【宮城・仙台】ファン多数！『麺屋まる勝』のこってり濃厚味噌ラーメンは遠方からでも通いたくなる味

　仙台市泉区にある『麺屋まる勝（まるかつ）』。有名店で修業を積んだ店長・阿部さんが、2016年12月13日にオープンした人気のラーメン屋です。
　看板メニューは味噌ラーメン。甘味のあるこってりとした濃厚味噌スープと、中太のストレート麺がポイントとなっています。
　
　男女問わず幅広い世代から愛され、地域の方だけでなくに遠方にもファンがいる同店。一度食べたら癖になると評判です。

お店をまわす大変さを痛感

　オープン当初、阿部さんはスタッフの育成にとても悩んだそうです。
　ラーメン屋はスピードと回転率が、売り上げアップにつながる重要なポイント。時間との勝負である場面が多い業種です。
　ところが、なかなかオペレーションがうまくいかずにお客さまを逃してしまうことが多々ありました。研修ではできていたことが、本番になるとうまくできなかったりイレギュラーな事態が発生したりと、想定通りにいかないことばかりだったそうです。

一人ひとりを想ったサービス提供

　そんな苦労も乗り越え、今ではオペレーションもすっかりスムーズに。一人ひとりへの配慮を徹底したサービス提供をおこなっています。
　たとえば、何度も来店してくれているリピーターに味玉をサービスしてみたり、お客さまにあわせて麺の硬さやスープの濃さ、油の量などを調整してみたり。そういった気遣いが心をつかんでいるのか、同店には毎日多くのお客さまが訪れています。

　丹精こめて作ったこだわりのラーメンを、わざわざ食べに来てくれる人がいることがやりがいにつながると話す阿部さん。
　お客さまがスープを最後の一滴まで残さず完食してくれたときには、「スープはカロリーが高くて、体に悪いから。」と言いつつも、とてもうれしそうに笑っていました。

一押しは味噌ラーメン！

　一押しはやはり味噌ラーメンです。こってりと濃厚で、甘みのある味噌スープは後を引くおいしさ。一度食べたら癖になってしまいます。
　麺は中太のストレート麺を使用。もちもちとしたコシのある食感で、スープとの相性もばっちりです。
　トッピングにはひき肉やコーン、野菜炒めがたっぷり。野菜もしっかり摂れると、特に女性から喜ばれています。　

　少し刺激がほしい方には、辛味噌ラーメンがおすすめです。ラー油がたっぷり入っているため、スープの色は真っ赤。とても辛そうに見えますが、思いのほか辛みは抑えてあります。ほどよいピリ辛さなので、辛いものがあまり得意ではない方でもチャレンジしやすいですよ。
　ほかには変わり種のカレー味噌ラーメンがあります。名前の通りカレー風味の味噌ラーメンとなっており、コクのある一杯です。カレー好きの方はぜひ試してみてください。

ほかのメニューだって抜かりなし！

　こちらの醤油ラーメンも、味噌ラーメン同様にこってりとした味わい。背脂多めのスープに細麺を合わせており、醤油ラーメンとはまた違った濃厚さを楽しめます。
　トッピングのチャーシューはじっくりと煮込んでいるため、口に入れるととろけていくほどの柔らかさ。スープに浸して味わってみてください。また、追加でトッピングするなら味玉がおすすめです。程よい半熟具合がたまりませんよ。

　2018年12月から、新メニューの“中華そば”が誕生しました。今まではこってり系のみでしたが、中華そばは初のあっさり系です。煮干しや野菜、鶏などからダシをとっているため、うま味と香りの強いスープが特徴となっています。
　女性や、あっさり派の方から早くも人気の同メニュー。こってり系メニューが並ぶなかで、今後どれだけ活躍していくのか楽しみですね。

　サイドメニューにはラーメンの定番のお供である餃子や、そぼろ丼や焼肉丼といったご飯ものを用意。餡がたっぷり詰まった餃子はとてもジューシーで、ラーメンに負けじと人気の一品となっています。

お客さまに喜んでもらえるお店へと

　店内にはL字型のカウンター席と広めの座敷席があり、おひとりさまからファミリーなど誰でも利用しやすい空間です。お子さま用の椅子も用意したりと、お客さまが快適に過ごせる環境を整えています。

　「誰もが、気軽にのんびりと利用できるお店づくりをしていきたいです。今後は、夜は居酒屋として営業していくことも検討しています。カラオケを導入したりして、お客さまに楽しい時間を過ごしてもらえたらうれしいです。」

　昼にはこだわりの味噌ラーメンを味わえて、夜はカラオケが楽できる居酒屋として楽しめるなんてわくわくしますね。『麺屋まる勝』の今後の展開がとても楽しみです。