【北海道・白石】温もりあふれる店内で、美味しい時間と語らいを。和みの居酒屋『酒処いごこち』
今回取材に訪れたのは、白石駅から徒歩3分のところにある『酒処いごこち』。店主の瀬川さんが、息子さんと二人三脚で切り盛りしているお店です。家族や知人みんなで手作りした店内は温もりにあふれ、ちょっと飲みに立ち寄った方でも、つい長居してしまうほどの居心地の良さ。女性のおひとり様に特に愛されているという同店、さっそくその魅力に迫ります。
みんなの“美味しい”の笑顔が大好きで
瀬川さんは、話すだけで心がほぐれる笑顔の持ち主。息子さんと共にお店に立つ、優しいお母さんです。地元の有名カラオケ店で十数年働いたのち、2017年11月13日に『酒処いごこち』をオープンしました。
「昔から料理が好きで、よくスタッフさんたちに手料理を持っていってました。その時のみんなの“美味しいね”、“これ、また作ってよ!”って喜ぶ顔が本当に嬉しくて。新しいことにチャレンジしたかったし、息子たちの後押しもあって、夢だった居酒屋を出すことにしたんです。自分の得意なことをして、誰かに喜んでもらえるのって幸せよね。」同店のある白石は、瀬川さんがずっと住んでいた街。知人や友人もお店に会いに来てくれるそうです。人が人を呼び、カウンターに知っている顔が増えていく。そんな風に繋がっていく人との縁を大切にしています。
時間がゆっくり流れるいごこちの良い店内
“どんな方にも居心地よく、また来たいと思えるお店になるように”との想いで名づけられた『酒処いごこち』。店内はゆっくりと時間が流れ、いるだけで落ち着く和みの空間です。
「カウンターは息子が作ってくれて、小上がり席は内装屋さんが作ってくれて。色々なところを家族や知り合いに助けてもらって完成しました。ある程度出来上がってから“あっ、椅子が入らない!”ってやり直しになることもあって(笑)。作るのはすごく大変だったけど、その分お気に入りですね。」と瀬川さん。ほとんど何もない状態から作り上げたからこそ、思い入れもひとしおなのだとか。
店内はカウンターが11席、小上がりが4席の広さです。お店に入ってすぐのところ、そして奥にも高さの違うカウンター席が並びます。奥のカウンター席は手前より少し低めになっており、明るく気取らない雰囲気です。美味しいものを食べながら、気軽におしゃべりするのにぴったりですね。
さらに奥には小上がり席があり、こちらも趣ある雰囲気が漂います。テーブルは1卓のみなので、グループの方は早めのご予約がベストですよ。
心を込めて仕上げる一品料理
『酒処いごこち』の魅力は、居心地の良い空間だけではありません。作り手の心がこもった一品料理は、訪れる人を和ませる優しい味です。竹籠で提供されるお通しは、茶椀蒸し、にしんの昆布巻きなど、その日のおすすめが登場します。3品盛り合わせなので、お通しだけでも十分に楽しめます。
こちらは看板メニューの“塩麹の唐揚げ”(580円)。しっかり下味が付いた鶏肉が、サクッと揚がっています。ご飯が欲しくなった方も安心、“塩麴の唐揚げ飯”(680円)も用意しています。唐揚げはお持ち帰りもできますよ。
おすすめは他にも、口の中でほぐれる柔らかさが自慢の“豚の角煮”(680円)、お通しにも登場する“ポテトサラダ”(480円)などがあります。ポテトサラダは、いぶりがっことスモークチーズの薫りが食欲をかき立てます。
お酒とおしゃべりを心ゆくまで楽しんだ後は、こちらの“〆の鶏ラーメン”(480円)がおすすめ。あっさりと優しい鶏出汁の味に、お腹が休まります。厚切りの鶏チャーシューが乗っているので、“もう少し食べたいな…”という方も大満足です。
おくら、ねぎ、生姜、納豆など色々な薬味といただく“具沢山冷奴”(480円)、出汁が染みた大根が美味しい“おでん”(120円)なども見逃せません。どれも箸が進む一皿です。さらに冬期のおすすめは、寄せ鍋、キムチ鍋、ごま豆乳鍋、トマト鍋から選べる“冬の鍋コース”(2,500円)。〆もうどん、ラーメン、チーズリゾット、パスタから選べます。
通もうなる日本酒のラインナップ
同店のもう一つの柱がこちらの日本酒。瀬川さんが実際に試して、美味しいと思った折り紙付きの銘柄を揃えています。一般的なお店ではお目にかかりにくい銘柄ばかりなので、ちょっと味にうるさい同伴者がいても安心です。
フルーツサワーやカクテルもあるほか、ソフトドリンクのメニューも豊富に揃っています。ボトルキープも可能で、注文時は割りものが無料という嬉しいサービスもありますよ。
女性に愛される穏やかなお店
『酒処いごこち』が本腰を入れて目指すのは、“女性が安心して来れるお店”です。
「仕事帰りにふらっと来るOLさんも多いです。皆さん、“一人で入れるお店ってなかなかないから、ここを知れてよかった”っておっしゃいますね。ご夫婦で来られる方も、特に奥さんが気に入ってくれることが多いんですよ。」と瀬川さん。お客様が別の方を連れてきて、自然と輪が広がっていく…そんな毎日がとても幸せなのだとか。
「私も息子も能天気だから、“今日はお客様が少ないね~”なんて、2人でふざけて踊ったりしてます。それで、“ホラ!踊ってたら一人来たでしょ!”なんて笑ったりして。いつもわいわい、明るくやってます。笑顔でおもてなしするので、気軽に立ち寄って下さいね。」そんな瀬川さんの人柄に惹かれ、同店はひとり、またひとりと常連さんを増やしています。
美味しい料理と和みの空間を目当てに、多くの方が足を運ぶ『酒処いごこち』。うぐいす色の暖簾の向こうから、今日も楽しそうな笑い声が聞こえてきます。
店舗名 | 酒処いごこち |
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住所 | 北海道札幌市白石区東札幌5条6-1-17 ダイアナ白石ビルD |
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電話番号 | 011-777-2522 |
アクセス | 地下鉄東西線白石駅から徒歩3分 |
営業時間 | 月~木 18:00~翌2:00(ラストオーダー翌1:00) 金・土・祝前日18:00~翌3:00(ラストオーダー翌2:00) |
定休日 | 水曜日 |
ホームページ | https://igokochi3.wixsite.com/sakedokoro-igokochi |