※閉店※【沖縄・本部町】イタリアンを定番へ!『ピッツェリア レッコ』の“生地・素材・焼き方”にこだわった絶品ピッツァに拍手喝采
2012年にオープンして以来、“イタリアン”の第一線で活躍している本部町の人気店『ピッツェリア レッコ』をご紹介します。お店があるのは美ら海水族館から車で2ほどのところ。カジュアルな雰囲気のなかでいただく同店のピッツァは、「生地がもちもち、沖縄食材がおいしい」と評判で、幅広いお客さまに支持されています。手作りを徹底し、毎日生地を仕込んでいるオーナーの富澤さんに、ピッツァへのこだわりやお店づくりで工夫している点をうかがってきました。
食材の宝庫・本部町のイタリアン
今回紹介する『ピッツェリア レッコ』は、県道114号線沿いにあるピッツァの専門店です。美ら海水族館など本部町の観光スポットからも近く、アクセスは抜群です。
同店は、2012年にオーナーの富澤さんがオープンしました。富澤オーナーは2008年に東京から沖縄へ移住。それまでは、イタリアンを中心にフレンチ、カルフォルニア料理店、ホテルなどで飲食や接客の仕事を経験してきました。
開店の場所を本部町に選んだ一番の理由は“食材”だといいます。お肉や果実をはじめ上質で美味しい食材が揃うのが決定打だったそうです。
店名の“レッコ(lecco)”はイタリア語でご馳走の意味。おいしいものを提供したいという富澤オーナーの想いが込められています。
気候に合わせ生地を毎朝手練り
ピッツァづくりのこだわりは、“生地・素材・焼き方”の3つです。
まずは“生地”。お店では、毎日その日の朝にピッツァ生地を仕込んでいます。以前富澤オーナーが働いていた東京のピッツァ店では、前日の夜に生地を仕込むことが多かったのだとか。しかし、沖縄と内地の気候は異なるため、当日の朝に仕込む方が、よりベストな状態でお客さまに提供できるのだそうです。
富澤オーナーは、日々の気温や湿度によって、イースト菌の量を0.1g単位で調整しているとのこと。まさに日々の鍛錬が生み出した職人技ですよね。
さらに、生地の練り方は、塩水をベースに、そこへ小麦粉を加えていくという本場イタリアと同じスタイルを採用。機械は一切使用せず、“手”だけで練っていくのが心情です。
沖縄県産の上質な食材を使用
そして、第二のこだわりは、“沖縄県産食材”です。生地に使用している小麦粉は、1955年創業の県内唯一の製粉企業である沖縄製粉から仕入れたもの。また、塩は県内産の天然塩、ピッツァの具材の野菜やハーブ、お肉なども可能な限り沖縄で作られたものを使っているそうです。
もっちり食感の秘訣は専用釜
完成間近のピッツァ、最後の良し悪しを決めるのが“焼き方”です。同店では、ピッツァ専用の機器を開店当初から愛用しています。この専用釜は、内部が石の炉床になっており、温度はなんと400度まで上がります。短時間のうちに高温で一気に焼き上げることで必要以上に水分が飛ばず、もっちりした食感のピッツァ生地に仕上がるのです。
過ごしやすい空間を目指して
白色と木調で統一された店内は、清潔感が漂う爽やかな印象です。目に留まるのは、各テーブルサイドに設置された水槽です。近隣の海からオーナーがお子さまと一緒に捕獲したカラフルなお魚が顔を覗かせており、さながら小さな水族館といったところ。これなら幼いお子さま連れのご家族も、食事前の待ち時間を楽しく過ごせますね。
ピッツァの購入は、メニューを選んでからお会計までを先に済ませるキャッシュオンスタイル。
土地柄、県外からの観光客が多いため、お食事の後の予定が詰まっている方でもスムーズに過ごせるようにと、営業していく中でこの方法を取り入れました。
今後は、イタリアンの定番スイーツ・ジェラートに焦点を絞った店舗の展開も考えているといいます。
「イタリアから来た旅行の方や、味覚が敏感なお子さまにも“おいしい!”と言っていただけるのがうれしいです。もっと沖縄でもイタリアンをスタンダードにしていくのが目標です。」と富澤オーナー。
皆さんも、『ピッツェリア レッコ』を訪れて、こだわりの詰まった絶品ピッツァを召し上がってみてはいかがでしょうか?
店舗名 | ピッツェリア レッコ |
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住所 | 〒905-0205沖縄県国頭郡本部町字山川64-4 オアⅡ1-A |
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電話番号 | 090-9310-8900 |
アクセス | やんばる急行バス ホテルマハイナバス停留所から徒歩6分 |
営業時間 | 11:30~19:30 |
定休日 | 火曜日 |
ホームページ | https://lecco.jimdo.com |
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