【沖縄・那覇】伝統の壺屋焼を、もっとおしゃれにもっと身近に『guma guwa』のやちむんとは?

 沖縄では、焼き物のことを“やちむん”と呼びます。そのやちむんには“壺屋焼”という沖縄伝統のものがあります。重厚感があり渋めの印象が強い壺屋焼ですが、気軽に日常に取り入れられるお店があります。それが、これからご紹介する『guma guwa(ぐまーぐわー)』です。
 壺屋焼の老舗・有限会社育陶園のブランドショップである同店では、“1日がスタートする朝を楽しく”というコンセプトのもと、かわいらしく使いやすい食器や調理器具を展開しています。育陶園の陶主・高江洲 忠さんの息子さんである光さんにお話をうかがいました。

日常に寄り添う道具たち

 『guma guwa』は壺屋焼の若手職人たちが「自分たちでデザインしたかわいらしい陶器を販売したい」という想いから、2009年に育陶園のブランドとして店舗をオープン、2013年に現在の場所に移転しました。
 同店の商品はどれもみんなかわいらしく使いやすいデザインのため、若い女性や新婚夫婦などに好評なのだとか。ちなみに、育陶園のお店は同店含め3店舗ありますが、最も来店者数が多いのはこちらの『guma guwa』だそうです。

1日の始まりを楽しく彩る

 コンセプトは“朝を楽しく彩る”ということ。朝起きると「あーあ、今日も1日が始まっちゃった…」と思うこともありますが、『guma guwa』のやちむんがあれば「今朝はこのマグでコーヒーを飲んで、このプレートにサラダとトーストを乗せよう♪」と、ワクワクした朝を過ごすことができるのだとか!
 楽しい朝を提案するため、同店ではやちむんだけでなくスープやコーヒー、日用雑貨などの仕入れ商品も展開しています。新しい1日を楽しく過ごせるヒントがたくさん詰まった店内を見ていると、「明日はどんな朝を過ごそうかな?」とワクワクしてきますよ。

デザインだけでなく使い勝手にもこだわる

 かわいらしく洗練されたデザインの『guma guwa』のやちむんですが、デザインだけでなく使いやすさにもこだわっています。
 特に人気の“モーニングシリーズ”は、薄くて軽量なのが魅力。壺屋焼をこれほどまでに薄くするのには、職人の熟練された腕が必要なのだとか。こちらのシリーズには、リーフ、ボーダー、ローリエ、小花の4種類の柄があり、下絵なしで絵付けされています。柄や表情の違いを楽しみながら選べるのも嬉しいですね。

入りやすさにこだわった店作り

 古民家を改装した同店は、清潔感のある爽やかな内装です。
 「壺屋焼を知らない人でも気軽に来ていただけるよう、入りやすさにこだわりました。店内は、小さなキッチンと小さなリビングをイメージしているんですよ。」と光さん。ガラス張りになっているので、店内の様子を見ることができるのも入りやすさに繋がっています。
 特にこだわったという照明は、デザイナーさんにオーダーしたもの。朝をイメージしつつも、それぞれのやちむんがきれいに見えるように配置されています。

『guma guwa』のやちむんで朝をもっと楽しく

 「女性向けの陶器が多いので、これからは男性が喜んでくれるようなデザインを開発したいと思っています。あとは、県外からの仕入れ商品も多いので、県内のお店や企業とコラボをして沖縄ならではの商品もどんどん置いていきたいですね。」と光さんは今後のビジョンについてお話してくれました。
 1日がスタートする朝をどう過ごすかによって、その日のモチベーションも変わってきますよね。そんな大事な時間である朝ですが、『guma guwa』のやちむんを使うと、きっと気持ちのいい時間を過ごすことができますよ。

系列店も掲載中!ぜひチェックしてみてくださいね。
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店舗名 guma guwa
住所 沖縄県那覇市壷屋1-16-21
電話番号 098-911-5361
アクセス 安里駅・牧志駅からそれぞれ徒歩8分
営業時間 10:30~18:30
定休日 年中無休(元旦休み)
ホームページ http://www.ikutouen.com/gumaguwa/
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