【沖縄・読谷】『パン屋 日常』上質素材を使用したお手頃価格のパンが人気のお店
2017年4月にオープンして以来、地域の方の“日常”に欠かせない存在となっている『パン屋 日常』をご紹介します。
こちらは、こだわりの素材を使用した焼きたてのパンをお求めやすい価格で販売しています。優しい甘さのクリームが入ったパンや、長時間発酵させて小麦の甘さと歯ごたえを追求したパン…バリエーション豊かな商品は、どれを食べてもおいしいと評判です。パンづくりで大切にしている点や今後の展望などを、店主の屋宜さんにうかがってきました。
店名に込められた想い
『パン屋 日常』は、パン職人の屋宜さんが開店したパン屋さんです。
読谷村出身の屋宜さんは、それまで沖縄市にある約30年続く老舗のパン屋で修業していましたが、“いつかは家族でお店を持ちたい”との予てからの夢を実現させるため独立。地元の読谷村内で、大きなスーパーもあり人通りの多いこの場所を選び、2017年4月に同店をオープンさせました。
ほかにはない珍しい店名は、“お客様に日々食べてもらいたい”という想いから決めたそうです。その開店当時の意志を貫き、現在も屋宜さんは地域の方の“日常”になれるパンを作り続けています。
豊富なパンと温かい空間
可愛らしいカエルのキャラクターの看板を通り抜け、店内へと足を踏み入れると、そこには自然の光が差し込むナチュラルで居心地のいい空間が広がっています。誰でも気軽に入れる“カジュアル感”と、パンを購入しやすい“広々としたスペース”を意識して作り上げた内装は、パン選びが楽しくなる工夫に満ちています。
そのひとつが、豊富に並んだパンの数々。フランスパンなどハード系のパンから、ふわふわのパン生地にチョコやクリームの入ったスイーツ系のパンまでバリエーションに富んでいるため、どんな方でもお気に入りの一品を見つけられそうです。さらに、陳列棚が壁に沿ってコの字型になっているのも同店のこだわり!トレーとトングを取ってからレジに進むまでの流れができ、窮屈な思いをせずスムーズに店内を移動できます。
厳選した食材を使用
コンセプトは、日常的に食べられるパン。奇を狙った商品ではなく、シンプルで飽きのこないものを心がけています。使用している素材にもこだわりがあります。
卵は、読谷村内のはなファームから“EM地養卵”を仕入れています。鶏舎のなかを自由に行き来できるストレスの少ない環境の鶏から生まれたこちらは、まろやかで甘みも強いのが特徴です。ほかにも、九州産の生乳100%の“高千穂バター”や、栄養価が高くコクがある“きび砂糖”といった厳選した食材を使用しています。
屋宜さんの一押しは、“紅生クリームパン”だそう。読売村の特産品である紅芋をベースト状にしてホイップした生クリームに混ぜて作る特製クリームがたっぷり入ったパンです。口の中で広がる紅芋の香りと優しい甘さがやみつきになりますよ。ふわっと柔らかいパン生地との相性や、芳ばしいゴマのアクセントも絶妙です。午前中で売り切れてしまう日もあるほどの人気商品なのだとか。
お手頃価格が嬉しい!
リーズナブルな価格がうれしい同店。ミニクロワッサンは1つ30円、塩パンは80円、そのほかのパンも100円〜200円ほどです。ボリューム満点のサンドイッチやバーガー、ピザも300円前後と良心的な価格なのもうれしいポイント。きちんとした食材を使用して作っているにもかかわらず値段は控えめ。まさに“日常”使いしたいパン屋さんですよね。
地域の方の“日常”に
今後について、「長く続けられるお店にしたいです。うちのパンが地域の方の“日常”になることが目標ですし、自分にとってもパンづくりをする日々が“日常”になっていければ嬉しいですね。」と屋宜さん。
同店では、事前に予約すればサンドイッチやお惣菜を盛り合わせたオードブルや、ホールケーキも注文できます。パーティーや地域の会合などにも便利ですね。
朝食やランチ、ちょっと小腹が空いたとき、子ども達のおやつ、友人同士の集まり…何気ない日常に彩りを添えてくれる『パン屋 日常』のパン。どうぞ皆さんも、同店へ足を運んでみてくださいね。
店舗名 | パン屋 日常 |
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住所 | 〒904-0305 沖縄県中頭郡読谷村都屋261-2 |
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電話番号 | 098-956-5908 |
営業時間 | 10:00-19:00 |
定休日 | 日曜日 |
ホームページ | https://www.facebook.com/パン屋-日常-284918721921227/ |
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