【東京・新宿】トマトをふんだんに使った絶品イタリアン！『イル・ソーレガット』は熟練シェフが手がける人気店

　今回は、都営大江戸線・都庁駅から徒歩５分の場所にある『イル・ソーレガット』をご紹介します。こちらのお店では熟練のシェフが作る絶品イタリアンを味わうことができます。カルボナーラやティラミスといった定番メニューも、トマトを使った独自のレシピで、他店とは違う新たな印象を与えてくれます。

腕に自信あり！熟練シェフのお店

　『イル・ソーレガット』は、イタリアンのシェフとして10年以上、専門店で腕をふるってきた、イタリア料理の達人・池永さんが開店したお店です。店名はイタリア語で、イルソーレは太陽、ガットは猫という意味だそう。イタリアの街中では、至る所で猫の姿を見ることができます。野良猫が軒先に現れても追い払うことはしないほど、イタリア市民にとって猫は親しみのある動物なのです。それに加え、池永オーナーがもともと猫好きだったこともあり、店名に猫という言葉を入れることにしたのだといいます。猫好きのお客さまの来店も多く、店名をきっかけに会話が広がることもあるそうですよ。

　池永シェフは、もともとホテルで洋食を中心に料理の腕を磨いていましたが、これまでパスタやピッツァだけが主流だったイタリア料理が本格的に日本で広がり始めたことをきっかけに、イタリアンのシェフへと転身、その後14年ほどイタリア料理店で腕をふるってきたそうです。池永シェフによると、イタリア料理は調理工程がシンプルな分、同じ工程・分量で作ってもシェフによって味が変わる奥が深い料理なのだそう。また、旬の食材や地産地消を大切にするなど和食にも通じる部分があるといいます。

トマトが決め手の独創的なイタリアン

　そんな池永シェフが作るイタリアンは、トマトをふんだんに使った独創的な味わいが魅力です。サラダはもちろん、パスタやメイン料理、デザートに至るまで、多くのメニューでトマトが使われています。女性から人気の高い“カルボナーラ”もトマトが使われたメニューの一つです。通常は卵とチーズで作るカルボナーラソースですが、同店ではトマトを加えたオリジナルのレシピで作っています。濃厚な中にもトマトの酸味と甘味を感じることができるので、最後の一口まであっさりといただける一品です。こちらカルボナーラはランチにも食べることができます。また、ディナーで提供しているカルボナーラには自家製のパンチェッタ（塩漬けの生ベーコン）が入っているそうです。

　このほか、トマトを丸ごと器にした見た目も華やかなリゾットや、自家製麺の中にトマトを練りこんで作るラザニアなど、トマトの魅力が存分に詰まったメニューが並びます。また、デザートも自家製のトマトジャムを使用したパンナコッタやトマトのジェラート、トマト風味のティラミスなど、一風変わった味わいを楽しむことができます。

　また、ドリンクのメニューも豊富で、ワインやビール、ウイスキーのほか、焼酎や日本酒といったイタリアンのお店には珍しいお酒も楽しめます。トマトにこだわりのあるお店だけあって、トマトを丸ごと使ったレッドアイやブラッディーメアリーなどドリンクにも特色のあるものが並びます。サングリアやトマトジンジャエールという自家製のドリンクも外せないメニューです。

ランチはトマト食べ放題

　東京都庁やオフィス街に近いこともあり、ランチタイムには多くのお客さまが足を運ぶという同店。ランチには、トマトサラダの食べ放題という独自のサービスを行っています。店内に置かれたトマトのサラダをセルフサービスでお皿に盛って食べるシステムで、おかわり自由で好きな分だけ食べることができます。これは、“ランチに付いている小さなサラダに不満を感じたことがある”という池永シェフが、お客さまに満足してもらいたいと始めたサービスで、お店を訪れる方からも好評だといいます。

　池永オーナーは「路地裏にあるお店なので、もっと多くの方に知っていただけたら嬉しいです。現在は近隣の方などご年配の方が多くいらっしゃってくださっています。今後は若いお客さまも気軽に来店していただけるようなお店にしていきたいです。」と話します。
暖色系の色合いで落ち着いた雰囲気の店内では、ゆったりとした時間が流れています。また、ところどころに置かれた可愛らしい猫の置物がお客さまを出迎えて、場を和ませてくれます。心が和む空間でいただく絶品のイタリアンを味わいに、皆さんも同店へ足を運んでみてはいかがでしょうか。