※閉店※【香川・丸亀】晩のおかずは『おーちゃん』で！家庭の味のコロッケやからあげに家族みんながニッコリ♪

サクッとおいしいコロッケやからあげは、晩ご飯のおかずの代表選手。“家で揚げものをするのは大変だけど、スーパーのお惣菜で済ませるのも家族に悪い”とお悩みの方も多いでしょう。

そこでおすすめしたいお店が、これからご紹介する『おーちゃん』。2018年3月にオープンしたこちらのお惣菜屋さんでは、昔なつかしいコロッケや、しっかりめの下味がおいしいからあげを販売しています。飾らない味で食卓を支える同店のオーナー・大上さんにお話をうかがいました。

近所で大評判のおすそわけコロッケ

かつて造船所で働いていた大上さんは、体調を崩したことをきっかけに仕事を引退。なにか新しくはじめられることはないか…。そう考えていたときに頭に浮かんだのが、飲食店の仕事でした。

「造船の現場以外にも、飲食店の店長を何回かやったことがあるんですよ。その経験を活かしたいと思って。イタリアンとか居酒屋とかいろいろなジャンルがあるけど、シンプルなものがよくてお惣菜を選びました。」

お惣菜屋さんの開店に踏み切った背景には、近所の方の熱い声援もありました。
大上さんのお母さまは、家で揚げたコロッケを、よく近所の方におすそわけしていたのだとか。そのコロッケが、とにかくおいしいと大評判！
「“もう、お店出したらいいのに！”ってみんなに言われて、うちのオカンもそれがうれしかったみたいで(笑)。今は朝一でお店に来て、たくさんコロッケやからあげを揚げていきますよ。」

大通り沿いにある素朴なお惣菜屋さん

さて、そんな『おーちゃん』があるのは、予讃線・讃岐塩屋駅から少し離れたところ。中讃テレビのバス停からは3分ほど歩きます。お店は県道21号線沿いなので、見つけやすいですよ。

「オカンがすぐ裏に住んでることもあって、ここに決めました。駐車スペースもあるので夕飯の買い物帰りにもう一品を買いに寄る方も多いですね。」

店内には、10名座れるカウンター席があります。ドリンクも販売しているので、お惣菜をつまみながらちょっとひと息…という使い方もできます。

「いつか、今みたいな手づくり感丸出しのカウンターじゃなくて、キチンとしたカウンターを据え付けたいですね。そしたら、立ち飲み屋として、お客さんにつかってもらえると思うんです。」

コンセプトは“安くてそこそこおいしいものを”

「コンセプトとして大切にしているのは、“安くてそこそこおいしいものを”ってところかな。近所の奥さま方が、気軽に買いに来れるお店でいられたらうれしいですね。」

晩ご飯のおかずとして、小腹にちょうどいいおやつとして。いつでも気軽に買える値段とシンプルなおいしさが同店の魅力です。
お惣菜は、電話での大量注文も承っていて、オードブルは2,000円とのこと。予算にあわせたオードブルにも対応してくれるので、気になる方はお店にお問い合わせをしてみてください。ホームパーティーやケータリングで利用される方も多いそうですよ。

ホッと癒される家庭の味が人気のヒミツ！

お店の看板メニューは、毎日50～60個売れるコロッケです。甘辛く味付けしたお肉が入った“肉じゃがコロッケ”、塩味の鶏ひき肉が入った“しおコロッケ”と、2種類の味があります。1個80円とお手頃なので、学校帰りにおやつ感覚で食べにくる高校生も多いのだとか。

「ふつうに家で作るようなコロッケだから、お肉屋さんのコロッケとはちょっと違いますね。具体的にココにこだわってます！っていうのは、あんまりないんですよ。」
格好つけない、飾らない“家庭の味”だからこそ、常連さんの心を掴んでいるのです。

もうひとつの看板メニューは、5個入り350円のからあげです。何もつけなくてもガブリといけるのは、生姜とにんにく、醤油でしっかり下味をつけているから。冷めてもおいしいので、お弁当のおかずにもぴったりです。

「昔店長をしていたお店のからあげが、めちゃくちゃ旨い！ってお客さんに評判で。あれは自分の中でもイチバンのからあげでしたね。レシピを覚えてるから、家でもしょっちゅう作ってました。」
レシピはそのまま踏襲せずにひと手間加え、お肉がより柔らかくなるように工夫しているのだとか。ここでしか食べられない、『おーちゃん』オリジナルのからあげです。

みんなに親しまれるお惣菜屋さんを目指して

「うちのコロッケやからあげを食べて、もうほかのお店では食べられんわ！って言ってもらえたときはうれしいですね。」
大上さんのこれからのビジョンは、お弁当の販売をはじめて、お昼の時間帯にたくさんのお客さまを呼び込むこと。ホームページの立ち上げも考えているそうですよ。

オープンから間もなく1年が経つ同店ですが、看板も内装もまだまだシンプル。どんどん手を加えて、みんなに親しまれるお店づくりをしていきたいのだといいます。
街の小さなお惣菜屋さんのこれからを、あたたかく見守っていきたいですね。

「うちのお惣菜は、一度食べたらまた食べたくなりますよ。たぶん、2週間に1回くらいのペースで来ると、ちょうどいいんじゃないかなと思います(笑)。」と大上さん。

『おーちゃん』自慢のコロッケやからあげは、お母さんが作ってくれた家庭の味。今晩のおかずに迷ったら、カラカラ…とお店の扉を開けてみてくださいね。