【愛知・名古屋】トロトロの角煮が絶品の『Mito Cafe』カラフル野菜たっぷりのランチに舌鼓♪
2007年春にオープンし、昭和区で愛され続けている『Mito Cafe(ミトカフェ)』をご存知ですか?古民家を改装した店内は、おばあちゃんの家のようにホッとする雰囲気。こころ安らぐ空間で、おいしいご飯をいただきながらくつろげます。
看板メニューは、愛知のブランド豚を使ったトロトロの角煮。カラフルな季節野菜がたっぷりの、目と舌で二度楽しめるランチがお店の自慢です。オーナーの野嵜さんが、笑顔でインタビューに応じてくれました。
お昼はカフェ、夜はガンダム食堂!
「子どものころ、近くの喫茶店に連れていってもらって、モーニングを食べるのが日曜の朝の楽しみでした。それがきっかけで喫茶店が好きになって、いつかお店をやりたいと思うようになったんです。」と野嵜オーナー。
『Mito Cafe』というお店の名前は、ご自身の名前「美登(みと)」から取ったのだとか。語呂合わせで、オープン日も3月10日(ミ・ト)にしたそうですよ。
同店は現在、お昼は『Mito Cafe』、夜は野嵜オーナーのご主人が切り盛りする『ガンダム食堂タムラ』として営業しています。
「最初は私ひとりでお店をやっていました。アルバイトの子と一緒にお店を回してたんですが、手伝ってくれてた母が病気で倒れてしまって…。私もちょっと疲れちゃって、3年くらいお店を閉めていたんです。」
『ガンダム食堂タムラ』は、『Mito Cafe』がお休みの間にご主人がはじめたお店です。現在は少なくなったものの、店内にはフィギュアやプラモデルが所せましと並んでいました。
「お昼はガンダム食堂が暇になるんですよ。だから“お昼だけ私にやらせて!”って言って、『Mito Cafe』を再オープンしました。“ここ、もうちょっとガンダム片付けてよ~”なんて、ケンカすることもありますね(笑)。」
互いに好きな仕事に打ち込む野嵜ご夫妻は、ゆずりあい、楽しみながらそれぞれのお店を切り盛りしています。
ノスタルジックでホッと落ち着く古民家カフェ
お客さまには、女性のおひとりさまや、子連れのお母さんが多いのだとか。「うーん、そこまでこだわってないかなぁ…」という野嵜オーナーの言葉に反し、店内はとても味わい深い空間です。
こちらの店舗はもともと、天井が真っ赤に塗られていたのだとか。物件を見に来たときは、赤い天井と黒い木目のコントラストが神社のようで驚いたと、野嵜オーナーは笑います。
「本当は地元の瑞穂区でやりたかったんだけど、ピンとくる物件がなくて。範囲を広げて調べてたらこの古いおうちがあって、見にきてすぐにビビッときました。」
もとは古民家だけあって、店内はなつかしい気持ちになれる空間です。おばあちゃんの家に来たようにホッとするのは、野嵜オーナーのお祖母さんから譲り受けた家具を置いているからかもしれません。
「2階にもふたつ部屋があるんですけど、ひとつは主人が集めたガンダムグッズでいっぱいです(笑)。ある程度片付けてもらったけど、まだちょっとお店にも置いてありますね。もうひとつの部屋はレンタルスペースとして、お客さまに貸し出してます。」
2019年3月、『Mito Cafe』は12周年を迎えました。お店についての考え方も、オープン当初と比べてかなり変わったそうです。
「昔は“ちゃんとやらなあかん!”って思ってたけど、今は自分が楽しむことを大切にしてますね。お店を閉めてるときはSNSも更新してなかったから、もう辞めたものだと思われてて。時間はかかるかもしれないけど、また少しずつお店の味を広めていきたいです。」
お店をうまく回転させること、需要を考えた価格設定をすること…。そんなことに思い悩んでいたころより、今のほうが自分らしく、楽しくお店に立つことができているそうです。
カラフル野菜を添えて♪まごころ込めた手づくりランチ
『Mito Cafe』に訪れたら、愛知のブランド豚「市ばん豚」の角煮をいただきましょう。とろとろになるまで煮込まれた絶品の角煮は、たっぷりの季節野菜を添えてプレートで提供されます。
同店のメニューはおいしさだけでなく、盛り付けの美しさも注目ポイントです。プレートにはメインおかずやご飯に加え、フレッシュな葉物野菜やトマト、グリルしたズッキーニなどの季節野菜がたっぷり。目でも舌でも楽しめるひと皿です。
また、冷凍食材は使わず、キチンと手づくりするのが『Mito Cafe』流。食材の彩りを活かして、わぁっと喜ばれる盛り付けを心がけています。
「私、料理よりも盛り付けが好きなんですよ(笑)。お野菜は、きれいだなぁ、可愛いなぁと思ったものを買ってます。他のカフェよりちょっとお値段は高いけど、おいしいものを食べてほしいから、そこは譲れません。」
「産直コーナーで選んだ野菜とか、農家さんから取り寄せた無農薬野菜を使ってます。畑を借りて、農家さんに教わりながら育ててる野菜もありますよ。」
おしゃれなプレートランチだけでなく、ご飯と味噌汁がつく定食もあるのがうれしいところ。メインおかずには、名古屋ならではの味噌煮込みハンバーグや、カリッと香ばしいからあげなどが登場します。かぼちゃのチーズケーキやプリンなど、自家製デザートも楽しみにしていてくださいね。
「昔は原価をなるべく抑えるようにしてたけど、今ではメッチャいい油をガーッて使ったりしてます(笑)。商売だとか儲けるとかよりも、お客さまが外に並んででも食べていってくれるのが、ただただうれしくて。いろいろあったけど、今がいちばん楽しいときですね。」
くつろぎのご飯タイムを過ごしに『Mito Cafe』へ!
市内で開かれるマルシェや手づくり市にも出店している『Mito Cafe』。ときには、常連さんからお弁当の注文をいただくこともあります。自慢の角煮やハンバーグ、キーマカレーなどのお弁当はイベントでも大好評で、たちまち売り切れてしまうのだとか。
「これだけたくさんお店がある中でうちを選んでくれるのって、本当にありがたいことですよね。」と野嵜オーナー。お店でも、イベントでも、一人ひとりのお客さまとの出会いを大切に毎日を過ごしています。
「メインのおかずもおいしいけど、カラフルなお野菜も目で楽しんで味わってほしいです。のんびりくつろげる空間を用意してお待ちしているので、いつでもひと息つきにいらしてくださいね。」
ノスタルジックな古民家で、愛情たっぷりの手づくり料理がいただける『Mito Cafe』。まごころのこもったランチを楽しみに、足を運んでみてはいかがでしょうか。
店舗名 | Mito Cafe(ミトカフェ) |
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住所 | 愛知県名古屋市昭和区阿由知通2-7-9 |
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電話番号 | 052-733-3015 |
アクセス | 名古屋市営地下鉄桜通線・鶴舞線御器所駅(8番出口)から徒歩5分、桜通線吹上駅(3番出口)から徒歩5分 |
営業時間 | ランチ 11:30~15:00 / ディナー 17:30~20:00 |
定休日 | 水曜日 |
ホームページ | https://www.instagram.com/mitocafe310/ |