハンドストラップとショルダーストラップの2つがついていて、シーンに合わせて自由に使い分けられます。

　こちらの“ラッキーソックス”は、日本一の靴下の産地・奈良県でつくられたもの。丈夫な上にムレにくいため、夏場にはもってこいの一足です。
　さらにこの商品にはクジが付いており、当たりが出るともう一足もらえるのだとか！これは面白いですね。　

　このほか、店頭には破れない和紙でつくられた財布や沖縄の作家さんによるハンドメイドアクセサリーなども並びます。

末永く愛されるお店づくりのために

　「長く着られる服や、ここにしかない商品をたくさん揃えています。ぜひ昔ながらの商店街の雰囲気を感じながら、ショッピングを楽しんでください！」と島袋さん。

　親しみやすいファッションアイテムが手に入る『幸地商店』。遠方で訪れられないという方に向けてオンラインショップも開設されています。ぜひ公式ホームページをチェックしてみてくださいね。